自分、姐さん女房ですから

あたしの恋も人生も、いつだって思い込みで忙しい。


こないだダリが、一泊でお出かけしてたの。
同行の人もいたからメールでやり取り。
そしたらダリ・・・

「着替えのパンツ忘れた」

だって。

クーーーーーーッ
か～わ～い～～～～～なぁ、もう。
たまらないね。（あげはだけだろうけど）

この二週間ほど、お互い忙しいのと体調不良で、チラッと二度会っただけ。
今夜は久しぶりにデート。
といってものんべんだらりと呑んで過ごすだけだろうけどｗ

あたしの男友達であり、ダリの知人でもある人がいるの。
その人がちょっと前にあたしのことを褒めてくれてたらしい。

「あげは、アゲマンだし姐さん女房でいいと思うよ。」

って言ってたよ、とダリから聞いた。
アゲマンってどんな褒め方だよっ？！
って思ったけど・・・(^_^;)

「姐さん女房よろしくね。」

ってダリに言われて・・・





き、








気に入った！！


『姐さん女房』って言葉がすげーすげー気に入った！！

そうか、あたしってば『姐さん女房』なのね。
『姐さん女房』ってなんてステキな響きなの。

ナイス、男友達！！

『姐さん女房』たるもの、しっかりした女性って感じよね？
そうよ、『姐さん女房』たるもの、かいがいしく世話やく感じ？
それから心密かに『ザ・姐さん女房作戦』を敢行してるあたし。
しかもこの頃ちょうどセーラー服と機関銃をダリと見てて、なんかちょっと任侠ちっくな影響も受けてたあげは。

ダリの家の台所のお掃除をしては思う。
だって、『自分、姐さん女房ですから。』

ちょっと虚弱なダリのためにバナナ酢を作ってあげては思う。
ほら、『自分、姐さん女房ですから。』

ちゃんとご飯食べてね、なんてメールしては思う。
なんせ、『自分、姐さん女房ですから。』

明日の午前中、ダリが出かけるってから、「じゃ、お昼ご飯作って待ってるね」なんて言っちゃったりして。
そりゃね、『自分、姐さん女房ですから。』


あぁ、心の中で歌が流れます。


♪思いこんだら試練の道を
行くが女のど根性
真っ赤に燃える王者のしるし
『姐さん女房』の星をつかむまで
血の汗流せ、涙をふくな～
ゆけ～ゆけ～あげ～は
どんとゆけ～





お願い。







そろそろあたしの思い込みを誰か止めて！！(笑)