合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido 【6月25日(水)】堺市の合気道場鴻心館

2014年06月25日 | 合気道
☆平成26年6月25日(水)

【基本Ⅰ】
基本Ⅰは、入門直後にやらせます。やってもらいます。
進級事前審査にもよく登場します、とてもポピュラーな指導科目です。
それだけ鴻心館では重要視しています。なぜならここで躾をしているからです。
それこそ入門初日から少年部緑帯まで、何年も何年も繰り返し指導しています。
基本技、基本関節技×5よりも先に教えています。


①先ずは構え(左右半身を教えます)



②正座(立ち姿⇔正座へ)



③礼 「お願いします」と大きな声で・・




④前まわり受け身



⑤後ろ受け身



それで、基本Ⅰって・・・?
基本的な躾や基本技習得の意味も含めて、それら全部ひっくるめて教えています。
一般部でもやりますが、少年部はあいさつ、返事、入室・退室の仕方、帯のしめかた、話し方(丁寧語)
全て一から教えます。なにより護身よりもまず少年部は礼儀が一番・・という私どもの方針で。

基本Ⅰの内容を簡潔にちょこっと紹介します。

●立ち姿→ ●正座 → ●礼(おねがいします)→ ●立ち姿 → ●運足 → ●前受け身

→●後ろ受け身 →●正座 →●礼(ありがとうございました)

以上が少年部でやっています基本Ⅰです。
どうでしょうか?

私たちがとても大切にしているものみつかりましたか?
「お願いします」 「ありがとうございました」・・これですねー
ありふれたフレーズ、日常会話ですが、とても大切な言葉ですね。

この二つの言葉、一日一回でも家族にたいして使っていますか?
そうですね、ほとんど親に対して、祖父母にたいして子供さんらは
使いませんね。
恥ずかしいというのもありますね、しかし他人にはぜひ使った方がいいですね。
親なら分かって(察して)くれますが、他人さんは厳しいですよ。
だから鴻心館では少年部にあいさつ、返事を基本Ⅰのなかで、しつこいくらいに指導
しているのです。
身内は気持ちや心を先に察してくれますが、他人はそこまでしてくれませんね。
だから、だからこその礼儀作法ですヨ。

大きくなってからでも躾はできるよ・・・
本当にそうですか?

小学校5年生から中学受験始めました・・・
いやいやダメでしょ 遅いですね。
勉強の習慣は一年生から、年長からつけないと
つまり机に座らせる習慣をです。
中学受験させた親ならわかりますよね。私の言ってること

私の教えてる小学校1年生でも、しっかり45分座って集中できている子がいます。
その子がスゴイ・・・いいえ、それを習慣づけた親やおばあちゃんたちがすごいのですね。

そうです、躾もできるだけ早い方が修正がききます。

基本Ⅰって、そういう意味で宝のやまなんですね。

繰り返し繰り返し基本をとる練習を行う
これは世間では薄れてきた躾(大切なところ)を子供に指導するのです。
小学生の間に(14歳ごろの思春期までに)やらないとダメです。
親に代わって、学校に代わって、昔近所にいたカミナリ親父にかわって
私たち鴻心館でしつけているのです。

基本Ⅰの重要性が少しは伝わったでしょうか・・・・。

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