ずーっと大事に使ってる腕時計。
アンティークと呼ぶにはまだまだ新しいけど
1950〜1960年代のTUDOR小薔薇。
ネットオークションで数千円で手に入れて
オーバーホールしてもらって…
『部品も全て当時のものです』って
とってもお気に入りの腕時計。
手巻き時計って好き。
朝出かける時に
自分でリュウズを手巻きして時間を合わせる
そのひと手間が
なんだか自分の今日1日のネジを巻いてるようで
なんか好き。
そして裏側。
多分、買う時に値段が安かったのは
この文字が刻まれてたからなんだと思う
“To Vera With Love fleven”
かな？
このメッセージは愛を綴ってる
遠い昔
誰かが誰かに向けて
愛のメッセージを彫ったものだと思う
この愛はちゃんと届いたのかな？
愛が重なって2人年老いて、この時計は
流れ流れて色んな人の手に渡って
今ここにあるのかな？
それとも…
そんな事を考えてると
まるで映画を見ているような気分になる
今日までの約70年の間に
この時計が刻んできたものは何なんだろう
あなたは何を見てきたの？
今この時計は
ちょっとリュウズが回らなくなったので
先週土曜からメンテナンスに出し中。
帰ってくるのが待ち遠し。
元気になって戻ってきてほしい。
映画の続きを
この時計と刻んでいくよ！
ai saito
斉藤愛
