お兄ちゃん日記

2017年9月14日、今日からこのブログでやってみることにします。

広くて薄い紐帯

2024-07-23 04:16:17 | 日記
広くて薄い紐帯

この言葉は20年程前に僕の当時の師匠が作った造語です。
この言葉は、浅くて広い交友関係を作ることとは全く意味が違います。
この「広くて薄い紐帯」は集団(群れ)を基底とし、個が自らをハブ的に機能し、自らのネットワークを広げていくことです。
解りやすく言うと、一人の個人を中心に、ある共通の問題意識を持つ人たちが自然発生的に作る集団(群れ)で、それがネットワークとして広がっていく様をいいます。 
ここでの個は集団を基にしながらも、自らのハブ的能力を問われます。
このハブ的能力のことを環境変化適応能力と考えているそうです。
例えば、僕を中心(ハブ)として一つの大きなテーマに関心を持ち様々な人が、自然発生的にネットワークができ、その繋がりがいつの間にか広がっていく状態で、そこにはハブとしての強力な影響力が潜在してなければならないのです。
このような関係から「広くて薄い紐帯」はスケールフリー・ネットワークとランダム・ネットワークのハイブリットと捉えることができるのです。
この「広くて薄い紐帯」の一つに20年以上たった現在でもネットワークとして機能していることが、言い得て妙であると僕は思っているのです。 
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