教員におすすめの教育書 厳選して紹介します

学校現場の教員,教師にとって,おすすめの教育書を紹介しています。

新卒教師が読んでおいた方がよい本

2009-01-13 19:13:44 | Weblog

◇4月から教師として現場に出る人に向けたオススメ本を紹介します。
 
 これはオススメという本は、次の本です。
 
 ・「20代でプロの教師になれる」 大前暁政著
 ・「授業の腕を上げる法則」 向山洋一著
 ・「若い教師の成功術」 大前暁政著
 ・「有田和正の授業力アップ入門―授業がうまくなる十二章」 有田和正著
 ・「国語教師・新名人への道」野口芳宏著
 ・「本気の教育でなければ子どもは変わらない」 原田隆史著
 ・「子供を動かす法則」向山洋一著
 ・「ADHD/LD指導の基礎基本」横山浩之著
 ・「フレッシャーズ教師の教室づくり」前田康裕著
 ・「困難な現場を生き抜く教師の仕事術」野中信行著
  
 新卒教師の最大の弱点は経験が少ないことです。
 経験の少なさを、本でカバーするしかありません。
 失敗を回避するのです。

 これらの本は、いずれも、即戦力で役立つことでしょう。

 学生のうちに、できるだけ多くの本を読んでおくというのが周りと差をつけることになるのです。
 
 新卒で学級崩壊を起こし、教職を辞す人が年々増えているという現状があります。 
 現場に出たら、否が応でも様々なことに対応していかなければなりません。
 現場に出るまでにどれだけ準備できるかが「勝負」です。

 


新卒教師の心得5

2009-01-13 19:10:02 | Weblog

  新卒教師として4月から現場に出る人に向けた重要なポイントを紹介します。
 現場に出たら、次々とやることがあります。
 そんな中、仕事の経験がない新卒教師は、右往左往してしまいます。
 
 仕事を焦らずに、先手を打っていく方法があります。
 
 最大のポイントは、「シミュレーション」です。

 最低でも、明日の予定は必ず、一度頭の中で想像する作業が必要です。
 できれば、1週間分の予定を立てておきましょう。
 精神的にも落ち着きます。
 
 初任者には、担当の先生が1人つきます。
 その先生に、研修で授業のやり方や学級経営のやり方のアドバイスをもらえるわけです。
 (ただし、初任者と同じ学校にいない場合もあります。
 1人で何人もの初任者を担当しますから、隣の学校にいることもあるのです。)
 
 私が、初任者担当の先生に一番強く教えてもらったのが、「シミュレーションをしろ」ということでした。
 明日の予定を立てるのはもちろんのこと。
 授業の展開も考えておく。
 朝の会の予定も考えておく。
 行事があるのなら、どういう動きをして、いつどこで誰が何をするのかを確認しておく。
 
 なぜ、教師があらかじめシミュレーションをしておかないといけないかというと、理由があります。
 それは、リーダーシップの発揮のためなのです。
 あらかじめ予定がわかっているから、子どもを引っ張っていけるのです。
 もし、教師が行き当たりばったりの行動しかできず、後手後手にまわっているのなら、子どもからの信用が得られません。
 先手先手を打って行動していくことが、子どもからの信頼を生むのです。