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鬼谷子、抵巇の法則

2007-07-28 10:21:53 | 占い
大は天地から、小は微細な塵埃まで
何事にもすべて隙間がある。

隙間には大きいのもあれば小さいのもある
塞ぐ方法にも応じて差がある。

①塞ぐつもりだから塞ぐつもりだ
②塞ぐべきではあるが避けてごまかす
③塞ぐべきであっても故意にやめる
④塞ぐべきであっても、他人に気取られないように匿してしまう
⑤塞ぐべきだから塞いでしまう

この5種類の方法を理解し、抵巇の理論をこなすことができる。

【易経】
「内部から作り出される隙間は塞ぐことができる。
外部から作り出された隙間なら逃げるにしかず、
部下が引き起こしたものなら将軍は平定すること
も出来よう、芽生えたばかりの隙間なら匿すこと
も出来よう。いずれにしても治めることが出来なければ、
その機に乗じてとって変わられるだろう」

はじめは微細なことでも大抵はほうっておくそして、
それがどんどん成長し、末には大山をも揺るがすようになる。
外ばかりに気を配って内を顧みないということは国が今にも
混乱しそうな徴候があらわれているのである。いろいろな謀略、
はそこから生じる。

天下が混乱するのは、上に名君がなく、諸侯に道徳がないからで、
小者は讒言を用いて忠良な人々を陥れ、能力のある賢人は重用されず、
聖人は逃避して身を匿してしまう。詐欺や虚偽の人間が勢力を持ち、
君臣は大いに迷う。いくら国家を建て直そうとも砂の丘が崩れるように、
瓦が砕け散るように急速に崩壊の道をたどる。
国と国は互いに攻めあい、親子は離散し叛いて乱れ、
人と人は仇を討ちあって恨みを残す。このような現象を【萌芽】【巇罅】という
    「鬼谷子の人間学より】

君主の道が必要なときですね。

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