岡野隆浩 Photograph

一応プロカメラマンの端くれです。
主に自身で撮影した写真を載せています。

続EF-S60mm F2.8 MACRO USM。

2017年10月15日 16時36分00秒 | 写真カメラな事
 先週の金曜に(10/6)購入した「EF-S60mm F2.8 MACRO USM」ですが、初っ端の写真は散々だったので、10日間程EOS 7Dに付けっ放しにして徹底的に使いました。

「EF-S 60mm F2.8 マクロ USM試撮り。」は、こちら

 それでは行ってみたいと思います。
絞り開放(F2.8)で、おしろいばなをほぼ等倍で撮影。1953
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/100 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

 これで1/2倍くらい。2009
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/40 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

おしろいばなも、この位離れて2絞りすると安全圏。2057
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F5.6 1/80 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

これは1絞り。2067
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F4 1/160 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

少し離れていても開放(F2.8)で撮影すれば、引き立つね。2078
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/100 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

1絞りしてるけど、ピンの合わせたとこ以外、ボケている。2079
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F4 1/50 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

コスモス、絞り開放でいい感じ。2100
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/320 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

2絞りしてるけど、まだまだボケボケ。2101
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F5.6 1/100 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

 ここからは、マクロレンズとは言えシッカリ中距離、遠景も撮れます的な絵を。
朝、月が綺麗に出ていた。1959
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F8 1/500 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

鳥のシルエットが美しい。1995
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F8 1/250 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

絞り開放(F2.8)でも、これだけ距離があると美しいボケは得られないね 2014
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/1600 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

中望遠レンズとしてなら、これ位のシャッタースピードでも問題無し。2116
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F5.6 1/30 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

少し寄りだけど、何とか踏ん張れる。2117
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F4 1/25 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

 高感度特性のいいEOS 7Dとシャッタースピードを気にしないでいいISO感度Autoなら、ISが無くても手持ち撮影もサクサクいける。
愛用のPROTREK。2028
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/125 ISO3200 RAW→Exit-JPEG変換保存

大好きな葱海苔釜揚げしらす納豆ご飯も、より美味そうだw 2029
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F4 1/80 ISO2000 RAW→Exit-JPEG変換保存

逆光のポトスも2絞りしても楽々。2032
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F5.6 1/100 ISO1000 RAW→Exit-JPEG変換保存

絞り開放(F2.8)で、椎茸も芸術的に 2033
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/80 ISO800 RAW→Exit-JPEG変換保存

トランギアの刻印も雰囲気がいい。2050
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F4 1/100 ISO1600 RAW→Exit-JPEG変換保存

 ここからは、素晴らしいレンズだけどダメ出しもあるんです。
「EF-S60mm F2.8 MACRO USM」は等倍まで撮影出来るんだけど、体の支えの無い直立姿勢では等倍撮影はほぼ無理です。しゃがんでガッチリ支えても怪しいもんです。
1/2倍くらいまで何とかいけますが…。
こちら1/2倍です。ちゃんとピン来てます。2096
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2,8 1/250 ISO400 RAW→Exit-JPEG変換保存

ところが、ほぼ等倍では数枚撮りましたが、まともなカットは撮れず終い…。
外で等倍撮影するなら(室内でもだけど)三脚必須ですね。2097
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F52.8 1/320 ISO300 RAW→Exit-JPEG変換保存

逆光特性は良く、太陽を入れてもフレア、ゴースト共に発生していない。2000
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F11 1/8000 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

条件によって、ボケがゴワゴワして汚く写る時も…。2106
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/640 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

玉ボケを作ろうと絞り開放で(F2.8)で撮影したら、けっこう口径食が目立つね。2106
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F2.8 1/2000 ISO100 RAW→Exit-JPEG変換保存

経口食を改善しようと絞ると、円形絞りを採用していないので、玉ボケに絞りの形が…。
F5.6くらいならまだ円形と言えなくもないけど、やっぱり玉ボケがカクカクになる…。2003
Canon EOS 7D+EF-S60mm F2.8 MACRO USM
F5.6 1/50 ISO400 RAW→Exit-JPEG変換保存

それと絞り開放(F2.8)で周辺光量落ちが…っと言う記事を見かけたが、個人的には気ならないな。
何故なら青空を絞り開放で撮る事何て無いからさw

 「EF-S60mm F2.8 MACRO USM」APS-C専用で発売は、EOS 20D、20Da時代に出た製品だけど、コンパクトで、等倍撮影までイケる、上記の特性を考えても十分過ぎる程コスパはいいと思う。
後は、フルサイズ機で使えないのを良しとするかかな?
 実際EF50mm F2.5 コンパクトマクロと迷ったけど、こちらは生産終了品なので「EF-S60mm F2.8 MACRO USM」に軍配があがった。

 さぁ~これから色々と活躍してくれそうなので、使い倒すぞ~元取らんとな~

 最後まで、駄写真、駄文にお付き合いありがとうございましたm(__)m