「う」

眠い。仕事せにゃならんのに、眠い。
寝不足＊風邪薬＝眠い　の式の演算結果になっとる。
今、仕事すると確実に「マウスを握ったまんま意識喪失」になるのでちっと別のことをしてみよう。

向田邦子は「整理下手だが「う」の引出だけは整理してある」と書いていた、という。
「う」＝「うまい物情報」だ。
通販や取り寄せがさほどない時代、貰い物がおいしかったからといってもう一度手にはいるとは限らない。
「どうしてもあれがもう一度食べたい！」という欲望を満たすためには、商品付属の「製品のしおり」を整理し、連絡をとって送ってもらうしかなかったという。

顰みに倣って「う」のBookmarkフォルダを作ってみた。
「これうまそう」じゃなくて、確実に「うまかった！」情報を格納。
増えてきたらサブフォルダを作る。

とりあえず、
■うまかった煎餅（親戚からの貰い物）
■うまかった本くず餅（逑の友達が送ってくれた）
を格納。

頼みたくなりゃ、ここをみて連絡をとればいい。
ただそれだけの備忘録ではあるが。

「仕事が終わったらこれを注文するんだ。食いまくってやる！」という動機付けにはなる。
そーでもなきゃ、たった一人で呪いの言葉を吐き散らしながらの作業なんて遂行できませんがな。

今、冷蔵庫には「うまかった本くず餅」が２箱入ってる。
ハイポーションぐらいの効果は出してくれるだろう。