しあわせ招き猫♪

妙な仕事ばかりをする少年と、彼を取り調べる刑事さんのお話+イラストです。

鎌倉を歩こう:円覚寺の塔頭と八雲神社

2011年08月10日 | 鎌倉お散歩日記
前回(佛日庵)へ


佛日庵の次に行ったのは円覚寺最奥にある塔頭(小院)・黄梅院です。↓

黄梅院は、1354年創建の夢想疎石の塔所(高僧の墓所)だそうです。
で、夢想疎石とは。↓

鎌倉時代末期から室町時代にかけての臨済宗の僧侶。
後醍醐天皇の命によって南禅寺の住職となったのち(1325)、鎌倉で浄智寺、円覚寺の住職を歴任する。
他、鎌倉では瑞泉寺の前身・瑞泉院を、京都では天龍寺、西芳寺(苔寺)を開いた。
足利尊氏に、後醍醐天皇らの菩提を弔うための「安国寺」を全国に建立させたのもこの人。
名庭の設計で有名で、鎌倉・瑞泉寺の石庭や、国の特別名勝である京都の天龍寺、西芳寺の庭園などを手がけた。
ちなみに円覚寺・妙香池(みょうこうち)も彼の作と伝えられている。↓

これは大分以前に一度紹介しましたね。(昔過ぎて誰も覚えていないでしょうが

そんな黄梅院の境内の様子はこんな感じ。↓

ミツマタや椿?サザンカ?が咲いており、大きな本堂と小さな観音堂がありました。
とても小さいお寺さんですが、円覚寺塔頭の中で数少ない拝観できるところですので、貴重です
他に拝観できるのは、前回の佛日庵、前々回の龍隠庵、期間限定で舎利殿は拝観できる正続院、あとはなぜか未だに入ったことの無い(入りそびれるんです)松嶺院くらいですかね。
一応、拝観不可の塔頭でも、お寺巡りの特別企画に参加されたり、また個人で往復はがきもしくは電話でお願いできる可能性はあるようですが、自分でチャレンジしたことは無いのでなんとも…
ちなみに、現在の塔頭は全部で19寺あるそうですよ(最盛期は42)。


さて、拝観はできませんでしたが、他の塔頭もちらっとご紹介。
門前まではいくつか見て回ったので。

例えばこちら。
円覚寺山門の(入り口から見て)右側にある帰源院さん。↓

こちらは夏目漱石・島崎藤村が参禅していたお寺さんで、漱石の『門』に登場する「一窓庵」のモデルになったところだそうです。
結局確認は取れなかったのですが、やはり漱石の『草枕』の中の主人公の回想シーンに出てくる”鎌倉の塔頭”のモデルもやはりここかなと思います。
石段があり、振り返れば杉の木が立ち並ぶ。広い本堂と広い庫裏。
彼はスンナリ山門をくぐりましたが、例によってこちらは拝観不可ですので、私たちには叶いません。
うーん残念。
せめて、すれ違った僧侶が姿を隠した杉の木の間を体感しましょう

ちなみに私は、普段からこんな『草枕』みたいな文学を読む人間では全くありません。
たまたま読んだらたまたま書いてあっただけです
でも、古い文学作品を読んでいれば円覚寺は結構でてきそうですよ。
前回の佛日庵の茶屋は、川端康成の『千羽鶴』の舞台になったところだそうですし。
私が見そびれ続けている松嶺院は、有島武郎が『或る女』なんかを書いた場所だそうですし。

次はこちら、如意庵さん。↓

やはり「當庵は 非公開です あしからず 御海容を」なんて書かれているお寺さんです。
でもこういう文章にご住職の人柄が垣間見えますよね。
”あしからず 御海容を”とは、なかなか良いなと思います。
門の中にはもちろん入れませんけど、門の手前の石段を上るのは可能(だから上の文言を見られた訳ですが)。
故に、前に来た時には石段の途中のミツマタに人が群がって写真を撮ったりしていました

あと、方丈の大体西側にある壽徳庵さん。↓


こちらもやはり中には入れませんが、柵がある所までは行けそうだったのでちょっとだけ上ってみました。↓

おお、いい眺め
分かりにくいですが、階段正面の壁の向こうは、方丈前庭園と百観音です。
壽徳庵さんは円覚寺百観音の霊場の一つですので、百観音巡りの方であれば参拝出来るようですよ。


では、ぼちぼち円覚寺をあとにしようか、と思い山門付近まで戻ったのですが。↓

「墓地見学会実施中 お気軽にお立ち寄りください」との看板が。
いや確かに、年齢的にも金銭的にも、まだ積極的に墓地購入を考えている訳ではありません。
が、しかし!
この先にいったい何があるのかは全く知りませんでして。
せっかくなので行ってみました

まず幼稚園があり、さらにしばらく上ると、↓

円覚寺の外っぽいところへ出てしまいました。
そして、右側に階段が続いているのがわかりますでしょうか?
実はここも円覚寺の塔頭で、富陽菴さんというお寺さんでした。↓

なんでしょう、この素敵な雰囲気は
しかし、墓地見学会をされているのはこちらではないようです。

先へ進みまして、見学会をされていたのはこちらでした。↓

白雲庵さんです。
こちらもやはり円覚寺塔頭です。
が、お坊さんに墓地の説明を懇切丁寧にしていただく訳にも参りませんので、ちらっと覗いただけで中には入りませんでしたよ。
まあ、もう夕方4時をまわっていて、そもそも見学会をまだやっていたのかも不明ですが。
しかしこちらはずいぶん近代的なお寺さんだなぁと思いました。見た目が。

先へ進みます。
行く道もなかなか趣があって良いですね!



高台の道なので、景色の良い道のりでした。

そして、この円覚寺塔頭ストリート(勝手に命名)の一番端にあったのがこちら。↓

雲頂菴さんです。
茅葺の屋根がなかなか可愛らしいですが、中の様子はまったくうかがい知ることが出来ませんでした。


この先に行くともう普通の住宅街で、そういえばどこから円覚寺じゃなかったんだろう??といった感じも。
そんななか、八雲神社という神社に辿り着きました。↓

地域密着型の、小さな小さな神社です。
が、景色が良いのです。↓

画面中央に見える細長い屋根は、北鎌倉駅のなが〜いホームのものですね。
塔頭寺院には一般の人はなかなか入れなさそうですが(良い感じなのに残念です)、こちらは普段子供が遊び場にして、大人は犬の散歩に来て、ふと開けた景色に心癒されたりして、そうやって愛されている場所なんだろうなと思いました。


さて、この後は円覚寺境内に戻り、鶴岡八幡宮に寄って、鎌倉駅より帰りました。
という訳で、これにて鎌倉三十三観音巡りは終了です。
この後も何度も鎌倉には訪れているのですが、とりあえずこれをもって鎌倉日記は終了とさせていただきます。
いやぁ、ちょっとのつもりで書き始めたら異様に長い連載(?)になってしまいました
今後については今のところ決めかねています。
とりあえずしばらく休むかも。
では、今日はこれまで。



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鎌倉を歩こう:佛日庵

2011年08月03日 | 鎌倉お散歩日記
前回(龍隠庵)へ


龍隠庵をあとにした後は、境内をぷらぷらしながら佛日庵へ。
と、その道すがら、前々回にちらっと話に出した”キビシイ修行をする”舎利殿の前も通りましたので、ちょっとだけ。↓
(実際の修行場は、舎利殿・開山堂・開山塔・禅堂を含む正続院全域)


この日は拝観日ではありませんでしたので、門の外から辛うじて見える部分のみ写真撮影です。↓

見えるのは舎利殿の大屋根のみですね。(正面一番奥)
建物の一部のように見える扉や壁は、実際には建物をぐるっと囲った内側の城壁のようなものです。
舎利殿側から見たら、確か回廊のようになっていたかと思います。

一応解説を付けておきますと。
舎利殿は日本最古の唐様建築物であり、神奈川県唯一の国宝建造物。
鎌倉尼五山第一位であった太平寺が廃寺になった際移築されたもので、正確な建造年は不明。
ただし室町前期のものではあるようです。
拝観は正月三が日と、宝物風入れのある11月3日前後の三日間(だいたい11月1日〜3日)のみ。
内部は見られず、外側のみ間近で見られるといったものです。
(ついでに、11月の3日間のみ貰えるらしいご朱印も行った時に頂きましたので載せておきます↓)
 
ちなみに”舎利殿”とは、お釈迦様の骨を安置した建物のことで、こちらに祀られているのはお釈迦様の”歯”だそうですよ。
なら、”かの有名な金閣舎利殿は?”と思ったのでちょっとだけ調べてみましたが、そっちはわからず仕舞でした


では、本日のメインである佛日庵へ参りましょう。↓


境内の全体像はだいたいこんな感じです。↓

この時期はやはり梅が華やかでしたが、どちらかというと、桜の時期の白木蓮が大変大ぶりで素晴らしいという印象のあるお寺さんですね。
写真左側にあるのが本堂、右側にあるのが円覚寺の開基・北条時宗および北条高時・貞時を祀った廟所(開基廟)です。

廟所は前から見るとこんな感じ。↓

佛日庵の入り口で拝観料100円を納めるとお線香を一本渡されまして、この廟所の正面にあるお線香を立てるところにそれをぷすっと刺してお参りする、という仕組みになっております。
観音様がいらっしゃるのもこちらのお堂です。

他、川端康成の『千羽鶴』の舞台となったという茶室・烟足軒(えんそくけん)なんていうものもあります。↓

内部には基本入れませんが、近づいて中を覗くことは可能です。

佛日庵の境内はとても小さく、少なくとも観光客が見られる場所はこのくらいですね。
楽しみ方としては、花を見ながらのんびりお抹茶をいただいてのんびりする、というのが理想的かと思います。
あとはこちら。↓

かわいいー
非常に大人しい子のようなので、この子と戯れて遊べば最高に充実した時間になるんじゃないかと思います(笑)
では、いただいたご朱印です。↓

こちらで三十三観音巡りの終了となりますので、結願(けちがん)のハンコも押されています。
いやあ、長かったような、短かったような…?
しかしこの日はもう少しうろうろしましたので、もうちょっとだけお付き合い下さいまし


次回(円覚寺塔頭と八雲神社)へ


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鎌倉を歩こう:龍隠庵

2011年07月24日 | 鎌倉お散歩日記
前回(円覚寺)へ


弁天堂の次に行くことになったのが龍隠庵です。
龍隠庵には、前回”薬師如来立像と観音菩薩像が安置されている場所”として紹介した”選仏場”の右横の道を入ってゆくのですが…↓

見た目がこんななので、入っていい場所にはとうてい見えず。
しかし「入ってはいけません」とはどこにも書いていないので、これはわき道探査員としては真偽を確かめねばなりますまい。

そんな訳でこの道を入って行くことにしたのですが、↓

すぐにこんなご親切な案内看板が!
これはもうお誘いを受けているとしか思えません!
さらに先へ進みます。


するとこんどは階段が。↓

私の前にこちらへ迷い込んだ方々がいらっしゃったのですが、その方たちはこの階段を見て戻って行かれました。
これ以上は行ってはいけないと判断されたのだと思います。
しかし実際には、この先への侵入を拒むようなものは何もありません。
という訳でもちろん私は先へ進みます


一番奥に見えるのは円覚寺の山門ですね。↓


そして到着〜。

上は小さな広場のようになっていました。
お寺の方のお住まいと思われる建物の方から全体を見下ろしてみるとこんな感じ。↓


別の方から見るとこう。↓ 

奥の大きい屋根は、本尊・宝冠釈迦如来像などが安置されている仏殿です。
龍隠庵は、円覚寺境内を普段とは全く違った景色として高台から眺められる、まさに穴場のビュースポットだと思います

それにちょっと癒し系だと思いますよ。
この文章とか。↓

見えないと思いますので書き起こしますと、

「御用の方は
 ××(隠れているので読めません)
 叩いてください
 
 朝が早いので夜が早い
 それに時々出かけます  庵主」

な、なんかかわいい…。
飲んだばかりと思われる湯呑み茶碗が積んであったし、木のテーブルが常設されてるし、一期一会って彫られた木が置かれているし。
入り口がわかり辛いだけで、とってもウェルカムなお寺なんじゃないかと思います、本当は。


次回(佛日庵)へ



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鎌倉を歩こう:円覚寺

2011年07月17日 | 鎌倉お散歩日記
前回(東慶寺)へ



さて、鎌倉三十三観音巡りも終盤です。
ついに最後のご朱印をいただくために円覚寺までやって参りました。
といっても、円覚寺自体が鎌倉観音の札所な訳ではありません。
札所は円覚寺山内の塔頭(末寺)・佛日庵ですので、その話はまた後ほど。


瑞鹿山円覚寺は臨済宗円覚寺派大本山、鎌倉五山第二位の、鎌倉では1番目か2番目に大きなお寺さんであろうと思います。
境内には国宝の梵鐘があり、また山内にある塔頭・正続院には国宝建造物である舎利殿があります(拝観は年2回のみ)。
そういえば以前舎利殿の拝観をした時、若いお坊さんが言っていたことが印象的でした。
ニュアンスで大体の内容を申しますと、なんでも、

 この舎利殿で行われる修行は大変厳しく(内容は忘れました)、
 自分はあまりの厳しさで倒れ、入院してしまいました。
 その時病室で、2年(か3年)ぶりにテレビを見ました。
 面白かったです(笑)
 
テレビ、ン年ぶりですか!
ははぁ〜、さすが修行が厳しいといわれる禅寺ですね!
近所のお寺のお坊さんなら、一般の人とほとんど変わらぬ生活をしている方が大半だと思いますが、こういった大寺院のお坊さんになるとやはり違うのですねぇ。


ところでこちら、鎌倉観音の札所でこそありませんが、実は観音様はいらっしゃいます。
いらっしゃるのはこちらの建物。↓

こちらには薬師如来立像と観音菩薩像が安置されています。
そしてなんでもここは”大本山円覚寺百観音霊場 第一番札所”なのだとか。
そう、その名の通り、臨済宗円覚寺派のお寺のみで構成された百観音霊場というものが存在するらしいのです。
百観音というからには恐らく百寺近く巡る訳ですよね…スゴイ。
(ちなみに円覚寺派のお寺は全212寺あるようです。→参考サイトさん「カシャッ!シャカシャカッ!」
しかしこの百観音霊場の話、以前ネットでかなり一生懸命探してみたのですが、びっくりするくらい情報が無い!
その中で一番、というか、唯一詳しいことを書いていらしたサイトさんがこちら。→「新聞屋の道具箱」
こちらの情報をお借りして要点を抜粋しますと以下の通り。

 札所一番は大本山円覚寺。
 2〜6番は円覚寺山内にある塔頭寺院。
 結願も円覚寺百観音。(多分これ↓。方丈前庭園内)
 
 他の札所は神奈川、埼玉、静岡、栃木、群馬、新潟の各県にあり、そのほとんどが檀家寺。
 なお、札所になっているお寺で専用の納経帳をいただいて使用する決まりになっている。
 唱えるお経は般若心経。

この百観音、非常に興味深いですけど、難易度が……


では今回の旅に話を戻しまして。
まず最初に行ったのは山門右側にあるこちら。↓

この階段をずんずんのぼっていきまして、

上まで来ると、正面にこのような弁天堂なるものがあります。↓

ちなみにこの時の私の立ち位置の左横あたり、弁天堂からは階段と並んで正面右に国宝の洪鐘(おおがね)が野ざらしで吊り下げられているのですが、なにぶん私には鐘の善し悪しなんぞ皆目わかりませんで、この話は割愛させていただきまして
弁天堂は鐘の鋳造(1301年)に由来し、鐘と同時期より存在しているようです。
以来、祀られている弁天様は61年ごとの開帳を守っており、現在まで続いているとのこと。
では次回は?が当然気になる所なのですが、結局調べが付きませんでした。
時期が近くなればお寺も世間も情報を出すようになるでしょうから、きっとずーっと先のことなんでしょうね。
でも”前回は…”の話も出てこないところを見ると、次は30年後くらいかな?(笑)

で、この弁天堂の横(というか一体化していますが)に、弁天堂茶屋なるものがありまして。↓

じつは目的はこっちでした
こちらでは甘酒やお汁粉(たしか期間限定)などがいただけまして、私はお汁粉をいただきました。
まあお昼がわりですよ。
ここからの眺めを楽しみながら休憩するのが良い訳です。


望遠もたいして付いていないカメラですので分かりにくいのですが、ちょうど前方にあるのが先に行った東慶寺です。↓

縦に直線の道っぽく見えるところが梅の参道ですね。
こうしてみると、東慶寺と円覚寺弁天堂は、対での拝観がオツかもしれません


次回(龍隠庵)へ


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鎌倉を歩こう:東慶寺

2011年07月07日 | 鎌倉お散歩日記
前回(浄智寺)へ


しばらく音信不通のような状態になっていました
申し訳ありません

さて、次に行ったのは東慶寺です。↓

室町時代には鎌倉尼五山第二位に列せられた由緒ある寺で、明治四年に廃止されるまで約600年間尼寺でした。
別名「縁切り寺」。
東慶寺には以前2009年12月6日に行った時の記事もありますので、よろしければそちらもご覧下さい。→こちら
あの時は黄葉・紅葉が綺麗な頃でしたが、今回は梅のシーズンです。
東慶寺は門をくぐって道の両側に梅の木がずらっと並んでいるというのを知っていましたから、この時期にぜひ来てみたかったんですよね〜。
で、その様子がこちら。↓



やっぱり!
初めて東慶寺を覗いた日からずっと、こちらは”梅の寺”だと思っていたんですよね

しかし実際には、梅だけが見どころのお寺さんではありません。
先の黄葉・紅葉も然り。
あと、例えばこちら。↓

上の写真の方の背後に広がっていて、この小さいけれど里山的な景色が私はお気に入りなのですが…。
こちら、梅雨の頃には菖蒲の畑になります。
わりと最近(6月22日)行った時の様子はこうでした。↓

今年は花が遅いというので6月も末に行きましたが、さすがにちょっと遅かったかな
でも緑が茂る様も私は好きですよ。

あとこちらは知る人ぞ知る、という感じでしょうが。↓

こちらも6月22日の写真です。
春や秋には特に何も無かった岩壁(よろしければ比較に12月6日の散歩のブログをご参照ください)が、6月にはびっちり植物で埋め尽くされています。
接近するとこんな感じ。↓

こちらイワタバコといって、この小さな紫の花の群生を求めていらしたと思われるカメラオヤジさんたちも結構見受けられましたよ。
なんでもこのように大量にびっちり生えているところはあまり無いんだそうで。
私も一度見てみたいと思っていた花でしたが、期待をはずさない見事さでした

と、話を3月に戻しまして。
東慶寺には花の他に有名な御方がいらっしゃいます。
”鎌倉の美男”といえば高徳院の大仏様ですが、対して”鎌倉の美女”と呼ばれるのがこちらの水月観音です。
この観音様は普段自由に拝観できるものではなく、事前に電話か往復はがきで予約をする必要があります。
しかしこの時はちょうど「仏像特別展」なるものをやっておりましたので、入館料300円でサッと入って拝見することができました!
(本来安置してある場所で見たいという方は普段の方が良いかと思いますが。)
もちろん実物を写真に収めてくることは叶いませんでしたので、その時購入した葉書セット(郵便番号欄が5マスしかない昔仕様だったためかなり値引きしてくれました)の写真を載せておきます。↓

湖に映った月を眺めているから、目線が下を向いているのだそうですよ。
こちらは座高34センチ、全長54.5センチと実はかなり小さいのですが、噂に違わぬ存在感と美しさでした

それから他に、国重文の木造・聖観音菩薩立像も。↓

こちらは台座を含め2メートル近くとサイズはぐっと大きくなります。

「髪の毛を高く結い上げているのは鎌倉ならではのスタイルなんです。
 こちらの最大の特徴は、下半身の衣の文様。
 これは土紋(つちもん)といって、粘土を型に詰めて花型の文様を作る。これが鎌倉のこの土地だけに残る大変貴重なものなんです。
 粘土なのでもろくくずれやすく、保存が大変。だからあんまり息なんか吹き掛けちゃダメですからね(笑)」

というのは6月29日のNHK「こんにちは いっと6けん」(という番組があるんです。おそらく東京近郊一都六県のみで放送)よりの情報。
ちなみに「境内の梅の木から採れた梅で作った梅ジャムが7月5日より販売される」と言っていたのですが、この番組の影響で100個以上作ったものが当日の午前中にあっという間に完売したそうで。(これは東慶寺ホームページ情報)
他、「梅ジュース、パウンドケーキなどもいただける」と言っていましたけど、そちらはどうなったんですかね。
しかし私も食べたかった、梅ジャム…。

では、こちらでいただいたご朱印です。↓

とうとう32番ですね。
ご朱印巡りはあと一か所のみとなりました。

次はこの道のちょうど正面、線路や何軒かの建物を越えた先にある円覚寺へ行きます。


次回(円覚寺)へ



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