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札幌・円山生活日記

ライラックめぐり〜川下公園〜

川下公園は札幌市白石区にある1999年(平成11年)オープンの総合公園。世界のライラックを植栽した「ライラックの森」、水遊びのできる「カナール」、バーベキューが楽しめる「ピクニック広場」や屋外スポーツ施設、さらには温水プール等屋内施設のある「リラックスプラザ」などを備えた全天候型施設です。昨年と今年は新型コロナのため大通公園と川下公園で行われる「さっぽろライラックまつり」は中止となりましたが例年のように咲くライラックは訪れる多くの人を楽しませています。

今日は「ライラックめぐり〜川下公園〜」です。「大通り公園でのライラックめぐりの記事」でライラックは「もういいかな?」と書いたのですが「川下公園」が「大通公園」とともに「さっぽろライラックまつり」の会場だとは不勉強で知りませんでした。それではと公園のウェブサイトを見ていると同公園のライラックは種類も多く長く楽しめるようなので気に誘われて出かけてまいりました。 アクセスは地下鉄東西線「白石駅」から中央バスで「白石高校前」で下車し歩いて5分程でした。

「北白石川(旧豊平川)」に面した公園の入口。橋の欄干がライラックです。
公園に入口近くの「小噴水」と「壁泉」に伸びる「カナール」。いずれも現在運転休止中ですが運用されれば涼し気でしょう。
「壁泉」。稼働時には上部から水が流れ落ちるとか。今は丁度日陰の休憩スペースになっているようです。

【ライラックの森】
「壁泉」の奥側が「ライラックの森」。札幌市の市木であるライラックを多くの市民に楽しんでもらえるように造成され、世界各国から収集した約200種1700本のライラックが5月から7月にかけて花を咲かせます。

「ライラックの森」内には芝生の広場もあり花の香薫るなかで子供を遊ばせている人達も。
「ライラックの森」の見取り図。これだけの種類が一堂に植栽されていると見事な景観で華やかな香りも一体に広がります。
「開花カレンダー」。訪問時では「フレンチライラック」と「ヒアシンスフローラライラック」が見頃のようです。

【見頃のライラック】
見頃と感じたライラックの一部を紹介します。

ヒアシンシフローラ「オールドグローリー」アメリカ
同上。右側には3枚に切れ込んだ子花が見えます。

フレンチライラック「アロイス」アメリカ
同上。

フレンチライラック「スプリングパレードアメリカ
同上。

フレンチライラック「ポウリン フィアラ」
アメリカ
同上。
自転車とライラック

【印象的なライラック】
数多くのライラックの中から特に色合いなどから目を惹いたライラック2種です。

フレンチライラック「エクセレント」オランダ
同上。
フレンチライラック「エチオピア」アメリカ
同上。

【ラッキーライラック】
お約束の「ラッキーライラック」です。

フレンチライラック「アモール」ドイツ
中央に5枚の小花(ラッキーライラック)があります。
同じ木にこちらは6枚に切れ込んだのと5枚のの共演。ダブルラッキーでしょうか。幸せを呼ぶ木ですね。
のんびりと昼寝に良さそうな広場です。奥が「ピクニック広場」。

【遅咲きのライラック】
「ライラックの森」の東側には遅咲きのライラックが広がります。これが咲くと可憐な雰囲気だろうと思わせるものが多くありました。これらにはクラーク博士が1876年にマサチューセッツ州に送った日本のライラック(ハシドイ)の子孫も含まれ120年余の時を経て札幌の地に里帰りしたものもあるとか。

「ミスカナダ」
同上。
「スリーピングビューティ」
同上。

「ウスゲシナハシドイ」

「シセンハシドイ」
散策最後に「展望台」の昇り「ライラックの森」を望みます。
反対の正面入り口方向。中央の「カナール」の右側が野球場で左側が芝生広場です。散策を終了しバス停へ向かい帰路につきました。

さすがは「さっぽろライラックまつり」の会場です。これだけのライラックが咲き誇っていると見事と言うよりほかありません。香も華やかでマスクを外して存分に楽しみたくなりました。充実のライラックめぐりでした。来年は会場で「ライラックまつり」楽しみたいものです。ありがとうございました。

「川下公園」
川下公園管理事務所
札幌市白石区川下2651番地3外
℡(011)879-5311 
https://www.sapporo-park.or.jp/kawasimo/
(2021.6.3訪問)

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