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太鼓と赤い自転車と地球がともだちの、よしだあいのでんぐりがえり

へてゆく

2005-10-24 | Weblog
金曜日の晩、急遽入院したともだちを見舞ったのち別の友人と高円寺で待ち合わせて飲む。酔っぱらって、彼女のことを
『高校時代からの友達で、人ではないナニカ』と命名。
秀才でその昔インドから日本まで旅をした大好きな変わり者。

居酒屋の、屋根付きの屋外で人ではないナニカと飲んで笑っていたら、風邪を引いた。

翌日、午前中からいそいそと友達やって来て、ぱぱぱと巻き寿司を作って多摩動物園へと向かう。雨、ぎりぎりセイフ。
『コアラ下休憩所』にて、さらに御三方と合流し、寿司食。
芝生にはカンガルーの顔はめ像があって、丈夫なポケットには順ぐりに人の子が出たり収まったりしている。
前にテレビで見たけど、カンガルーの赤ちゃんは、まだ胎児なのに母さんから産まれて、(まだ胎児なのに!)自力でポケットにのぼるんだって。
じつは、ちょっと、ポケットの中に産まれるんじゃないかと思ってた。
本当にアイが思うところの胎児、なのかしら。胎児ではないナニカ、かも。

今回のみどころのひとつは、マレーバクが生んだ赤ちゃん。
マレーバクは、白黒ツートンの、中途半端な鼻がのびちぢみする動物です。

うり坊みたいな赤ちゃんが、やっぱり中途半端な鼻をフンフンさせて、小走りしている。壁ににゅーっと鼻をつけたりして、ほんとかわいらしい。
マレーバクの母さんは、タダじゃあうちの子は見せられないねえ、とか言ってでかいお尻で赤ちゃんバクを隠しちゃう。
入園料払ったくらいじゃダメ。
その尻と壁のあいだに赤ちゃんバクがちょろちょろしていて、しまいにはちょっと身動きできないくらいにはさまれて、観客からは
「アー、アー、」
と緊張の声。

もちろんバク以外にも、鹿とかバファローとか夜行性の動物とか水牛とかオウムとか象とかぐいぐい見て回ったんだけど。
信じられないことに、動物園で撮った写真が、サイが水に浸かってる後ろ姿1枚しかないのだ。おしりの皮の写真。
なんで。

さてそののち実家に帰り、家族に誕生日を祝ってもらい、弟夫婦の家で好き放題をしたのち、翌日のスタジオ4時間ボカスカ。のち、自転車で世田谷→練馬にてお友達のみなさまにお祝いしてもらい、真夜中に月を見ながら練馬→世田谷、自転車飛ばして40分。
まるで健康なひとみたいでしょう。
けほけほけほけほ。
みなさまありがとうございまけほ。

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