8カ月を過ぎた頃からコップで飲む練習を始めたのですが、コップを口元に持って行ってもふちをガリガリかじるだけ。今にして思えば、この頃はスプーンでさえ口の中にさじの部分を入れて傾けてあげなければ液体を飲めなかったので時期尚早だったのかもしれません。
れんげやお猪口でコップの練習をするとよいという話を聞き、お猪口を少し大きくしたような陶器で練習していたのですがなかなかうまく行きません。ふちが分厚過ぎるのかもしれないと思い、途中からプラスチック製のコップに変えました。が、相変わらずコップのふちをガジガジ。それでも少しずつ進歩して、コップを傾けてやると口を開けて飲もうとしてくれるようになりました。といっても飲んでいるというよりこぼしていると言った方がよいような状態が長らく続きました(^。^;)
普段は何気なく飲んでいますが、コップで飲むのって
コップのふちを唇で挟む→コップを傾ける→液体を口の中に流し入れる→口の中にためた液体を飲み込む
という何段階にもわたる作業を行っているんですね。今まで気付きませんでした。
コップからこぼさず飲めるようになったのは10カ月を過ぎた頃です。体重不足のため医者から母乳だけでなく粉ミルクを足すように言われているのですが、哺乳瓶を嫌がり、ストローでも飲みません。私は「飲まないんだからしょうがない」と諦めてしまっていたのですが、主人は根気よくスプーンで一匙ずつ飲ませていました。その甲斐あってかスプーンからゴクンと飲み込むのが上手になり、それと共にコップでもだんだんこぼさずに飲めるようになりました。
コップで飲めるようになって何がうれしいかというと粉ミルクを飲んでくれることですね。といっても今はまだせいぜい50mlですが、これでも前に比べたら格段の進歩です。この調子でたくさん飲んで大きくなって欲しいものです。