透明人間たちのひとりごと

オオカミと子ヒツジ かも…

 あるとき、ヒツジの国 flag1 の群れからはぐれた子ヒツジたち
(尖閣諸島)の近くで、オオカミの国 flag10 の仲間たちが悪さを
したのでヒツジの国 flag1 が捕まえました。

 腹を立てたオオカミの国 flag10 では、逆に何かうまい口実や
理由をつけて子ヒツジたち(尖閣諸島)を奪い取ってしまおう
と考えました。

 そこでオオカミの国 flag10 は、ヒツジの国 flag1 の大使を呼んで
言ったのです。

 「子ヒツジは、オオカミ flag10 のものだから仲間を返せ」
 
 ヒツジの国 flag1 は、声を震わせながら答えました。
 
 「 我が国 flag1 の法律にしたがって粛々と処理します」

 すると、オオカミの国 flag10 はこう言いました。

 「取り決めや共同事業は中止にして往来を禁止する」

 仕方なくリーダーひとりを残し他の仲間は解放しましたが、
ヒツジの国 flag1 が、リーダーの拘留期限の延長を決めると
オオカミの国 flag10 は、希少な土の移動をストップして、4匹の
ヒツジたちを人質に取ったのです。

 とうとうヒツジの国 flag1 の政府は悲鳴をあげて、オオカミの
flag10 の仲間を釈放したが、ヒツジの国 flag1 の4匹の同胞の
解放はおろか、まだ何も元に戻らない状態のままなのです。

                  (透明人間1号 創作・監修)

 はてさて

 現在(9/28)までのところでは、こんな感じでしょうか

 いま、尖閣諸島をめぐって、日本と中国がもめています。
 
 中国の漁船が日本の領海で操業し海上保安庁の巡視船
に故意に衝突を繰り返したことから公務執行妨害の容疑で
逮捕し拘留をしたことが事の発端でした。

 尖閣諸島は日本の実効支配下にある日本の領土であって
領土問題自体が存在しない。

 これが、日本の一貫した態度であり姿勢なのですが …。

 領有権を主張する中国は。深夜も含めて再三再四に渡り、
日本の駐中国大使を呼び出しては恫喝ともつかない抗議を
繰り返し、その要求と対抗措置は徐々にエスカレートして
いきました。

 閣僚級の往来を停止し、中国人観光客の日本への渡航を
中止させ、レアアース(希土類)の輸出にストップをかけたり、
さらには、4人の日本人を拘束するなど、その圧力としての
ハードルは日増しにどんどんと高くなっていったのでした。

 ボク は、ことわざで言うところの …

 《憎まれっ子世にはばかる》 という現実と、

 《無理を通せば道理が引っ込む》 という
事実を目の当たりにしてしまったのです。

 日本は中国に譲歩して漁船の船長を処分保留で釈放した
にもかかわらず、今度は逮捕拘留した事への謝罪と賠償を
要求してくるなど、その圧力は増す一方で、日本政府の対応
ぶりは近隣諸国のみならず世界に対しても面目を失いそうな
様相なのです。

 米紙(ニューヨークタイムズ)では、署名入り記事のなかで
「日本の屈辱的外交上の敗北」 と伝えていますし、社説では
「アジアで弱いものいじめの暴漢ぶりを発揮する中国」 … と
記しています。

 これでは、まるで、1号 さんの言うように、
 
 イソップ物語の 「オオカミと子ヒツジ」 の話ですよね。


   ――― 「オオカミと子ヒツジ」 ―――

  あるとき、小川の水を飲んでいる子ヒツジを見つけた
 オオカミは、なんとかうまく、言いがかりをつけて食べて
 しまおうと考えました。

  そこで、オオカミは小川の上手から子ヒツジに向かって
 「おまえが水をかき回すので、水が濁って飲めなくなった」
 と子ヒツジを責めました。

  子ヒツジは、「口の先でそっと飲んでいるだけですから
 そんなはずはありません。 それに、ここは川下ですから
 川上の水を汚すことなどできません」 と言いました。

  難くせをつけるのに失敗したオオカミは、「おまえは去年
 オレのおやじの悪口を言った」 と怒鳴りました。

  子ヒツジは、「去年はまだ、わたしは生まれてもいません
  でした」 と答えました。

  腹を立てたオオカミは、「ええい。もうたくさんだ。おまえが
 なんのかんのと言い逃れをしても、オレはどうであろうとも、
 おまえを食べてしまうぞ」 と言って襲いかかりました。


 【教訓】
  
 最初から悪い企てを決め込んでいる人や国にかかっては、
正しい筋道も道理も通じないということですね。

 どんなに正しい言い分も効き目がなく、いかなる場合でも
都合のいい理由を押しつけてくるということでしょうかeq

 いずれにしても、解決への道は険しそうです。

 結局のところ、中国と日本とは、『キツネとツル』 の関係
なんだと 1号 さんは言います。


      ――― 『キツネとツル』 ―――

  キツネが 「ごちそうをする」 と言ってツルを招待した。
 やって来たツルに平たい皿に入れたスープを差し出すと
 ツルはくちばしが長くとがっているので上手に飲むことが
 できなかった。それを横目に見ながらキツネはおいしそう
 にスープを飲んだ。

  しばらくして、今度はツルがキツネに、「先日のお返しに
 ごちそうをする」 と言って、訪れたキツネに細長い口の壷
 に入れた肉を差し出した。キツネは壷の底にある肉に口が
 とどかず食べることができなかった。それを見ながらツル
 はおいしそうに肉をつまんで食べた。

 【教訓】

 他人を傷つけた者は、いつか同じような報いを受ける。

 あるいは、目には目を、歯には歯をexclamation2 なのかも …

 、そうじゃないって

 それは、大方の一般的な解釈で見方を変えてみれば互い
の誠意が伝わらないだけの話なのだそうです。

 そもそも、

 キツネの家にはキツネがいつも使っている食器しかなく、
細長い口の壷などないのです。
 
 当然、ツルの家にも平たい皿の食器などはないのです。

 ただ、初めからいじわるをする目的ならば、いざ知らず、
誠意を持って招待をするのであれば 《彼を知り己を知る
べきで、中国と日本は互いに分かり合える努力をしなくては
いけないというのが、1号 さんの意見です。

 日中両国間での 【戦略的互恵関係】 とは …、
“なかよし” ではないけれど、お互いの利益のために」 と
いう意味であり、兎にも角にも 《彼を知る》 ことで、悪意は
見抜けるし手も打てるということのようです

 裏を返せば、

 キチンと主張すべきところは主張し、譲歩すべきことには
柔軟に対応するということでしょうか。

 でも、ボク には、どうしても中国の横暴にしか見えない
んだけど …

 、なにはともあれ、隣国である中国相手の交渉事は、

 政治でも仕事でもシンドイ労務なのです。

 これが本当の

 チャイナ・シンドローム という名の

 チャイナ・リスク bombexplosionfire なのかも …

 皆さまも、どうか、くれぐれも、

 bomb3bomb2 exclamation ご注意ください !!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「たわごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事