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札幌・円山生活日記

北海道神宮例祭(16日神輿渡御&17日後日祭)

“札幌まつり”として親しまれる「北海道神宮例祭」は6月14日から17日に斎行。明治5年(1872年)から脈々と続く札幌随一のお祭りで16日に行なわれる「神輿渡御」は3年ぶりの復活です。例年より規模は縮小されましたが北海道神宮の神様をのせた4基の神輿を中心に8基の山車と一緒に多くの市民が市内を練り歩きました。

昨日・今日と14日(火)の「宵宮祭」と15日(水)の「例祭」に続いて「北海道神宮例祭」に出かけてきました。16日(木)には北海道神宮の神様を伸せた4基の神輿を中心に伝統衣装に身を包んだ総勢約760人が市内を練り歩く「神輿渡御」が実施されました。雨がちの生憎の天候でしたが沿道には多くの市民や観光客が集まり賑わっていました。そして翌17日(金)には「後日祭」の神事が執り行われ4日間の「北海道神宮例祭」が幕を閉じました。

【神輿渡御:17日(金)午前9時頃~】
表参道沿いの「北海道神宮御祭禮」の幟旗。午前9時少し前の天候は雨。幟旗が濡れています。

「第二鳥居」。初めてなので「御出輦」の場所が判りません。こちらではないようです。

【御出輦】
「神門」近くまで来ると「令和の鳥居」外の駐車場から鳴り物の音が聞こえてきました。そちらへ急いで駆けつけると丁度出発の時間でした。


4基の神輿も順番に御出輦していきました。


「第一鳥居」に先頭が到着。
先ずは御神職一行が人力車で移動。

続いて猿田彦。
「維新勤王隊」と幟が出ていた横笛演奏の皆さん。
そして4基の神輿が続きます。

「明治天皇」。
「大国魂神」 。沿道の市民に飾り紐を触らせてくれていました。 
最後尾。このあと一行は市中へ向かい途中で8基の山車と合流し最大で約760人が参加する「神輿渡御」となったようです。ただしルートも参加者数も例年より縮小された規模だったようです。


当初予定では「頓宮」での「駐輦祭」や出発の模様を見ようと思っていたのですが昼の予定が長引いて創成川イーストエリアで見物。

【御還輦】
御還輦の模様です。予定より遅れ午後3時30分ころに一行が「第一鳥居」に戻ってこられました。

「北1条・宮の沢通り(表参道)」の坂を進みます。

「令和の鳥居」から入内。
「神門」は閉ざされています。多くの人達が御還輦を待っていました。
猿田彦が神輿の誘導役のようです。

雨で濡れた階段で滑らないように慎重に神輿が神門内へ運ばれます。
鳳輦上の大鳥が締め縄に当たらぬよう細心の注意で入って行かれました。
この後は再び神門が閉ざされました。「還輦祭」は非公開のようでした。

参道の屋台は天候もあり前日ほどの賑わいではありませんでした。

「公園口鳥居」。

【後日祭:18日午前10時~10時40分】
「後日祭」です。警備員の先導のもと御神職巫女等祭員一行が拝殿に進みます。 
御神職巫女等祭員一行の衣装も人数も15日の「例祭」に比較するとシンプルです。

御斎主による祝詞奏上。
 
御神楽の舞の奉納。


雅楽を演奏される皆さん。

神事が終了し拝殿より退出される御神職巫女等祭員一行。
この後、社務所に戻って行かれました。お疲れ様でした。

社務所前には小さな石(さざれ石)が長い年月をかけて岩石(巌)となった「さざれ石」があります。国歌「君が代」の「さざれ石の巌となりて(さざれいしのいわおとなりて)」です。

その足元に神宮のリスがいました。

神門内に戻り「祈祷受付」へ。
「大祓い人形」のお祓いをお願いしてきました。
「祈祷受付」の待合には「例祭」の人形が飾られています。
見事なものです。
作者の皆さんでした。

参道の屋台も後片付けです。
「公園口鳥居」周辺にもいつもの静かな雰囲気が戻ってきました。

6月14日から連日で3年ぶりに「神輿渡御」が復活した「北海道神宮例祭」を楽しみました。初めてで勝手が判らず「神輿渡御」の全容を捉えることができなかったことは反省点です。また予想以上の人出で入場制限が設けられたという「中島公園」には今回行けませんでした。それでも「YOSAKOIソーラン祭り」 の際と同様に街全体が少しづつ平常に戻りつつあることに感慨しました。来年には更に規模も戻った「北海道神宮例祭(札幌まつり)」が楽しめることを期待します。ありがとうございました。

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2021.6.16・17訪問)

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