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無謀と言うべきか、平日の朝の3:30に起床し、4時過ぎまで頑張って32名の競合相手に何とか競り勝った従軍徽章と授与証明書がドイツから届きました。
徽章自体はスペツナツ徽章を付けた海軍歩兵のブラックBDUに既に付いていたので、1個ある訳ですし、実物の徽章自体も送料込みで1万円弱を出せば時々オークションに出るのですが、今回の主な目的はあくまで授与証明書。オークションのBid競争では万単位の競り合いになりましたが、この証明書が欲しかったので、文句は言うまい。後は超緊縮財政でしのぎます・・・。
★徽章は既にスペツナツ徽章を付けた海軍歩兵ブラックBDUに付いていて既にある訳ですが、今回の目的はあくまで実物の授与証明書・・・
このブログでは、敢えて「アフガン従軍徽章」と記していますが、これはあくまで「自称」です。スペツナツ徽章を付けた海軍歩兵ブラックBDUを斡旋してくれたロシア人に聞くと、このバッジにはロシア語で、「To a Warrior, Internationalist, USSR」と書いてあるのだそうで、意訳すると、「ソ連邦 国際(共産主義)戦士へ」とでもしておきましょうか。
この徽章、いつもお世話になっている「Yakovさん」にお伺いしたところ、アフガン従軍功労者だけに授与された訳ではなく、アンゴラなど旧ソ連軍が国際平和維持部隊で貢献した将兵にも授与されたということなので、「アフガン従軍徽章」というのはあくまで私が自分で勝手に付けた名称です。
と言うのも、旧ソ連のアフガン介入が国際平和維持と言えば聞こえはいいですが、まあ、当時のソ連はアフガン侵攻をその様に自己正当化していた訳で、アンゴラだモザンビークだに比べれば、授与者は圧倒的にアフガン従軍者なので、敢えて「アフガン従軍徽章」と記した訳です。
★流石にドイツの出品者というか、頑丈な箱に厳重に梱包して送ってきました。開けると赤い表紙に徽章。ロシア語読めない! "ГРАМОТА"="CERTIFICATE"=「証明書」しか判りません(トホホ・・・)。
★赤い表紙をめくると、黄ばみがかった白い表紙が出てきて・・・
★その表紙を開くと・・・当たり前ですがロシア語の羅列。俺に判るかい!
★どうやら1988年12月28日に授与されたものの様です・・・
★徽章自体は、お互いが握手しているという自己撞着的なデザイン。裏のスクリューバックには文字が刻印されてますがロシア語が読めません。製造印か?
★因みに、以下の様なアフガン作戦に従事したソ連軍将兵に授与された徽章も存在します。「アフガン国民(又はアフガン政府)からソ連軍将兵に感謝!」みたいな意味の徽章らしく、製造はソ連なのだそうな(何だそれ?)。因みに、この徽章を付けているソ連将兵の写真を見たことはありません・・・
Photo Courtesy : Russian Island
★他のオークションで出品されていた夏用パレード服。アフガン従軍徽章を吊っています・・・
※写真引用:忘れました・・・
脱線しましたが、1988年12月に授与されたということは、旧ソ連軍のアフガンからの撤退を決定した年な訳で、部隊の撤退直前か撤退後に授与されたということでしょう。高い買い物でしたが、色々勉強になる歴史的資料ではあります・・・
今回は意見するまで普通の授与証明(小型で携帯用のもの)と勝手に思っておりましたが、こりゃまた(公式授与の式典時に読み上げるようなタイプの)授与書じゃないですか!確かにこれは競争相手が山ほどいた筈です。
「ソ連邦最高幹部会議長:M.ゴルバチョフ」のサインが素敵ですね。88年12月の決定にはちゃんとアフガニスタンでの戦功と…以下略と書いてあるのでこの授与者はアフガン帰りで間違いないです。
いや~本当にいいものですね。
>アフガン人民からの感謝:
四角いリボンプレートを普通のメダルプレート(五角形)に付け替えたため、山ほどある他のメダルに埋もれてよく見えない…という高級軍人の写真を見たことがあります。形が特殊なので
上級軍人にとっては身につけにくいものだったみたいですよ。
授与証明書付きは、ソ連軍、東ドイツ軍物は入札率が高く、接戦ですからね。証拠付きになると、値段も高くなるはずですし、証明書自体、本人保管があるのでなかなか、出ないし、よほど、お金に困らない限り出て来ませんね^^;
インクを擦らずに見る方法としては、紙の裏からインクを入れた後の力加減が確認できるので、印刷物とは違うということが判るので。又、手で確認するときは、湿気のある時に、和紙、ちり紙で圧力をかけると転写するので判ります。
紫外線が強いので、インク文字の劣化に気をつけて
証明書、素晴らしいの一言ですね!
夜まで(朝かな?)まで粘ったかいがありましたね!
早くアフガン従軍功労徽章を生で見たいです!(今日は何も届きませんでした… トホホ)
やたらと入札者が多く、なんでこんなに多いのかと不思議に思いながら、「よっしゃ!人気なんだな!」と思って朝3:30に起て頑張った甲斐がありました。式典で読み上げられる様なものだったんですね。貴重情報、いつも感謝しています。
ロシア語読めずに画像だけ見て入札するといのは無茶したものです。
UP画像が綺麗に見えるのですが、結構日焼けしてしまっています。大切にしておこうと思います。
ロシア語勉強しておかないと知らずに放り投げておくところで、今から少しでも勉強しておかねばと痛感することしきりです。
アメリカの出品者にオーダーした徽章も昨日到着しました。恐らく今日か明日にはあぶるっちさんの所にも届くはずです。楽しみですね!
それで、何回もRPG-7フロントサイトを逃したことやら><; この部類は、宿敵多いです。さすが、ヒットエンドランの武器??
面白い法則がE-bayは有りまして、おなじ品物が続けて出ている物は最後がねらい目です。みんな、鮫みたいに、最初だけを狙って、後は見向き気しません。お陰で、安く手に入れたことも有りました。
>ご指摘の通り、終了直前にバババ~と上がるんですよね
それはスナイプ入札も含まれるかもしれませんね
スナイプ(直前)入札とは?
入札ソフトウェアによって事前に入札時間を設定して自動で入力することです。当社では終了直前の15秒前後に設定しています。
ですから油断できません(笑)
自分にとって頼もしいですが、敵に回ると怖いまさにスナイパー(爆)