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アジのヒラキ アジな日々

切り絵やTシャツをつくっている画工アジの日記

ますます指イタイ

2005年06月12日 | 
で、これは切りかす。
ビニールは厚みもあるし、結構な量になった。
これを、縁日の金魚すくいで金魚を入れてくれる袋にいれたら、
なかなかかわいいかもしれない。

で、相変わらず指が痛い。
中指の先はもう感覚がおかしくなってしまった。
足がしびれたときみたいに、さわると変な感じがするのだ。

で、関係ないけど名前について考えてみる。

アジのヒラキ。

変な名前だ。自分で名乗っておいて、今更だが。
この名前のせいと、力強い(らしい)作品のために、
アジの作品しか知らない人には、よく男だと思われる。
会ってみると、女だし、ちびっこなのでびっくりされる。

そして、よく「アジの開き」と書かれる。
違うのよー、ヒラキはカタカナなのよー。
漢字で書くと、ただの食べ物みたいじゃないか。
小さなことだが、ちょっとこだわってみたりもしてるのよ。

最近この変な名前をどうするか、考えてしまった。
ずっとこのままで行くのか、とかね。
おばはんになっても、アジのヒラキ。
もし有名なイラストレーターなんかになっちまうと、
アジのヒラキ先生ですよ。
これは由々しき問題ではないか。
いいのか自分、そんなことで。

でも、この名前は加工しやすいので気に入っている。
アジ、アジ子、なんならAJIのI取ってA.J.でアジと呼ばせてもいいし。

よおし、海外進出を果たしたあかつきにはA.J.と名乗ろう!
あれ、でもこれだとアジェーになるのかな。
AZIがA.Z.でアズーとか。
ははは、何言ってるのか自分でも分からなくなってきた。

メールのやりとりをするときに、たまに変えたりするのだが、
アジノフスキーとか、平木鰺丸とか。
それでも通じる。

このブログにしても、アジな日々だし。
行けるところまで、行ってみますか。
ねえ?

冷やしゆび

2005年06月11日 | 
遊んでいる訳では、ない。

朝から指が痛かった。
関節もうまく曲がらないほど。
お、作品づくりでイタイなんて、なんかプロっぽくねえ?
なんてはしゃいでる場合ではない。

だましだまし切り絵をひとつ仕上げたところで、
痛くてうまくカッターを持てなくなった。
指をさわってみると、熱をもっているではないか。
こ、こんなことでは困るー。
ので、冷やしてみた。

冷たくてとても気持ちがよい。

ついでに手を観察。
明らかに、左手の指(アジはぎっちょ)のほうが太い。
これは腫れているのか、それとも普段からよく使用しているので
骨からして太いのか。

そして、中指と薬指にペンだこ。
左手の薬指にペンだこなんて、もし結婚したりして結婚式なんてやっちゃったりして
指輪はめたりしちゃったら、とってもはずかしいわー。
なんて。
へっ、そんな心配いらねえや。

あ、いけないつい自虐的に。

ともかく少し冷やしたら、調子が出てきたので
なんとか頑張らねば。






こんさよ準備

2005年06月10日 | 
19日のイベント「こんにちは さようなら」のための
切り絵をつくってみた。
渋谷のハンズにて購入した集光ビニールを使って。

大きさは30cm×20cmくらい。
集光ビニールは光のあるところで側面が蛍光に光るので、
切り絵にするとキラキラしておもしろい。
ビニールだから、透けて向こうが見えるのもいい。

デザフェスでも、ギャラリーでも出せないものを、
こんさよでは出したいと思っていた。
だって、何を出してもいいイベントなんてそうそうない。
普通の(と私が思っている)影絵のような切り絵ではないモノに
してみたかったので、思っていなかったくらいのいい出来だ。

これをたくさんつくって天井からつるせたら、
きっと雨上がりのクモの巣みたいで綺麗だろう。

なのに、ひとつ作っただけで、めちゃくちゃ手が痛い。
ビニールはカッターが入りやすいだろうから、
1mmくらいの厚みがあってもいけると思っていたのだが。
たしかにカッターの入りはいいし、すべりもいい。
最近お気に入りのIN-HI(ハードコア!)を聴きながら、
体をゆらしながら調子よく切っていたのに。

手がイカれないか心配だ。
数がないとおもしろくならないのにー。
あといくつ出来るだろう。


久しぶりにペン画

2005年06月09日 | 
落ち着かない。
忙しいのにわくわくしちゃって、何から手をつけていいのか
分からなくて、ムダに家の中をうろうろしている。
オリの中のシロクマ状態。

で、何でもいいから描こうと思ってペンで絵を描いた。
最近は切り絵ばかりだったので、下書きなしに描くのが新鮮。
なのに4枚ばかり描いて力つきる。

やっぱり落ち着かない。
こんなことしている場合じゃないなんて思ってしまって。
あー、困った。

遅すぎるお礼状

2005年05月24日 | 
3月末から4月にかけて開催していた「どうぶつかるた展」の
お礼状を、今頃になってようやく作った。
デザフェス準備に追われて忘れていたのと、
次回のイベントが決まらなかったせいだ。
どうせ出すなら、次のDMも兼ねて作ろうなんて思っているうちに、
デザフェスから10日もたってしまった。
かるた展から考えると2カ月近く経とうとしている。
もうアジの存在を忘れられてるかもしれん。

かるた展でアジはとかげの切り絵を出品したので、
分かりやすいように、とかげの絵。
カーボンの入ったペンで色を塗った紙で切り絵をつくり、
それを原稿にしてプリントゴッコで印刷した。

これから宛先を手で書かなくてはならない。
140~150枚くらい。
気が遠くなりそうだ。
前回のかえる展のときは腱鞘炎みたいになった。
筆圧が強いのか、親指の付け根が痛くなってうまくペンが
持てなくなってしまったのだ。
まあ、作品を作っていたときから腱鞘炎じみていて、
1度手をすべらせてカッターを床に落としたりしていたのだけど。
ペン型カッターが床にさくっと刺さったのを見て、
足の上でなくてよかったー、と思ったのでした。

今日明日中に、書き終われるか。
あさって木曜は300BARで呑みのおさそいが、
しあさっての金曜は東京タワーツアーがあるのだ。
がんばらなくては。

久しぶりの切り絵

2005年05月20日 | 
ここのところデザフェスのためにTシャツばかり作っていたので、
久しぶりに切り絵を。
作品ファイルのための絵。
大きさはポストカードくらい。

色使いによって、切り絵の印象はずいぶん変わるので、
それもおもしろい。
和カラーの紙を使うと、思いっきり古風というか
伝統的な和風切り絵の印象になるのだけど。
蛍光に近いくらいの彩度のあざやかな色を使うと、
オリエンタルくさくなったりする。
見ようによっては、版画っぽいかも。

三茶「こんさよ」に続いて、まだ決定はしていないけれど、
7月に高円寺たまごの工房のグループ展に参加を予定。
来週には申し込みをするつもり。
「ポストカード300人展」という展覧会で、作品がひとつしか
出せないのだ。
実際に300人は参加してないものの、それでも100人くらいは
参加するという。
切り絵を出す人も何人かいるみたい。
その中でアジ色がだせるのか。
作品ファイルのためもありつつ、ポストカード展のためにも
習作をしなくては。

デザフェスへの道3

2005年05月04日 | 
ブースの奥に貼る看板の下書きを描いた。
下書きはA3くらいだけど、実際の大きさは210×180㎝くらい。
レザック全紙を4枚つなぎ合わせて使う予定。
紙の色は青、というより。
絵の具のウルトラマルンブルー、が近いかな。
藍や紺よりも青みが強くて鮮やか。
これに白のポスカを使って絵を描く。
ポスカを使うなんて、学生の文化祭みたいなんだけど。
毎年同じ方法で描いているのだが、
これが以外にポスカだと思われないらしい。

世間に知れ渡ってる画材もあなどりがたし。

少し前に友達のイラストレーターの個展で、
クレヨンで描かれた絵を見てびっくりしたことがある。
色を下地に塗って、上からクレヨンで色を載せて、
さらにそのクレヨンを引っ掻いて下地を出す。
子供の時に誰でもやったことのある技法だと思うのだけど。
くりくりした目の愛嬌のあるキャラクターの腕に、
その技法を使って刺青をほどこしていたのに舌を巻いた。

アジのヒラキの店なので、アジのヒラキ絵がメイン。
画像はしっぽ近くのみ。
全部を見たい人は、当日デザフェス会場にてのお楽しみ。
描いてみたところ、トライバルな模様がなかなか気に入ったので、
Tシャツの絵にもいいかもと目論む。
しかしそんな新作にかまけている時間があるんだろうか。
これからやるべき事を書き出したら、思いの外たくさんあった。

いったいあと何日残っているのだ?

デザフェスへの道2

2005年05月03日 | 
プリントゴッコで名刺を手作りする。
今までは読みにくいからと、メールアドレス等の文字は
会社のプリンターを使って活字をつくっていたのだけど。
今年は会社も入りたて(しかも派遣)で私用でプリンターが使えない。
よって今回は文字も手書き。
手作り感さらにアップ。
いや、そんなものは求めてないんだけど。

ポストカードサイズの紙に2種の名刺をプリント。
乾いたらこれを名刺サイズに切り取らなくてはならない。
全部で150枚くらいある。
めんどくさいよー。
しかし、外注できるほどのお金はなし。

金がないなら手間と時間とアタマを使え。
貧乏人アジの心意気。

なんてひとり悦に入ってたら、大変なことに気が付いた。
布団が敷けない。
乾くまで寝られないのかよー。
ああうっかり。

デザフェスへの道1

2005年04月29日 | 
新作Tシャツ用の下絵を描いてみた。
いつもの切り絵風の顔ではないものになった。

普段は型として使えるように、ある程度の強度を考えて絵をつくる。
あまり細い所や大きく切り離される部分をつくってしまうと、
額に入れる絵としては問題なくとも、プリントするときにインクがにじんだり、
型が壊れてしまうことがあるからだ。
微妙な表情やなめらかな長い曲線は、出せない。
今までは、その切り絵風の絵がアジらしくていい、
なんて言われたりもしたのだけど。
何となくそのアジらしさを裏切ってみたいなあと思ったら。
手がすべった。
たまにこういう日がある。
自分の思ってないところでするする絵が描けてしまうのだ。
何かが憑いてしまったみたいに。

実際に型として使えるかは、まだわからん。