合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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何をするにも意識

2020年07月29日 | 雑記
・合気道をやってから
ある年数が経って、合気道の身体操作がある程度できるようになるころ
せっかくやり始めた合気道に満腹感を抱いてやめる人は少なくありません。
 それは、
 運動として合気道をとらえるからというところに一つ原因があります。
 身体操作がわかったから、それで合気道が分かったと思えて満足する。
 ということ。

 ここで踏みとどまり、初段(黒帯)を通過して
 さらに探求していくと
 ひとつの明かりが見えてきます。

 その光明は、身体操作じゃないんだという、結局のところを知る場合のことです。
 
 意識じゃないか!! ということです。
 ただし、いきなりでは絶対わかりません。
 当会の初段でもわかっていないと思います。
 
 何故わからないかというと、無理もないですが
 自我が邪魔して、本当の真理(合気道の本質)を受け入れることを
 無意識に拒否しているからです。

 また、実際、体験(経験を)ともなわないことには
 まず受け入れることができません。合気道の本質です。
 ・執念がないと
 ・素直さがないと
 ・時間をつくれないと
 ・生活に余裕がないと
 ・他(人)に意識をむけることができないと
 ・本気でないと
 これらの一つでも掛けた人には無理です。
 これは、居合道や茶道でも他の世界でも同じです。

 身体操作を教えてもらい
 その裏にある理合を教えてもらい
 その裏側からの意識から、身体操作にアプローチをしない限り
 本当の合気道は分かりません。
 
 以上の内容は当会の2段以上のかたへの標(導)の内容です。
 



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