藍の海

オリジナルイラストを中心に、鉛筆描きマンガやらくがきメインに更新中。
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人間について。

2005-10-22 00:33:03 | ●日記
本日は、またまたのんびり気味な一日となってしまいましたが、家事をしただけマシ、という感じです。
・・・また絵を描かずに終わってしまいました。(冷汗)
次はいつアップできるでしょう。(来週には、必ず!)

「虹色の約束」を読みました。
人間の醜い部分、弱い部分が描かれていて、「自分もこうなんじゃないか」と思わされました。
あとがきに、次の聖書の一文がありました。

「昔の人々に、『人を殺してはならない。人を殺す者は裁きを受けなければならない』と言われたのを、あなた方は聞いています。しかし、わたしはあなた方に言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、誰でも裁きを受けなければなりません。」
                   (マタイの福音書 五章二一、二二節)

「つまり、心の中でだれかを殺したいほど憎むなら、それは、その人を殺すのと同じ事だというわけです。」 (342ページ 13行目)
私達人間は、たぶん誰もが自分以外の誰かに対し、腹を立てたり恨んだりしているものと思います。
私はしょっちゅう、誰かの悪口を言ったり思ったりしています。
嫌な性格ですけど・・・誰かの悪口や愚痴は、ストレス発散になりますよね。(この際、善人ぶるのはやめます)
私は、人間って大体そうだろう、と思っています。
この一文によると、この「人の悪口を言う・思う」ことが罪である、という事になると思います。
つまり、私も罪人だという事。
悪口は、確かにどう見ても愚かで醜いものだと思えるので、それはもっともだなと思いました。
できれば、そんなもの口にしたくもないし、そもそも誰もそんな醜い感情持っていなければいいのに。
けれど、その醜さが人間という生きのもなのかもしれない、とも思います。
・・・何だか、言っている事がおかしいかもしれませんが。
「だから何だよ。」と思われるかもしれませんが、ただ、そんな事を思いました。
『感情』があるから嬉しかったり・楽しかったりする訳ですが、同時に憎しみや怒り・嫉妬という醜いものも持っている訳で・・・。
この感情がある限り、いつになったって戦争や犯罪は無くならないように思えます。
どんなにそれらの無い世界を望んでも、人間自身がその望みを絶ってしまう。
悲しい事ですが、それが現実だと思います。

・・・絶望的な文章ですみません。

この本を読んで(この考え自体は前々からのものですが、改めて)、そんな事を思ったもので。

この世に、『許す』ことのできる人間は、どれだけいるのでしょう。
私はそういう人間は少ないと思います。
なぜなら、それはとても難しい事だから。
実際、現在の私にはそれができません。
何より簡単な『憎む』事はできても。『憎む』『怒る』は誰にでも出来ると思います。それは、いともたやすく。
『許せない』事も罪なのだそうです。
許せないでいると、延々怨みや憎しみに駆られ、自分自身も救われない。
・・・確かに、そうなのかもしれません。
許せないままでは、自分もその相手に対し、何をするか分からない。
されたこと以上の事をしてしまうかもしれない。

あぁ・・・人間って・・・・・・

結局、何が言いたいんだかって感じですね。
「キャスパー」見ました!(いきなり話題変更。)
これは、私の中で『何回見ても面白い映画』の一つです。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」も好きです!特に、ジャックが最高!!(笑)
 ではでは、今日はこの辺にて。(気付いたら日付が変わっていました・・・)