ロシアの大味さに魅せられるオッサン日誌

ミリタリー中心ですが、のんびり綴ろうと思います。

VFC社AK74キットのリアル化プロジェクト(3)

2007-04-25 | Deact/Airsoft

今回は、奥が深いなあと思っているAKスコープ用マウントプレートに拘ってみました。

VFC社製のAK74キット、何故か装着済みスコープ用マウントではユルユルで、スコープが取り付けられないのでホトホト困っていた所・・・

ベラルーシ製・ロシア製スコープ系を中心とする逸品をヤフーオークションで出品されている、とても親切な方がおられ、「74MPタイプ」というロシア製専用マウントを購入したのですが、これがドンぴしゃり!VFCの採寸したネジ穴サイズも合い、ベラルーシ製のスコープも寸分の緩みもなく、取り付けられました。

4種類か5種類ほどAK用のスコープ取り付けマウントがあることに加え、それぞれ、ちゃんとした名称まであることも、「74MPタイプ」マウントを譲って頂いた方から教えて頂き、改めて奥の深さに妙な感動を覚え、スコープ取り付けマウントのコレクションだけでも面白いなと思っている所です。

VFC社製のAK74キットの場合、僕だけなのかもしれませんが、この「74MPタイプ」しか合わず、「BMP01タイプ」だと、取り付け穴の寸法はピッタリなのですが、リベット部に当たって干渉してしまうのです。うーん、益々奥が深い。

 しかも、この「74MPタイプ」や「BMP01タイプ」も同様、AK熱狂マニアの海外サイトや英語のAK参考本を見ると、VFC社製キットの様に、レシーバー裏からビスで留めるのではなく、両先端部二箇所に加え、中央の計3箇所をリベットで留めていることが判り、下に掲載した実際のAK74Mの写真の様に、リベット止めスコープマウントを再現しちゃおう」となった訳です。

Photo Courtesy:TANTAL'S COLLECTOR'S SOURCE

でもって、作業開始。AKキットのレシーバー裏から、VFC社製のスコープマウントを六角レンチで取り外す。幸い、レシーバーにビス止め用穴とマウントの位置がドンぴしゃりなので助かった。素人がレシーバーに取り付け穴を開けるのは危険で、特に私の様な粗忽者が、ドリルで穴を開けている途中、ドリルが横滑りして、レシーバーに傷付けそうですし、ましてリベット打ちまでは、ちょいと自信なし。よって、今回は、VFC製のビス穴とネジを活用します。

次のステップは、「リベット留めスコープマウントの再現」というか、実際にリベット止めする訳ではないので、ギミックになる訳ですが、会社近くのホームセンターから、平リベットを購入し、頭の部分だけ欲しい訳なので、その他は鉄板用のペンチでカット。ヤスリでフラットに整形したら、それを「74MPタイプ」スコープマウントに瞬間接着剤で固定しました。

最後のステップでは、リベットが銀色なので、リベットを3箇所接着した「74MPタイプ」マウント全体に黒染めスプレーで着色。レシーバーの塗装とマッチする様に、つや消し黒の黒染めスプレーを使いましたが、そのままだと、レシーバーの色と合わないので、ひたすら、やわらかい布でこすりまくると、微妙に艶が出てきて、何とか色がマッチできました。あとは、レシーバー裏から、六角レンチを使い、「74MPタイプ」マウントをレシーバーに固着して終了!確かに、リベット無しのキットの状態より、リアルな感じになりました(という勝手な納得)。

完成してみると、どうも木製ストック版のAK-74キットにスコープは似合わないなあ、と以前から思っていたので、スコープはVFC社製AKS-74Nに装着することにして、木製ストック版は、光学機器は取り付け無いことにしました。まあ、付けたくなったら付ければ良いですし。あと、刻印に白いレダリングを入れてしまったのですが、これは邪道ですね。拭き取っちゃいましょう。

あと、話しは逸れますが、昨夜、「カラシニコフ・ライフルズ」という英語のAK/SVDシリーズ解説書(これは勉強になります)を読んでいたら、スコープマウント標準装備付きAK74は、正確に記すと、「AK74M(MはModernized、即ち、最新版とか改良版の略なになるのかな)」になる様で、木製ストックとハンドガードではなく、ポリマー製ストックとハンドガードになる様です。うーん、またまた奥が深い・・・。

まあ、細かいことはいいでしょう。旧ソ連・ロシアの製品自体が大味だし、そこがまた好きな所ですし、一線部隊や後方部隊では、スコープマント標準装備の「AK74M」ではない「AK74」にマウントを後付けする場合もあるでしょうし・・・。それにしても、私は相変わらず写真下手ですね。これじゃ、見えないっつーの。勉強します。


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