「夜明け前の薄闇の中で」
降りしきる雨が街を霞ませ、
何処からともなく流れてくる音律に耳を傾けていました。
夜明け前の薄闇の中で
光を背にした面差は
えも言はず美しかった。
聖女の優しさを堪えた笑みは
僕のこころにやがて沁みわたっていった。
降りしきる雨が街を霞ませ
何処からともなく流れてくる音律に耳を傾けていました。
**********************************
最近、私がよく巡回する先で、詩や詞を見かけるので、
自分が中学生の頃作った詞を、週末なのに孤独じゃん、と思いながら探していたら、
詞は見つかんなかったけど、思わぬものを発見!
上記の詩、
もちろん私が作ったものではありません。
こんな才能私にはない。
20歳くらいから3年半ほどお付き合いした方が私にプレゼントしてくれた詩です。
私のために作ってくれた詩です。
そう、彼は詩人でした。
同じ歳の学生だったのですが、昔から詩作していたようで、
自分で自分の詩集を作り、仲の良い人に配っていたのです。
私も付き合い始めた頃、彼の詩集をもらい、ぞくぞくしながら読んだ覚えがあります。
ちょっと独特で、心の闇に触れるような詩が多かったので。
とてもロマンチックな殿方でした。
バレンタインデーに手作りチョコケーキをあげると、
ホワイトデーには私の似顔絵とそこに短い詩を書いて、そして花束をくれるような人。
純粋で真っ直ぐで、何より私のことをとても愛してくれて、寛容な人でした。
もちろんこんな私と3年半も付き合ったのだから、そりゃあ忍耐強い人でしたよ。
この人、神様なんじゃないかと思うくらい誠実ないい人でした。
私もとても彼のことが好きで、この人と結婚したいと切に思っていました。
まあ、いろいろあって結局は別れてしまいましたがね。
それでもずっと彼が好きでした。
だって初めて長く、深く、お付き合いした人でしたから。
私の今の理想のタイプはと言われたら、彼が原型なのです。
メガネフェチなのも、彼がメガネをかけていたから。
好みの顔も彼のようにキリっとした目のくせに優しい顔の人。
性格だってそう、彼のように懐が広く、心穏やかな人がいい。
何を聞いてもちゃんと答える博識な人。
そうやって私は心のどこかでずっと彼の面影を追い求めていた気がします。
別れてからはたまに電話では話すものの、再会したことはありません。
彼も就職して、偶然にも会うはずのないくらいの離れた場所にいるので。
でも電話ももうしません。
たぶんちょっと前に彼は結婚したので。
結婚する少し前に話した時に、最後だと思って、私の気持ちを正直に告白しました。
あなた以上の人は、あなたと別れてからいない。
誰を好きになっても、誰と付き合っても、私の中ではあなたがずっと一番だ。
たぶんきっとこれからもずっと一番なんだと思う。
というようなことをね、我ながらおバカちゃん。(笑)
そしたら、彼、
そっか。
でもきっと、今の僕が君と付き合っても、
昔の僕にはかなわないんだろうな、きっと今の僕も2番目になるんだろうなぁ。
この一言でなんかスッキリしました。
いや、別にスッキリはしてたんですけどね、
あぁ、その通りだなぁ、ってすごく納得。(おバカちゃん、笑)
過去のきれいな思い出はずっときれいな思い出です。
その時の自分も含め、美しい思い出に、現実がかなうはずありません。
とまあ、暇に任せタラタラ書き綴っていたら真面目でセンチな文章になってしまいました。
運命の人とは会った時にビビッとくるって言うじゃないですか?
私、今まででたった一度、この人と初めて会った時に、ビビッときたんですよ。
あ~、この人、絶対に大切な人になるってビビビッと思いました。
でも別れちゃいました。
っていうことはやはりもう逃してしまったのか
んで、本当は何が言いたかったかというと、
読んだ?
詩、ちゃんと読んだ?
光を背にした面差は
えも言はず美しかった
聖女の優しさを堪えた笑み
↑グフフ、全部あたしのことだからね♪(自慢、自慢♪)
しまった、ずいぶん過去の栄光だ、現実は土曜の夜なのに一人・・・(涙)
皆さんのビビビ経験、あったら教えて下さい!
TB送ります♪
MASHさん
ともっちさん
Kenさま
降りしきる雨が街を霞ませ、
何処からともなく流れてくる音律に耳を傾けていました。
夜明け前の薄闇の中で
光を背にした面差は
えも言はず美しかった。
聖女の優しさを堪えた笑みは
僕のこころにやがて沁みわたっていった。
降りしきる雨が街を霞ませ
何処からともなく流れてくる音律に耳を傾けていました。
**********************************
最近、私がよく巡回する先で、詩や詞を見かけるので、
自分が中学生の頃作った詞を、週末なのに孤独じゃん、と思いながら探していたら、
詞は見つかんなかったけど、思わぬものを発見!
上記の詩、
もちろん私が作ったものではありません。
こんな才能私にはない。
20歳くらいから3年半ほどお付き合いした方が私にプレゼントしてくれた詩です。
私のために作ってくれた詩です。
そう、彼は詩人でした。
同じ歳の学生だったのですが、昔から詩作していたようで、
自分で自分の詩集を作り、仲の良い人に配っていたのです。
私も付き合い始めた頃、彼の詩集をもらい、ぞくぞくしながら読んだ覚えがあります。
ちょっと独特で、心の闇に触れるような詩が多かったので。
とてもロマンチックな殿方でした。
バレンタインデーに手作りチョコケーキをあげると、
ホワイトデーには私の似顔絵とそこに短い詩を書いて、そして花束をくれるような人。
純粋で真っ直ぐで、何より私のことをとても愛してくれて、寛容な人でした。
もちろんこんな私と3年半も付き合ったのだから、そりゃあ忍耐強い人でしたよ。
この人、神様なんじゃないかと思うくらい誠実ないい人でした。
私もとても彼のことが好きで、この人と結婚したいと切に思っていました。
まあ、いろいろあって結局は別れてしまいましたがね。
それでもずっと彼が好きでした。
だって初めて長く、深く、お付き合いした人でしたから。
私の今の理想のタイプはと言われたら、彼が原型なのです。
メガネフェチなのも、彼がメガネをかけていたから。
好みの顔も彼のようにキリっとした目のくせに優しい顔の人。
性格だってそう、彼のように懐が広く、心穏やかな人がいい。
何を聞いてもちゃんと答える博識な人。
そうやって私は心のどこかでずっと彼の面影を追い求めていた気がします。
別れてからはたまに電話では話すものの、再会したことはありません。
彼も就職して、偶然にも会うはずのないくらいの離れた場所にいるので。
でも電話ももうしません。
たぶんちょっと前に彼は結婚したので。
結婚する少し前に話した時に、最後だと思って、私の気持ちを正直に告白しました。
あなた以上の人は、あなたと別れてからいない。
誰を好きになっても、誰と付き合っても、私の中ではあなたがずっと一番だ。
たぶんきっとこれからもずっと一番なんだと思う。
というようなことをね、我ながらおバカちゃん。(笑)
そしたら、彼、
そっか。
でもきっと、今の僕が君と付き合っても、
昔の僕にはかなわないんだろうな、きっと今の僕も2番目になるんだろうなぁ。
この一言でなんかスッキリしました。
いや、別にスッキリはしてたんですけどね、
あぁ、その通りだなぁ、ってすごく納得。(おバカちゃん、笑)
過去のきれいな思い出はずっときれいな思い出です。
その時の自分も含め、美しい思い出に、現実がかなうはずありません。
とまあ、暇に任せタラタラ書き綴っていたら真面目でセンチな文章になってしまいました。
運命の人とは会った時にビビッとくるって言うじゃないですか?
私、今まででたった一度、この人と初めて会った時に、ビビッときたんですよ。
あ~、この人、絶対に大切な人になるってビビビッと思いました。
でも別れちゃいました。
っていうことはやはりもう逃してしまったのか
んで、本当は何が言いたかったかというと、
読んだ?
詩、ちゃんと読んだ?
光を背にした面差は
えも言はず美しかった
聖女の優しさを堪えた笑み
↑グフフ、全部あたしのことだからね♪(自慢、自慢♪)
しまった、ずいぶん過去の栄光だ、現実は土曜の夜なのに一人・・・(涙)
皆さんのビビビ経験、あったら教えて下さい!
TB送ります♪
MASHさん
ともっちさん
Kenさま
ビビビ経験。。
うーん、もしかしたらまだないかも!?
ホワホワ~ン経験ぐらいかなぁ。
関連記事書いたのでTB送りまっす♪
でもとても実はすごく、心に響きました。。
おばかちゃんって仰るけどもかっこいい。伝える勇気と素直さと、本当にいいなって思います。
私も中学卒業時に、クラスの男の子に詩をもらいました^^うーん思い出しました~。
なんて思ってたら…
最後にそう来たか!
ただでは起きない女だな。
そんなアナタに Fall in Love!
TBありがとうございました。
私も送っておきましたので。
ビビビ経験はきっとこれからあるのかもしれませんよ♪
ホワホワ~ンも気になるんですけど・・・。
思い出は永遠に美しいですね。
~mkさんへ~
ありがとうございます!
なんかね、さんざん他の恋愛してたくせに、って感じだったんですけど(苦笑)
でも本当にそう思ってたから、言うだけは言っておきたかったんですよ。
向こうはかなりビックリしてましたけどね。
そうそう、それよりも、このオチが一番言いたかったんですよ(笑)
~鳩子さんへ~
土曜の夜に一人ぼっちだったから、ついついおセンチになってしまったのですよ~。
でも、本来はこのオチを書きたかったんですよ。
だって聖女ですよ、
今じゃ絶対言われないっつー話ですから(笑)
いい思い出じゃないですかぁ。
ごちそうさまでした。
ホントにボーボーさんと同じ人?(笑)
心境の変化ですか?
オフ会のリポートを読んでいると、なんか聖女のせいの字が違うような気がします......。
お話かと思ったら
なるほどねぇ(にやにや)
思わず「えも言わず」
ぐぐってしまった・・
古典用語らしいです。
・言葉にできないほどすばらしい
・言葉にできないほどとんでもない
私的には下のとんでもない
を深く考えてみたほうがいい
とにらんでおります(にやり)
とんでもない女・・・?
詩を作れる人って尊敬だなぁ~
私なんて絶対ムリ!!
そんな人に詩を作ってもらえるなんて
あげはさんラッキーだね~
しかも聖女だなんて・・・
うらやましいわぁ~
詩を書く人は自分のおかれた環境に酔いしれることがあるので、
>えも言はず美しかった。
と綴った可能性も否定できないが・・・
美人だからねえ。
姫は。
ああ。
そういえば。
美・・
みんなといるときは盛り上げ役♪
殿方と2人っきりのときはきっと聖女なんだと思いますわん。
そんなね、ひろぉい胸を持っている人だなって思いましたよぅ。
パワフル力技!だけぢゃなぁい感じ(笑)
いいな、詩を読んでもらえるなんて♪