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イスラエル 交渉団をカタールへ 戦闘休止など交渉再開の見通し

2024-03-16 06:42:14 | ニュース
イスラエル 交渉団をカタールへ 戦闘休止など交渉再開の見通し
2024年3月16日 6時36分 イスラエル・パレスチナ
イスラエルとイスラム組織ハマスの間の戦闘休止などに向けた交渉について、イスラエル側は15日、再び交渉団をカタールに送ることを決め、中断していた交渉が再開される見通しとなりました。

イスラエルとハマスの間で、カタールなどを仲介役として続く戦闘の休止と人質の解放に向けた交渉は、双方の溝が埋まらず、一時、中断していましたが、ハマスは、イスラエル側に新たな案を示したことを明らかにしています。

ロイター通信はこの案の詳細についてまずはハマスが人質のうち女性や高齢者などを解放することを条件にイスラエルが刑務所に収容している700人から1000人のパレスチナ人を釈放するものだと伝えています。

そのうえで双方が停戦の日程などで合意し、さらに人質の解放を進めるなどとしています。

イスラエル首相府はハマス側の案について「非現実的な要求だ」とする声明を出したものの15日に交渉団を再びカタールに送ると発表し、中断していた交渉が再開される見通しとなりました。

一方で、イスラエル首相府はネタニヤフ首相が避難者など150万人近くが住むガザ地区南部のラファへの地上作戦の計画を承認したことも明らかにし、交渉に先立ち、ハマスへの圧力を強めています。
ラマダンが始まって最初の金曜日
 
こうした中現地では、イスラム教の断食月、ラマダンが始まって最初の金曜日を迎え、エルサレムの旧市街にあるイスラム教の聖地には集団礼拝のためおよそ8万人が訪れました。

現場付近では大きな混乱は見られませんでしたが、一部の少年がイスラエルの治安部隊によって立ち入りを拒否される様子も見られました。

また現地メディアはヨルダン川西岸からのパレスチナ人の訪問も大きく制限されたと伝えています。

立ち入りを拒否されたパレスチナ人の少年は「イスラエルの治安部隊は何も確認せずに私の顔だけを見て引き返すよう言いました。ほかの少年も同じように言われました」と訴えていました。

米 ブリンケン国務長官 交渉前向きに進むことに期待示す
アメリカのブリンケン国務長官は15日、訪問先のオーストリアで「まだ残されている溝を埋め、合意に達することができるよう、イスラエルやエジプト、カタールと集中的に取り組んでいる。私が今こうして話している間にも協議は行われていて、数日間続くとみられる」と述べました。

そして、イスラエルがカタールに交渉団を送ると発表したことについて「停戦を実現し、人質を取り戻すとともに人道支援を拡大させるため合意に達することが緊急であり、その可能性があることを示している」と述べ、交渉が前向きに進むことに期待を示しました。

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