クルマSNSサイトとしてクルマ好きに知られている”みんから”。そのクルマレビューの項目を参考に,二代目ポロロッカを総括してみました。
〔満足している点〕
・搭載エンジンの性能とACTによる燃費の性能が素晴らしく,また,スポーツとノーマルに切り替えられる可変ダンバーによる走行が素晴らしく,所有する満足度が高い。
〔不満な点〕
・オートホールド機能がないため,ブレーキペダルから足を離せない。夏場に足がつったとき,Ⅶが恋しくなった。
・アシストグリップがない,せめて助手席側には装備したほうが良いと思う。
・サイズはかつてのⅣに近づいたけれど,Cセグメントのゴルフとの差別化を感じる,やはり,ポロはBセグメントのクルマ。
・R-Line専用の装備が少ない。
〔総評〕
・不満な点があったとしても,路面からステアリングに伝わってくるインフォメーションがわかりやすく,運転が楽しくなる。
〔デザイン〕
・ワルター・マリア・デ・シルヴァが推進した水平基調とシンプルなデザインを継承しているところが気に入っている。
〔走行性能〕
・1.5リットル TSI Evoエンジンの性能と足回りが素晴らしく,不満はない。不満はないどころか,十分。
・乗りはじめた当初は,足回りが硬く感じられたが,前車のⅦと比べるからであって,今ではむしろ柔らかく感じる。
・純正装着されるContinentalのContiSportContact 5が足回りと合っている。
〔乗り心地〕
・BBSのホイールにMichelinのPilot Sport 5を組み合わせている今,ダンパーの動きがスムーズで,乗り心地に不満はない。
・純正装着されてきたホイール(Bonneville)だと,軽快な感じが薄れるし,少しバタつく感じがある。
〔積載性〕
・トランクにはアイスボックスやペットボトルの箱(2リットルを6本)を収めるぐらいなので,不便さを感じたことはない。
〔燃費〕
・おおむね,良好。ACTの恩恵を感じる。
・秩父への日帰りドライブでは,走行距離が120km~160kmで,17km~18km台の燃費数値がでている。
・近場の買い物では,走行距離が30km~50kmで,14km~15km台の燃費数値がでている。
・走行中,冬場を除いて,エアコンはほとんど作動させたことがない。
〔故障経験〕
・走行中に一度,”Discover Pro”の電源が落ちたことがあった。当日,ディーラーでテスター診断を実施し,データ取りを行ったがエラーログは検出されなかった。一度きりなので,故障経験とは言えないかも。