食品安全委員会が全頭検査の基準緩和に関して評価案を提出してから、意見を公募したり、各地でリスクコミュニケーションを開催したりと国民の意見を聞く場を設けてきた。
しかし、同委員会は、諮問されたことに関し、科学的に分析することがその役割であるため、公募した意見などから評価の内容が変更されることはない。
政府は、同委員会の評価案と公募した意見などをもとに全頭検査の基準緩和について結果を出し、省令として国内基準を変える。
結局、意見などは何のその。国民がどう考えていようが、基準を緩和すると最初に決めた既定路線ききっちり守ることとなる。
なんだか、国民不在の牛肉だよね。誰が食べることになるのやら。
一方、米国産牛肉はについてのリスク評価は、やっと政府が同委員会諮問するところまできたようである。
しかし、リスク評価を数値で行えるだけの資料がないようです。
まず、20か月齢以下の牛の選別方法。そして米国でのBSE感染リスクや特定危険部位の除去割合。そして肉骨粉を含んだ飼料の規制。
どれをとっても、評価できるような資料の提供を米国から受けているとは思えない。
そもそも、米国ではほとんどBSE検査を行っていないので、リスク評価を科学的に行うのは無理だと思うのですが。
疑わしくは罰せずというのは刑事裁判の話。安全基準の世界では、疑わしくは排除するのが通例。ここのところを間違ってもらっては困ります。
しかし、同委員会は、諮問されたことに関し、科学的に分析することがその役割であるため、公募した意見などから評価の内容が変更されることはない。
政府は、同委員会の評価案と公募した意見などをもとに全頭検査の基準緩和について結果を出し、省令として国内基準を変える。
結局、意見などは何のその。国民がどう考えていようが、基準を緩和すると最初に決めた既定路線ききっちり守ることとなる。
なんだか、国民不在の牛肉だよね。誰が食べることになるのやら。
一方、米国産牛肉はについてのリスク評価は、やっと政府が同委員会諮問するところまできたようである。
しかし、リスク評価を数値で行えるだけの資料がないようです。
まず、20か月齢以下の牛の選別方法。そして米国でのBSE感染リスクや特定危険部位の除去割合。そして肉骨粉を含んだ飼料の規制。
どれをとっても、評価できるような資料の提供を米国から受けているとは思えない。
そもそも、米国ではほとんどBSE検査を行っていないので、リスク評価を科学的に行うのは無理だと思うのですが。
疑わしくは罰せずというのは刑事裁判の話。安全基準の世界では、疑わしくは排除するのが通例。ここのところを間違ってもらっては困ります。