Ai Saito BLOG

The Diary Of Sunflower.

リャド展

2023-02-26 17:46:00 | 日常
予定していた母と出かける用事もなくなり
なんだか今日は
体が少しお疲れ気味
なので今日は休息日にしようと
別府国際コンベンションセンターでやってた
“印象派絵画展”を見てきました。
“印象派”で展示してたのは
リャド展と
スィベル・ギュレー展
けっこう人が多かった。

美術館と違って展示即売会だったみたいで
スタッフの人がゴリゴリ説明に来るから
落ち着いて見れる感じとは少し違ったけど
ニコリといなして受け流し〜
でも
自分の感じ方や好きな絵のタイプ
人生哲学まで
気づかせてもらったから
行ってよかったな
やっぱ私
モネが好きだ
印象派が好き

前は
東京都美術館とか
国立新美術館とか
たくさんの展示を見に連れてかれて
いっぱい名画を見たけど
この絵はどうだ、とか
これはいい絵だ、とか
そういう感想は全然出てこなくて
自分に絵のセンスはないんだなーと思ってる
思うのは
『なんかこの絵好き』とか
『この絵、なんか怖い』とか
小学生以下の語彙力表現だけど…w
でもほんとに
名画と言われるものは
どんなに美しい風景や人物を描いていたとしても
どこか怖さや葛藤が見える気がして
そして私は
そういう感じを受ける絵の方が好きみたい

特に何を見ても
そんなに好きも嫌いもなかったけど
モネ展に行った時だけは違って
ものすごーく好きだった
理由はいまいちわからなかったけど
すごく好きで
その理由が今日言葉にできた気がする

近づいて見ると
決して繊細なタッチでもなく
むしろ荒々しくも見えるのに
距離をとって少し離れて見ると
その場所の空気や光がまるで輝いていて
なんとも言えない美しい景色がそこにはあって

そこに
感慨深さがあり切なさがあり
人間的な哲学を感じてしまう
印象派
人間も印象でしかないな
なんて

またモネ展ないかなー
見に行きたい

■ジョアキン・トレント・リャド
スペインの画家で、没1993年(47歳)
20数枚しか原画は描いてないらしく展示してるのも販売してるのも殆どが版画だった。
大きな油絵の風景画が1枚あったけど
それは本当に素晴らしかったなぁ。

■スィベル・ギュレー
トルコ出身の画家。ご健在。
印象派だけどすごくすごく繊細で
とっても美しい絵だと感じた。
販売員の方が一生懸命説明してくれた話によると、
南フランスの島を丸ごとアトリエにして
そこで魚を取り野菜を育て自然を愛でながら
美しいものを描き続けてる方だそう。
そんな感じが伝わる絵でした。

なーんて
絵も大してわからないくせに
語ってしまいました。
休日のご愛嬌ということで。


ai saito
斉藤愛






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