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愛染隼人の女の詩集 北の慕情

2024-07-04 19:10:00 | 日記

燃える命の 火の粉が

あんたの身体に

ふりかかる

それでも 背中を向けて

雪降る中で ビルを

右に曲がり 消えてゆく

小粒の 真珠の恋が

霧に巻かれる

あゝ北の慕情・・


恋は辛いと 叫んでも

時は戻せば位

星のかけ

あんたを 涙で見ても

悲しみ色に 染まる

壊れそうな 胸ひとつ

時涙で 踊り子のように

恋が乱れる

あゝ北の慕情・・



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