合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido 【日本合気道鴻心館12/14】

2013年12月13日 | 合気道
★12月14日(土)
【家原寺道場へ】
指導員が教えている道場をみに行ってきた。
今日は新練習生も加わり一般部では杖技(裏)の練習もやっていた。

【垣間見る能力】
・昨日は塩田剛三先生の本を少し例に上げて書いてみましたが、
私の言いたいことを述べてくれている方がいます。
漫画家の江川達也。この漫画家が著書の中で以下のように述べ
ています。
―「所詮活字になったものはすべて嘘なんだ」―
―「行間に垣間見えるものこそ読むべきなのだ。そこから、
真実を見通して欲しい」―
合気道でも昨日の話ではありませんが、塩田先生の技術を垣間見よう
としてもそこまでの実力がないと絶対に誰にも見えませんし解りません。
練習に練習をかさねて、自分で苦しみの中から何かを掴んだ人だけしかわ
からないものです。

【書を読む】
昭和13年発刊 河野稔著「無雙直傳英信流居合道」より

昭和13年発刊ですが、
昭和13年という歳は、日中戦争のさなかであり柔道の
加納治五郎先生がお亡くなりになられた年でもあります。
この書の序において頭山満氏がこう述べています。
(以下、旧漢字体は現代風に直しています 例 體→体)
「・・・満州事変に続く日支事変に依り国魂振作の意義がやや明白
となり、跳躍日本の姿が正しい祖国意識の下に大結成すべき時がき
たのである・・・
序全体を要約すれば、維新以来の日本は全く軟弱極まりない
有様であったが、満州事変をきっかけにシャキッとする時期
が来たのである。剣道も竹刀遊戯の感深かりしも、この機会に
おいて精神的に真剣に正しき心身を鍛錬して、武道の精華を発揮
して、興国の元気精神を鼓舞作興すべきだと、述べています。
本文
「十、初學の體度」の項では以下のような指摘があります。 
一「業を習ふの数多きに如かず」
二「其の業未だ熟せずして理氣の工夫を専らにすれば迷ひを生じ熟達しがたし」
三「業の熟するに及び他事は自ら明らかなるべし」
合気技においても三.の自ら明らかになるべし はその通りです。例えば
両手取り(そして交差十字)の合気がわかり次に小手返しの合気業が自然とできる
ようになるものです。
唐突的に古い書を紹介しましたが、こういうものもあるということです。
私は自分に参考にできる処をメモするためにこの書を人から借りている
ところです。

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