胸にすがって 泣いていた
甘えてみたけれど
許されずに 叱られた
尽くし足りない
わたしが悪いから
後悔しないけど
未練が残るだけ
これが夢ならば
あゝいいけれど…
白い夜明けが 来るまえに
別れを告げられて
心に唄う ブルースを
女の雨が
この身濡らしてゆく
恋の幕が閉じて
悲しいのは女
なみだ残るけど
あゝ悔やまない…
後悔しないけど
未練が残るだけ
これが夢ならば
あゝいいけれど…
いつの間にやら 帰らない日々
淋しいけれど 耐えている
今夜も帰らないのね
私の何処が 悪いというの
理由など 聞かしてくれたら
直したいけど 泣いてる私・・
しくしく泣いて 愛を守りたい
一番好きな 人だから
この胸ひとつの愛を
あなたに頼る 人生だけど
愛だけ その胸溶かして
泣かさないでね 愛して欲しい・・
我侭なんて 決していわない
あなたの傍で 暮らしたいだけ
たとえ泣いて枯れようと
あなたはあなた 私はワタシ
愛だけ あればそれでいい
二人の暮らし 離したくない・・
夢見るおんなの 独りごとだけど・・
恋なんてのは 面倒臭いと
幸せ知らず
いつも涙で 恋が終わると
酒場女の ひとり愚痴
今夜も酔いどれ
彼奴が憎い
みれん酒 別れの小唄・・
幸せ嫌い 強がりの嘘
なみだ零す
酒に溺れて 幸せ遠く
泣き虫の癖 直らない
我侭ばかりの
焼け酒に なみだの小唄・・
あんた逢いたい 素直な思い
お酒辞めるわ
だから許して 我侭出来ない
淋しすぎるわ 耐えられないの
悲しいぐらいに
こころ雨 酒場の小唄・・