はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">「UDON」。</font>

2006-08-31 23:28:12 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は出張帰りに映画「UDON」を観ました。
ごくごく、ごくごく簡単に雑感。
・ひとことで形容するなら『うどんファンタジー』。
・映像の使い方が面白い。
・音の使い方があまり好きじゃない。
・トータス松本氏が素晴らしい。
・木場勝己氏もしかり。
合法デスカ?とドキドキしてしまう突っ込みどころもたくさんありましたが、総じて良いエンタテインメント映画だと思いました。
パンフレットの使い方が面白いのでおすすめです。



<font size="-3">空に架かるもの。</font>

2006-08-31 21:42:03 | さもないこと
動画祭り第3弾。
先日、夕刻に虹が出ました。
Niji01Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。 
 
 
 
 
 
 
ところでわたくし無類の虹好き。 
虹に限らず、大気光学現象が大好きです。
(それが、オラファー・エリアソンに惹かれた一因でもあります(笑)。)
目にしたときは可能な限り写真におさめています。
しかしせっかく見事な虹が出ても、写真には限界が。
42°の分光条件に該当した水滴反射光が虹なので、虹の視半径は必ず一定。
よって、広角レンズでもなければ絶対に写真の一画面には収まりません。
それをいつも不満に思っていましたが、今回ふと思いついて動画撮影。

<script type="text/javascript" src="http://www.flipclip.net/js/120759d012dc30f0c980075d1cea2896" ></script><noscript>夕刻の虹 Powered by FlipClip</noscript>
夕刻の虹
by aiwendil


思惑どおり、空に架かる様子が記録できました。
嬉しい限りです。



<font size="-3">アリの力。</font>

2006-08-28 22:40:40 | さもないこと
アップし忘れていたので、この際ついでに上げておきます。
ふたたび昆虫ネタ。先日こんな光景に出くわしました。
Ari01Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。 
 
 
↓動きに注目。クロヤマアリでしょうか。目を奪われました。

<script type="text/javascript" src="http://www.flipclip.net/js/39a5f4d42d6338947b6d52038b34577f" ></script><noscript>アリの力 Powered by FlipClip</noscript>
アリの力
by aiwendil


クロヤマアリは自分の体重の5倍程度のものをアゴではさんで持ち上げることができ、また、自重の25倍以上のものを運ぶことができるといいます。密度の低いものならば相当な体積を動かせるということ。
知識としては知っていても、いざこうして目の当たりにすると やはり新鮮な驚きがあります。
昆虫たちの世界も まったくもってあなどれません。



<font size="-3">チョウトンボ。</font>

2006-08-28 00:43:00 | さもないこと
ふと思い立ってチョウトンボの写真を撮ってきました。


Tyoutonbo02Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
 
 
 
 
 
以前茂木健一郎氏のブログ記事を読んでいて、チョウトンボを希少種と形容していたのが気になっておりました。
前に住んでいたところでは群れ飛ぶほどにメジャーなトンボでしたが、よくよく考えてみると、現在の住居周辺では見かけたことがありません。
調べてみたところ、東北以南の丘陵地でなおかつ護岸工事をしていないため池のあるところに多く生息しているのだとか。条件としては前の居住地にどんぴしゃりです。
じつは群生しているほうが珍しかったようです(笑)。

今回の写真も前の居住地に近い沼地で撮りました。
名前だけ見ると「蝶なのかトンボなのかどっちなんだ!?」という名称のかれら。
その名の由来は飛び方と幅広の羽根から来ています。
ひらひらふわふわと飛ぶ様子は一瞬蝶かと見紛うほどです。
画像が粗くてものすごく解り難いですが、飛んでいる様子を下に動画で。

<script type="text/javascript" src="http://www.flipclip.net/js/02c22845b11523d0c45b827cae428dc5" ></script><noscript>チョウトンボその1 Powered by FlipClip</noscript>
チョウトンボその1
by aiwendil


<script type="text/javascript" src="http://www.flipclip.net/js/5a123cb22f4bcc5830f74052920a7d15" ></script><noscript>チョウトンボその2 Powered by FlipClip</noscript>
チョウトンボその2
by aiwendil


美しい光沢の羽根と独特のフラフラした飛び方。
妙に愛嬌を感じさせるトンボだと思います(笑)。



<font size="-3">「パパサウルス」に近藤良平氏。</font>

2006-08-26 15:10:43 | お知らせ
昨日、岩井俊雄氏出演予定としてご紹介したNHK番組「パパサウルス」。
土曜スタジオパークの番組紹介を見ていたら、コンドルズの近藤良平氏も出演予定とのこと。
山口智充氏と石川三千花氏とを交えたフリートークで子育てを語るのだそうです。
番組予告では近藤氏、砂場でママゴトのエピソードについて実に楽しげに語ってらっしゃいました。
番組放映がますます楽しみです。

なお、「パパサウルス」は、NHK総合で26日深夜24時20分(27日未明0時20分)からの放映。
詳細は番組HP(→こちら)でご確認を。



<font size="-3">岩井俊雄氏のテレビ出演情報。</font>

2006-08-25 01:08:54 | お知らせ
岩井俊雄さんの「TENORI-ON開発日誌」で知った情報です。
岩井俊雄氏がNHKのテレビ番組「パパサウルス」に出演されるそうです。
記事にするのを忘れていましたが、明日の深夜に放映予定ということを思い出したので上げておきます。

NHK総合テレビ「パパサウルス」
8月26日(土) 深夜24時20分~49分

試験運用的番組とのことなので実態はわかりませんが、察するに『父親参加の子育て番組』といったところでしょうか。
書籍「いわいさんちへようこそ」で岩井氏が示している"子供と一緒にものをつくる"ことが紹介されるようです。
つくることの原点を 実生活を通じて発信している 岩井氏の素顔に触れるチャンス。
番組がどんなドキュメントクリップになるのか、とても楽しみです。
2月の講演で拝見した限りでは、岩井氏と愛娘ロカさんとの関係性はほんとうに微笑ましくすばらしいものだと思います。
メディアアーティストとしての氏はもちろんのこと、氏の呈示する子供との関わり方に興味のある方はぜひご覧になってみてはいかがでしょう。
なお、詳細は岩井氏のブログ該当ページ→こちら でどうぞ。
(なお、「いわいさんちへようこそ」の書籍情報を下に示してみました。これまた気になる方はamazonから様子をうかがってみてください(笑)。)

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4314010002&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<font size="-3">出世払いの正体。</font>

2006-08-25 00:06:11 | さもないこと
今日知ったこと。
『出世払い』は、条件ではなく不確定期限なのだそうです。
が~ん。
つまり、『そんなことがあるかどうかはわからないけれど、もし出世したら払ってね』ではなく、『いつかはわからないけれど必ず払ってね』ということなのだそうで。
軽々しく後輩に『出世払いでいいから~』と言えなくなってしまいました(笑)。
日本語は難しいです。



<font size="-3">惑星の数、その顛末。</font>

2006-08-24 23:51:47 | さもないこと
ふたたびNHKのニュースで知った情報。
惑星の数は、増えるどころか逆に減ってしまったようです。
国際天文学会総会の決議で、『惑星とは太陽の周りを安定して周回する主要な天体である』という定義が採用されたのだそうです。
その結果、先日一部報道をにぎわせたカロンやセレスよりも小さい冥王星が新しい『惑星』の定義からは外れてしまい、最終的には太陽系の惑星は水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、の8つになってしまうとのこと。
しょっちゅう分類定義の変更がある微生物(ウイルス学など)分野とは違って、こと天体の定義となると各方面への影響が広がりそうで興味深いです。
う~ん、そして、またも気になるのが占星術の世界。
冥王星発見以前の古典的解釈に逆戻りなのでしょうか?
余計なお世話とは思いますが、なんとなく興味津々です(笑)。



<font size="-3">東京遠征8/20。</font>

2006-08-21 23:55:45 | piper
昨日8月20日は東京で芝居を一つ観て参りました。
新宿紀伊國屋サザンシアターで上演中の「ニコラス・マクファーソン」14時公演。
piperの大王こと後藤ひろひと氏脚本の芝居です。
piper第2回公演の再演とのこと。
「姫が愛したダニ小僧」がpiper立ち上げ公演の再演ですから、それに続く再演第2弾ということになるでしょうか。
「姫ダニ」を観たときもそうでしたが、今回も、観ていて『大王、天才!』と思いました。
笑わせっぷりもさることながら、作品の構造が非常に面白い。
クラクラきました。
芝居好きに限らず面白いモノ好きなら観て損はない舞台だと思います。
明日で終わってしまいますが、当日券もあるようですので、気になる方は新宿へGO!
詳細はpiperの公演情報ページ→こちら でご確認ください。

東京は外気温と室内気温の温度差がはげしくてかなり消耗してしまいました。
ほんとうは21日に科学未来館へ行く予定だったのですが、断念。
早々に帰宅して臥せっていました(涙)。
20日の観劇後は汐留で「明日の神話」を見たりなんだり。
壁画の中に、私には竜が見えました。
それと、写真を撮る人々を後ろから見ていて、それぞれ構図が異なるのがとても面白いなと感じました。
他にもいろいろあったのですが、まずは割愛。
気が向いたら書き足します。



<font size="-3">SCS公演&コンドルズ「ELDORADO」仙台公演。</font>

2006-08-19 23:59:23 | インポート
本日は、仙台で舞台をふたつ観て参りました。
まずは、仙台福祉プラザふれあいホールで上演されたSCSミュージカル研究所の公演『KECHO』&『DANCE DAISUKI '06Summer』の昼公演。
ちょっとした縁があって、今年のはじめごろから拝見している在仙の子供たち中心のミュージカルグループ。今回は泉鏡花の「化鳥」を原案とした短編ミュージカル1本と、過去公演からの抜粋ダンスを集めたオムニバス1本の二本立てでした。
「KECHO」は、彼岸と此岸のあわいと母子の複雑な情愛を描いた原作を、子供たちや劇団の客層向けにわかりやすくするため巧く工夫されていた作品でした。私の好みからすると、もっと抽象表現で突っ走ってほしかったなと思うところもありましたが、総じて美しい仕上がりになっていたと思います。
『DANCE DAISUKI '06Summer』は、とにかくダンスを披露することに徹した潔い演目。
幼児、小児、児童、青年。さまざまな年代の子供たちがひたむきに踊る姿は、ここでしか立ち現れない独特の世界を築き上げていたと思います。特に幼児たちの『踊ることが楽しくて仕方がない』といった表情は、表現することの原点を露呈させているようで、非常に興味深かったです。
もうひとつ興味深かったのが若者の成長ぶり。縁があって注目していた演者に驚かされました。身体的にはそれほど変化がないのに、数ヶ月前とは表現力に大きな差が現れているのが一目瞭然。ダイナミックな動きと繊細さが同居する表現にはただただ感心してしまいました。この時期の若者たちの持つ可能性に、あらためて感慨深いものを感じました。


さて次に、電力ホールで上演されたコンドルズ「ELDORADO」仙台公演。
2005年「JUPITER 独眼竜スペシャル」、2006年「TOP OF THE WORLD」に続く、仙台3回目の公演です。
テレビ効果もあってか、2005年の仙台初公演が嘘のような動員&客席の盛り上がり。
「TOP OF THE WORLD」に感銘を受けて以来ずっと楽しみにしていた公演は予想以上にハイテンションでハイクオリティでした。
まだツアーは続くのでネタバレはコメント欄にて。
とりあえず今回気付いたことを少々。

今回の公演では面白いことに気付きました。ダンスの舞台を見た時に印象に残るシーンについてです。
コンドルズはじめ、水と油やフキコシ・ソロ・アクト・ライブの記憶を振り返ると、印象に残っているのはどれも、とある動作の過程の一瞬なのです。
つまり、ポーズを決めている場面などではなく、何か一連の動きをしている中のほんの一瞬が記憶に焼き付いている、ということになります。
視界に入っていた時間の長いポーズではなく、視界には0.1秒単位でしかとどまらなかったはずの場面を脳が勝手にフレームカットして認識しているともいえます。
呈示された場面ではなく、脳が恣意的に選択した場面のほうが印象に残りやすいということなのかもしれませんが、何を基準に脳がそういう選択を行っているのか、そこのところが非常に気になります。
おそらく、この選択機能は個々人によりさまざまで、だから同じものを観ていても感じる印象や着眼点が違ってくるのではないかと想像されました。
嗜好や興味関心を決定する根源的な原因がこのような差異の集積なのではないかと、なんとなくそんなことを考えました。
人間の認識能力は奥深いです。

ところで、もうひとつ気付いたこと。
私はどうやら近藤良平氏と誕生日が同じらしいです(笑)。
チラシに書いてあった日付を見て驚きました。
氏とともにひとつひとつ年を重ねてゆくのかと思うと、何だか少し嬉しいような。
365分の1 の確率に感謝(笑)。



<font size="-3">茂木氏と空白。</font>

2006-08-18 23:05:17 | アートなど
最近、茂木健一郎氏が面白いです。
氏のブログ「クオリア日記」8月18日付けエントリ「自分でちゃんと空白をつくる」を読んでいて、『まったくもう、なんちゅう方だ、この方は! 大好きだぞ!』と思いました。
思わず身を案じてしまうほどに想像を絶する忙しさなはずなのに、大変になればなるほど軽やかな茂木節を炸裂させてくれる、そのおおらかさ。
私がはじめて茂木氏の名前を意識したのは「ちくま」の連載エッセイ「思考の補助線」においてでした。
とても静謐な、冷静で示唆に富んだ文章からは沈思黙考の科学者といった印象を受けたのですが、昨年8月の佐藤雅彦氏との対談でご本人を拝見してみてびっくり(笑)。
良く言えばフレンドリー。悪く言えば俗っぽい。対談ではそんな印象を受けました。
そのあまりのギャップにちょっとしたカルチャーショック(?)を受けてしまった私ですが、氏のブログを拝読するうち『はは~ん』と納得。このお方の中には科学者が目指す高みと日常のもろもろがきちっとした整合性をもって同居しているようなのです。対談で見せるなつっこさと鋭い論考イメージのハイブリッド具合もその延長かと。
そして、今年に入ってからは記事がますます面白くなってきたように思います。
殊に最近の氏の、冷静な視点で飾らず滑稽に自らを叙述する姿にはただただ脱帽。
読んでいて思わず笑ってしまうことも多いです。
(8月11日の記事に出てくる『ピピタンする』という単語には爆笑してしまいました。)
忙しくて余裕がないときほど豊かに炸裂する茂木節。
氏の精神性と創造性に心から賞賛を贈りたいです。
茂木氏が無事、珠玉の空白を手に入れられますようこっそりお祈りしています(笑)。



<font size="-3">惑星の数。</font>

2006-08-16 22:05:32 | さもないこと
NHKのニュースで知った情報。
太陽系の「惑星」の定義が変わるそうです。
その結果、数が現在の「9個」から「12個」へ。
内訳は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の9個に二重惑星の「カロン」と火星と木星の間にある「セレス」が追加されるのだとか。
国際天文学会で変更案が出されているとのことなので、まだ正式な決議ではないと思いますが、そのうち太陽系の星の数は大きく変わることになるのかもしれません。
(Yahoo!の記事を見つけました。→ こちら )
ところで、少し気になったのが占星術。
たしか占星術においては、新しい惑星の発見に合わせてその都度占いに使う惑星が付加されていたと記憶しています。
もしも惑星数が大幅に増えたとしたら、新しいメソッドが作られることになるのでしょうか?
3つも増えたら順列組み合わせで解釈は少なくとも6倍になるのでは?
ものすごく大変そうです。
私にとってはどうでもいいことではありますが、非常に気になるところです。



<font size="-3">記述ということ。</font>

2006-08-16 19:42:40 | アートなど
Rahmens.netでの小林賢太郎氏の8月15日付けコメントに驚きました。
ちょうどクリエイティブ・コモンズのことを考えていたところだったので、不思議なタイミングです。

私はメモに関する小林賢太郎氏の考えには賛同できません。
もっとも、レポートや感想類に苦言を呈するのであれば、著作権法的見地からは正当な主張だと思います。
芝居が言語で支えられている以上、舞台に関する言語ベースの叙述は多かれ少なかれ著作権に抵触するおそれをはらんでいるからです。公開されているレポートや感想はすべて法的にはグレイゾーンであると言えると思います。
しかし、メモを取るという行為に関しては非常に個人的な範疇の問題だと思うのです。

自分の話をしますと、私は相当なメモ魔です。
ラーメンズ関連の公演に限らず、おおよそほとんどの公演、講演、美術展、展示会、施設見学、シンポジウム、学会などなど、可能な限りほぼあらゆる興味事象と感想を自分なりに書き留めています。
その膨大なメモの中から、特に感銘を受けたもの・ひろく伝えたいと感じたものに関してだけを、感想やレポート、覚え書きとして表現しています。
つまり、メモしている段階では人に伝えるかどうかなどわからないのです。
メモはすなわち自分の体験を記したもの。
それを抑制するのは呼吸を奪われるように不自然なことのように、私には感じられます。
また、事象を記録するだけではなく、メモには自分の頭に浮かんだことをとどめておけるという性質もあります。
佐藤雅彦氏がヌーヴェルバーグの映画館で去来したイメージをひたすら書き留めたように、いろいろなことに触発されて浮かんだ考えを記録しておくことは、ある意味で創造性を支える原点とも言えます。
作品鑑賞中にペンを走らせる人を止めることは、物理的な作品保護の理由によるもの以外では、あってはならないと私は考えます。

著作権法という縛りもありますし、感想や覚え書きやレポートを控えて欲しいというのであれば、小林氏はそれならそうとはっきり公言すべきと、私は考えます。あのように半端なコメントでは妙な憶測や誤解をうむ恐れが強いと思うからです。
もしもグレイゾーン含め、制作者が感想や覚え書きが敷衍するのを望まないのであれば、こちらでも、たとえメモに依らないものであろうとも取り下げる意思はあります。似顔絵やハンコも同様。 著作権者の不利益につながる行為は私の本意ではないからです。
しかしながら、メモの自粛に関してはどうしても賛同できません。
ラーメンズ関連の公演に限らず、私個人に関しては これからもメモは続けてゆくと思います。

8月19日追記:誰も書かないことだと思うので敢えて書いてみます。
 舞台を観てその体験を表現したいと思うのは、その鑑賞者が創造性を持っている証拠だと思います。
 あのコメントは論旨がはっきりしないので何とも言えませんが、もしも小林氏が、舞台に関する情報を敷衍させるなと鑑賞者に望んでいるのだとしたら、それは鑑賞者の創造性を否定する考えだと思います。
デッドコピーは論外としても、 あのコメントによって多くの方々が舞台についての言及を差し控えるのだとしたら、それはとても悲しいことで、人間の創造性の持つ力を信じている私個人の視点から見ると間違ったことのように思えてなりません。
 法的な観点から情報敷衍を禁ずるのであればもちろん尊重しますが、その場合、私は表現者としての小林氏には失望すると思います。