くらしの情報（11号）

くらしの情報 ゆか

『美肌を目指して♪』

　寒い冬も、なんとなく終わり掛けの今日この頃です。この時期、お肌の乾燥が気になります。お肌が潤っているか、乾燥しているかで、第一印象も大きく違ってきますし、自分自身のメンタルも変わってきます。今日は、お肌について得するお話です、

●悲しいかな、年齢と共に３つ失うもの
お肌を乾燥させる大きな原因は、角質層の潤いの３つの成分である、
①天然保湿因子（角質細胞がもともと持っている保湿成分）
②角質細胞間脂質（細胞と細胞の間にある水分タンクのようなもの）
③皮脂（汗と水分を混ぜあって皮脂膜を作り、お肌の水分蒸発を防ぐ蓋をしています）
が、年齢と共に減少することにあります。赤ちゃんのお肌はプルプルですが、確かに年齢を重ねるに連れて、弾力具合が違います。その補いで化粧品が私たちに必要になってきます。きれいに見せるためが化粧品の役割でなく、本来は、素肌が持つ力を引き出すために考えられて作られているものが、本当の化粧品です。

●乾燥の行方は。
この３つの成分は２０歳を過ぎる頃から次第に減少してきます。乾燥が進むと、角質層が硬く、もろくなります。すると肌の水分を守る機能が低下してますます乾燥するという悪循環が起きます。こうして皮膚の表面はどんどん薄くなり、硬くなり、小じわが増えていきます。また、冬は、寒さから新陳代謝が鈍りやすい上、汗や皮脂の分泌も少なく、より肌が乾燥しやすいです。

●とにかく『保湿と栄養と睡眠』
こまめな保湿が大切です。お化粧水はコットンでのせていますか？手でパンパンは、お肌の上を流れているだけと聞きました。しっかりコットンでなじませましょう。乾燥がひどい方は、２度化粧水をのせるといいですね。栄養は、やっぱり和食です。
お肌の元のたんぱく質が足りないとしわしわになってきます。友人がダイエットを行い、野菜だけを食べて生活していましたら、痩せはしましたが、お肌がしわしわになって、戻りませんでした。毎日、体は新陳代謝しています。たんぱく質は毎日必要です。食べだめはできません。植物たんぱく質・ダイズ製品でつくるお肌は、しなやかでつるつるのお肌を作ります。また老廃物をためないためにも、野菜・海藻を沢山いただきましょう！
油は、ごま油・オリーブ油・ナッツ・ゴマ類など上質の油を使いましょう。細胞膜を丈夫にしてつややかにしてくれます。あとは、やっぱりお米中心生活です。
また夜は成長ホルモンが、日中で受けたお肌のダメージの回復に頑張ってくれますから、２２時から２時の間にはしっかり休みましょう。美肌を目指して、エイエイオー。