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大阪人の、アトランタ日記

ダンナが2010年10月にアトランタへ転勤となり、
大阪人も2011年1月に渡米。
夫婦揃って初海外生活スタート!

出産手記 その1

2011-06-28 14:06:15 | 妊婦生活
18日の夜10時過ぎに退院してきました。というか、夜に退院ってなんかイメージになかったから不思議な感じ。そっからダンナと二人、慣れない育児に奮闘し、すっかりムスコ中心の生活になっております。

さて、今回のアメリカでの出産についてワタシ達自身の記録として、そしてこれからアメリカでご出産される方の参考になれば、と思いできるだけ省略せず”事実”を記載させて頂こうと思います(ま、ワタシの主観は多分に加味されますが・・)
幸い、本ブログに大変協力的なダンナが時系列での出産の記録をまとめてくれてましたので、こちらを用いて報告させて頂きます♪

6月15日(水)
朝9時に診察。予定日を2日過ぎてるけど、全く出産の兆しナシ。この時で子宮口はまだ1cmしか開いていない、とのこと。
ドクターに夜8時に出産病棟に来て入院するよう指示を受ける。

ダンナは会社へ、ワタシは入院準備と大掃除。。。

夕方、ダンナの帰宅時にこんな時に限ってサンダーストーム到来。。
豪雨&雹の中帰宅し、入院準備をしていざ病院へ!

・・・のはずが、車のタイヤから変な音が!
なんとタイヤにクギが刺さっており、家に戻り、もう1台の車に乗り換え、今度こそいざ病院へ!ああ、せっかくカーシートをセッティングしたのに。。。
サンダーストームの音がスゴ過ぎてタイヤにクギが刺さったのに気が付かなかった模様。
よくよく考えてみたら無事帰宅できただけでもありがたいっ。。。

車のトラブルで結局9時前に入院手続き。
部屋に入るとナースがきて、ムームーみたいな部屋着に着替えるよう指示され、その後大量の書類の説明&署名。電話を使用しての日本語通訳さんが間に入ってくれたため、とってもスムーズ!

夜10時過ぎ点滴用の針を手の甲に打たれる。これが思ってたより痛かったー。おじいさん&おばあさんってよくココに点滴してるの見るけど、痛いのにお気の毒やわ。。
ナースに明日はご飯食べれないから、食べるなら今食べておいてと言われ、家で作ってきたおにぎりを1つ無理やり食べておくことに。

そして、タンポンのような薬を膣に入れ2時間安静。。
子宮口を柔らかくするお薬らしく、翌日の朝までこのまま。

10時半ごろ、おもむろに入ってきたナースに採血されそうになったので、説明を求めると血液型の確認のため必要、とのこと。
さんざん検診時に採血してるのに、何を今更血液型の検査が必要なのか?!最初、献血するためって聞こえたんでめっちゃ抵抗したため、ナースにめっちゃ英語でまくしたてられ怖かった・・・。分かりやすい英語話してよね。。

6月16日(木)
朝5時に起こされ、昨夜のタンポン薬を抜き、子宮口を計るもまだ1cm。
そして・・・「浣腸するわよ」との恐怖の宣告。
「ドクターが昨日の朝、したくなかったらしなくて良いって言ってた。ワタシ、便秘じゃない~~」と浣腸拒否るも、「今朝3時に私はドクターから指示を受けてるの」の一点張りで、抵抗空しく浣腸させられることに、とほほ。。日本でも浣腸のお世話になったことない快便派なのに、アメリカの浣腸なんて強烈そうで恐ろしい・・・。
ナースが運んできたものは、イメージしていた”いちじく浣腸”的なモノではなく、でっかい点滴サイズ!「通常の半分の量にしたわよ」と・・・半分でも500mlくらいあるんじゃ。おしりにブスッとさされ、抜き終わるや否や、トイレに猛ダッシュ!あれは浣腸なんかじゃなく、腸内洗浄ですわ。今思い出しても苦しかった~。

その後いよいよ促進剤の投与開始。
8時過ぎにドクターが来てくれ、破水させられる。「これで陣痛が進むでしょう。またお昼過ぎに見にくるわ~」と言い残し診察へ。お産と検診を平行してこなしてるって、ドクターってほんとタフ。すごいわ。

10時過ぎからお腹の痛み(陣痛)がきつくなり、「痛い、痛~い」と言ってたら、ナースに「Painless Medicine 投与する?」と聞かれ、「もうちょっと耐える」と言ったものの、その5分後くらいに我慢できず、1本目のPainless Medicine投与。こんなんまだ陣痛のプロローグ的なモンなはずなのに(笑)
促進剤とかの点滴と一緒にPainless Medicineも投与し、なんかフワフワした気分になったな~と思ったら猛烈に眠たくなり痛みを忘れて1時間ほど爆睡。このPainless Medicineは3本まで投与可能なんだそう。

痛み止めの効果が切れたと同時に目覚め、更に陣痛がキツくなっており、早速2本目のPainless Medicineを投与。痛みの方が上回り、今回は寝れなくなってしまった。。
2本目の痛み止めの効果が切れたら、めちゃめちゃお腹が痛くってビックリ。
「えええ、こんな痛いのみんな痛み止めとか麻酔ナシで耐えてるの?!」立っても座っても歩いても痛くって、ダンナが心配して腰をもんでくれたりしたけど、痛いモンは痛い!
ナースに「Epidural(硬膜外麻酔)する?」と聞かれ、先生に診てもらってからしてもらおうと思い、しばらく耐えることに。というのも、ワタシが持ってる出産本によると、子宮口が4cm開いてからEpiduralを投与しないと子宮口がそれ以上開かない事態になる可能性もある、と書いていたから。

・・・でも痛過ぎて「んもー、こんなんムリ!こんなん老けるーーーっ!!!」と叫び、ナースにEpiduralを要求。
が、点滴をもう少し投与してからEpiduralした方が良いってことで、とりあえずはまたPainless Medicineの3本目を投与することに。

14時頃ドクターが来てくれ、子宮口がどれくらい開いてるか教えて欲しいと言うと、ワタシの痛みがひどいため、Epiduralしてからチェックしよう、ってことに。
モーガン・フリーマン似のジェントルな麻酔科医が登場し、Epiduralの処置について簡単な説明(だったんだと思う。痛みMaxだったため記憶なし)があり、いざ処置開始。
ベッドに座り枕を2個ほど抱えさせられ「絶対動かないで」とナースにも上から抱え込まれ身動き不可能。ワタシ的には戦闘能力ゼロ状態なんで、どうにでもしてくれ状態。
モーガン・フリーマンが針金?みたいな細いカテーテルを背中にプスっと刺し、動かないように背中にバリバリとテープで固定され完了~。

・・・あんなに痛かったのに、なんと全く痛くなくなってびっくり!!
Epiduralってば、スゴイ!!モーガン・フリーマンってスゴイ!!!
とダンナとフツーに会話もできる状態になり、またまた仮眠。。

既に長文になったため、その2に続きます~。








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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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赤裸々やね~ (こばゆき)
2011-06-30 01:10:31
すごいねー
これはムスコちゃんが小学生くらいになったら、読ませてあげたらいいと思うわ。ここまで自分が生まれる時のことを記録してもらえることって、そうそうないもの

子育ての合間での更新になるだろうから、のーんびり続編待つことにします

モーガンフリーマン…コカコーラ博物館の警備員を思い出したわ。まさかの今度は麻酔医での登場か。よくある顔なんか
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いたたたた… (KANA☆)
2011-06-30 07:09:58
あまりのリアルさに、私も何本も打たれた気分やわぁ。いたいいたい
ちなみに私は帝王切開だったので、産前の痛みではなく、術後の麻酔切れの激痛に、ベットの手すりにしがみつきながら耐えた記憶が…。
とっておきの痛み止め(本当に痛い時に使いましょうと言われた)は一番ピークの時に使おうと、ひたすら耐えてたら…結局ピークに薬を使うタイミングを逃し、フラフラで朝を迎えました。

痛み止めをいい感じで使ってる様子の大阪人さんに感心しきりです。
その後の“出産手記2”に興味津々です。

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こばゆきさんへ (大阪人本人)
2011-07-02 14:24:18
ありゃ、赤裸々過ぎた?!もっと赤裸々になるで(笑)

コカコーラにもおったなぁ~!
モーガン・フリーマン、めっちゃ多いで!ちょっと外出したら大概モーガンに出会えるもん。若干、ホンモノの顔忘れかけてきたわ。。
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KANA☆さんへ (大阪人本人)
2011-07-02 14:31:17
KANA☆ちゃんって、帝王切開だったの?!ワタシ、全然記憶になかったー。術後の麻酔切れの激痛・・・うう、めっちゃ痛そう。。
「とっておき」って思って痛み止めを残しておくのって、なんか分かるー!と言いながら、ワタシは即使ったクチですが・・。よく耐えられたよね、ワタシの方こそ感心しきりやわ!

のんびり書いてたら、どんどん長編になって既に「その3」まで書いてしまってんけど、興味ございましたら読んで頂戴♪
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