7月29日
当店スタッフの「テツ」が胃捻転を起こし、札幌夜間動物病院にて緊急手術を行い
一命を取り留めました。
詳しい状況を説明すると、犬達に夕食(19:30頃)与え30分程した頃、「テツ」がウンチをして
少しすると吐く仕草をしました。出たものは少量の唾液のようなヨダレの様なものでした。それから、何度か
吐く仕草をしますが同じような状況。普段でも水を吐いたりすることはあるので「またいつものか」とも
思いましたが、回数が多いので「何か異物を飲み込んで吐けないのか?」とも思いました。
次第に「テツ」自身も落ち着かない様子で室内を歩き回っていました。しかし、それ程苦しそうな様子では
ありませんでした。すると今度は歩き回りながら、ウンチを少量漏らしていました。
吐く仕草をしてヨダレみたいなものしか出ないから、食道に何か詰まったか、胃捻転、腸捻転か?と思い
これは、ヤバイと感じました。
掛かり付けの病院にTELするも留守電状態。近所の病院も同じ状況で(この時20:20頃)夜間病院に
TELしたが診察時間が21時からのためここも留守電。「テツ」を見るとウエスト辺りが膨らんできていて
触ると嫌がる状況でした。これは絶対!胃捻転と確信してTELは通じなかったが、夜間動物病院まで
家から30分は軽くかかるので「テツ」を乗せて家を出ました。(20:30頃)
21:00病院到着。腹部が腫れてきたと告げると即レントゲン。診断はやはり「胃捻転」
開腹して胃を元の状態に戻さなければいけないが、費用が高額になるがどうしますか?と聞かれたが
朝まで持つわけないので即答で手術をお願いしました。ねじれてからの時間が短いから軽度の状況だと
思われるが開いて見ないと他臓器への損傷状態はわからないと告げられた。
手術時間約1時間半程で終了。幸い他臓器の壊死等も認められず大丈夫
だろうと・・・
朝まで入院して総額約24万円を支払い翌朝、掛り付けの病院にいくことに。
翌朝、迎えに行くと「テツ」は普通に歩いて、外でオシッコしてました。掛り付けの病院に着くと
いつもの様に院内へ歩いて入っていきました。そこで、色々先生に聞いてきましたが、胃を元の状態に
戻しても、これで「もう大丈夫」とはならないようです。色んな状況があるようですがこの時も
「術後10時間も経っているから大丈夫でしょう」ということで断言はしてくれません・・・
ポチたまの「まさおくんの息子、だいすけ君」も胃捻転で手術した後に死んじゃいましたよね・・・
術後の予後は生存率15~60%程らしいです。近頃はもっと高くなってるという説もありますが・・・
それで、ねじれてからどれくらいの時間で元に戻せば助かるのかを聞いてみましたがケースバイケースで
なんとも言えないらしいです。ねじれ方も様々なのでぐるんと一回転して、肝臓に血流が止まれば30分以内で
元に戻してもすぐ死んじゃうよなんて恐ろしいことを言ってました。
つづく・・・