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札幌・円山生活日記

さぁ!まわろうSAPPORO2021~札幌ドーム展望台~

2021年にオープン20周年を迎えた「札幌ドーム」。日本最北の全天候型ドームとして「北海道コンサドーレ札幌」と「北海道日本ハムファイターズ」のサッカー・野球2プロチームの本拠地です。併せて音楽コンサートはじめ開業以来さまざまなイベントが開催されています。またドームには地上約53メートルの高さからの大パノラマを見渡すことのできる展望台が設置されています。

つきさむパンケーキ金のスプーン」の次は「さぁ!まわろうSAPPORO2021」で無料開放中の「札幌ドーム展望台」です。「札幌ドーム」は「さっぽろテレビ塔」、「大倉山」、「藻岩山」等の高いところから市内を展望した際に必ず目につくランドマークのような存在ですがドーム内に入るのは初めてです。しかも屋根から飛び出すように設置された「展望台」が無料開放されるということで楽しみにやってきました。場所は地下鉄東豊線「福住駅」から徒歩10分弱です。駅から地上に出ると南側に見える「札幌ドーム」の威容を目指して歩いて行けば迷うことなく到着します。

「羊ケ丘」に着陸したUFOのような「札幌ドーム」。
「札幌ドーム遊歩道」を北ゲート方向へ歩いていきます。
遊歩道一番奥の北ゲート③横「総合案内」が「展望台」への入口です。
「総合案内」前には札幌ドームの妖精「チャームコロン」。ドームが開業15周年を迎えた2016年6月2日が誕生日だそうです。


「総合案内」で受付を済ませてエレベーターで3階に上がると施設の説明がありました。その中で特に目を惹いたのがサッカーと野球両方の開催を可能にした世界初のシステムという「ホヴァリングサッカーステージ」 。
野球モードからサッカーモードへの転換の説明。野球フィールドの人工芝を巻き取り「プレイヤーズビューシート」を撤去。
外野裏のムービングウォールが左右に開くと屋外の縦120m、横85m、重さ8,300tの巨大な天然芝のステージが、空気圧によって7.5cm浮上し、34個の車輪を使い分速4mで移動しドーム内に入ってくるそうです。
ステージが旋回式可動席とともに90度回転し野球の内野席とサッカーのメインスタンドを一致させ、ムービングウォールの閉鎖と可動席を復元してサッカーモードへの転換が完了。人工芝の野球グランドでどうやってサッカー試合を行うのだろうと話していたのですがこれで納得。すごいシステムです。

3階コンコースから見たドーム観客席。野球・サッカー時4万2,000席だとか。
野球のバックネット裏上部あたりに「展望台」が見えます。
ムービングウォール側。人工芝が全て巻き取られコンクリートの床面が露出したコンクリートモード状態です。おおむねこの状態でコンサート・展示会の設営作業が行わられるとか。

入口に看板が出ていた12月3日~5日開催の「オンワード札幌 - スーパーポップアップストア」の開催準備なのでしょう。

展望台へ向かうエスカレーターです。
エスカレーター内部。“未知との遭遇”気分です。
4階から見たアリーナ。


展望台入口にはメモリアル・グッズが展示されています。こちらは2013年7月のオールスター戦パ・チーム選手のサイン・ボール。
先発投手は楽天イーグルスの田中選手。

こちら世界のスーパースター・リアル二刀流大谷選手。お宝ですね。


2011年8月のキリンチャレンジカップ対韓国代表戦の日本代表選手のサイン入りユニフォーム。

日本代表(SAMURAI BLUE)選手。

それでは展望です。
西側の札幌中心部方向。雨もあがり青空が広がります。
プリンスホテル札幌や観覧車が確認できます。
テレビ塔です。いつもは向こう側から見ていたのですが今日は逆です。

北側の風景。中程の緑は「八紘学園北海道農業専門学校」あたりでしょう。

奧には「野幌森林公園」の「百年記念塔」が確認できました。

「展望台」から眺望見物を終了しエスカレーター乗降口に戻ります。

こちらは天井裏に渡された作業用通路「キャットウォーク」 。

「展望台」見物を終了し「総合案内」へ戻ります。


西ゲート前の「メモリアルコーナー」では開業20周年特別展示として、これまでのイベントの記念品や日本ハムファイターズ・北海道コンサドーレ札幌関連の歴史グッズが展示されていました。

2012年侍ジャパン対キューバ戦の長嶋監督ユニフォーム(右)と2015年11月世界野球WBSC対韓国代表戦の日本代表選手サイン入りユニフォーム(左)。

斎藤佑樹選手の初登板・初勝利時の投手プレート。
2017年11月嵐・札幌ドームコンサート。

向い側には2004年以来毎年選出される「札幌ドームMVP賞(サッカー部門・野球部門)」の記念プレートです。
大谷選手です。


最後に屋外を一周りします。こちら屋外オープンアリーナの「ホヴァリングサッカーステージ」。こんな巨大なのが移動するとは驚きです。
 
札幌ドームの敷地内には「アートグローブ」として国内外アーティストの作品が配置されています。その数合計24点だそうですが目に付いたのをいくつか。こちら國松明日香氏作《休息する翼》。

安田侃氏作《ひとつ が ふたつ》。
伊藤誠氏作《森の中》。
田中信太郎氏作《北空の最弱音(ピアニッシモ)》。

以上で「札幌ドーム展望台」見学ツアーは終了です。歩道橋を渡り「福住駅」から帰路に着きました。

本日も大変充実の散策でした。「さぁ!まわろうSAPPORO2021」施設無料化キャンペーンが無ければたぶん来なかったであろう「札幌ドーム」を訪問でき大変な喜びです。こんなに充実の施設だったとは驚きと感心でした。とりわけ「ホヴァリングサッカーステージ」は感動もので一度場面転換作業を見てみたいものです。もちろん展望台も楽しめました。ありがとうございました。

「札幌ドーム」
札幌市豊平区羊ケ丘1番地
営業時間 展望台10時~17時/キッズパーク10時~17時(新型コロナウィルス感染対策の為、現在は休業中)/トレーニングルーム9時30分〜21時
定休日 不定休
料金 展望台入場券/大人520円、小・中学生320円/トレーニングルーム/一般500円、高校生・65歳以上300円駐車場300円/2時間 ※イベント時は別途電話 011-850-1000(代表)/011-850-1020(ドームツアー・展望台運営担当)
公式サイトhttps://www.sapporo-dome.co.jp/ 
(2021.12.1訪問)

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