あなたと初めて出会った時、ピンときた。
絶対この人はあたしにとって大切な人になる。
お互い最初から恋に落ちた。
魅かれあった。
すぐに付き合うようになって、そしてどんどん魅かれていった。
付き合ってから3ヶ月の月日が流れた。
そんな時に、あたしは偶然、昔大好きだった人の結婚を知る。
胸が苦しくて、しめつけられる様な気持ちになるあたし。
あたしはあなたにだだをこねて、こっそり結婚式を見に行きたい、と言った。
それで君の気がすむなら一緒に見に行こう、そうあなたは答えてくれた。
きっと心の中ではむっとしながらも、優しくて甘い声で答えるあなた。
季節は6月、梅雨の時期。
小雨がしとしとと降る日だった。
二人で傘を差しながらとぼとぼ歩く、あたしたち。
ちょっと元気のないあたしの手を、優しく引いて歩くあなた。
教会の鐘の音が響く。
純白のウエディングドレスを着た花嫁さんは、とてもキレイで輝いて見えた。
その隣で、幸せそうに、そして少し恥ずかしそうに微笑む、大好きだったあの人。
ぼんやりと眺めているあたしに、あなたは語りかける。
僕はいつか、この日のことを僕たちの子供に話すんだ。
こうして雨の日にふたりで手をつないで歩いたこと、
紫陽花がとてもきれいに咲いていたこと、
きみをとても好きだということを。
そんな日を僕は夢見ているんだ。
今日の雨は、なんだか温かくて、とても優しい。
帰り道は、相合傘で帰ろうか。
道端の紫陽花は、とてもきれいに咲いていた。
***************************************************************************
事実をもとにしたフィクションです。
かなりきれいに書き過ぎた。
あたしってば本当に間の悪い女なんだよね。
どうしてこうもめぐり合ってしまうのか・・・。
短大を卒業した数年後、あたしはとあるプロダクションでバイトしてました。
そこは、イベントや結婚式のプロ司会、地方テレビやラジオのリポーターやナレーターなどを派遣する会社。
そんな事務所で電話番やスタッフのスケジュール管理、簡単な経理をしていました。
そんな仕事をする、とある日のこと。
いつものように、結婚式のプロ司会発注のFAXが送られてきました。
手にとって見ると、そこには見慣れた名前が・・・。
そう、それは前に大好きで、ストーキングしてた(笑)レイジの名前でした。
(参照:レイジ)
こんな巡り合わせってあるもの~?!
その時、すでに詩人と付き合いだした頃。
彼のことは大好きでしたが、あまりに突然なレイジの結婚が衝撃的で、ショックで泣きました。
そんな悶々とした複雑な気持ちを抱えながら迎えた、レイジの結婚式当日。
あたしはどうしてもレイジの結婚式を遠くからでも一目見たくて、
泣きながらゴネていたら(わがまま)、彼は優しいので一緒に行こうと言ってくれました。
ええ、本当に神様のような方です。
本当は教会まで、グチグチとケンカしながら行った覚えが・・・。(苦笑)
詩人の彼は、手のかかるしょうもない女だな、といった諦めの境地でもあったと思いますよ。
それでも優しくて、深い愛情を注いでくれた彼。
この日から、詩人はあたしにとって絶対的な存在になった気がします。
こんな間の悪い巡り合せも、人生どう転ぶかわからないもんですね。
紫陽花を見ると、この日のことを今でも思い出します。
年とると、どの季節も思い出ばかりでいや~ね。(笑)
紫陽花つながりでTB送らせて下さい♪
☆takeさんの紫陽花の風景
☆モケーレさんの紫陽花
【追記】
☆takeさん演出の優しい雨
☆きみ駒さん作、ふたりのその後の『優しい雨』
おふたりのおかげで、ますます素敵なお話になっていて感動です。
☆ぷよぱぱさんの「浮気モノ?!」
紫陽花にこんな素敵な意味があったとは知らなかったぁ。
絶対この人はあたしにとって大切な人になる。
お互い最初から恋に落ちた。
魅かれあった。
すぐに付き合うようになって、そしてどんどん魅かれていった。
付き合ってから3ヶ月の月日が流れた。
そんな時に、あたしは偶然、昔大好きだった人の結婚を知る。
胸が苦しくて、しめつけられる様な気持ちになるあたし。
あたしはあなたにだだをこねて、こっそり結婚式を見に行きたい、と言った。
それで君の気がすむなら一緒に見に行こう、そうあなたは答えてくれた。
きっと心の中ではむっとしながらも、優しくて甘い声で答えるあなた。
季節は6月、梅雨の時期。
小雨がしとしとと降る日だった。
二人で傘を差しながらとぼとぼ歩く、あたしたち。
ちょっと元気のないあたしの手を、優しく引いて歩くあなた。
教会の鐘の音が響く。
純白のウエディングドレスを着た花嫁さんは、とてもキレイで輝いて見えた。
その隣で、幸せそうに、そして少し恥ずかしそうに微笑む、大好きだったあの人。
ぼんやりと眺めているあたしに、あなたは語りかける。
僕はいつか、この日のことを僕たちの子供に話すんだ。
こうして雨の日にふたりで手をつないで歩いたこと、
紫陽花がとてもきれいに咲いていたこと、
きみをとても好きだということを。
そんな日を僕は夢見ているんだ。
今日の雨は、なんだか温かくて、とても優しい。
帰り道は、相合傘で帰ろうか。
道端の紫陽花は、とてもきれいに咲いていた。
***************************************************************************
事実をもとにしたフィクションです。
かなりきれいに書き過ぎた。
あたしってば本当に間の悪い女なんだよね。
どうしてこうもめぐり合ってしまうのか・・・。
短大を卒業した数年後、あたしはとあるプロダクションでバイトしてました。
そこは、イベントや結婚式のプロ司会、地方テレビやラジオのリポーターやナレーターなどを派遣する会社。
そんな事務所で電話番やスタッフのスケジュール管理、簡単な経理をしていました。
そんな仕事をする、とある日のこと。
いつものように、結婚式のプロ司会発注のFAXが送られてきました。
手にとって見ると、そこには見慣れた名前が・・・。
そう、それは前に大好きで、ストーキングしてた(笑)レイジの名前でした。
(参照:レイジ)
こんな巡り合わせってあるもの~?!
その時、すでに詩人と付き合いだした頃。
彼のことは大好きでしたが、あまりに突然なレイジの結婚が衝撃的で、ショックで泣きました。
そんな悶々とした複雑な気持ちを抱えながら迎えた、レイジの結婚式当日。
あたしはどうしてもレイジの結婚式を遠くからでも一目見たくて、
泣きながらゴネていたら(わがまま)、彼は優しいので一緒に行こうと言ってくれました。
ええ、本当に神様のような方です。
本当は教会まで、グチグチとケンカしながら行った覚えが・・・。(苦笑)
詩人の彼は、手のかかるしょうもない女だな、といった諦めの境地でもあったと思いますよ。
それでも優しくて、深い愛情を注いでくれた彼。
この日から、詩人はあたしにとって絶対的な存在になった気がします。
こんな間の悪い巡り合せも、人生どう転ぶかわからないもんですね。
紫陽花を見ると、この日のことを今でも思い出します。
年とると、どの季節も思い出ばかりでいや~ね。(笑)
紫陽花つながりでTB送らせて下さい♪
☆takeさんの紫陽花の風景
☆モケーレさんの紫陽花
【追記】
☆takeさん演出の優しい雨
☆きみ駒さん作、ふたりのその後の『優しい雨』
おふたりのおかげで、ますます素敵なお話になっていて感動です。
☆ぷよぱぱさんの「浮気モノ?!」
紫陽花にこんな素敵な意味があったとは知らなかったぁ。
そして、かなり美化されるけど・・・。(笑)
詩人の彼なかなかいい人ではありませんか。
一緒に行ってくれる男なんて、なかなかいないと
思いますよ!(そう思うのは私だけかな??)
タイトルの「優しい雨」って、
同じタイトルの歌、小泉今日子が昔歌ってましたよね??
やっぱり結婚式を見に行くだろうなぁ
でも、彼とは行かないかな?
別になにがあるわけじゃなくても
昔の彼(好きな人)っていうだけで
なんだか後ろめたい気がするから・・・。
未練ってことじゃないけど
昔の彼(好きな人)が今頃どうしてるか
なんとなく気になるものですよね。
うりには絶対に無理だと思う…
思い出は思いっきり美化しましょう!
自分だけの宝物ですからね
だいたい
そうでもしなけりゃ
生きてられん
ψ(-▽-)ψウケケケ
「優しい雨」のタイトルにもピッタリですね。
ちょっとウットリしちゃった。
フジコも思い出の旅にでちゃおうかな♪
求ム!!あげはの全てを受け入れてくれる殿方!!
う~ん・・・いるかなぁ・・・
すごいなぁ、詩人さん・・・。
すごいなぁ。
こんな風に愛されたら幸せだろうなぁ・・・。
思い出の美化はありきです。多分。
さゆもそうだと思うとこあるし。
リアルタイムはドロドロだったりも・・・する(苦笑)
でもねぇ。思い出。
ちなみに、6月と雨は、ツライかな、さゆにはね・・・。
姉さんの言う通り、
確かに歳とると、どの季節にも
様々な思い出がゴッソリあって・・・
懐かしくもあり、痛くも・・・あるかなぁ。
全くなんもナイよりはいいのかもね。
大事にしてね。思ひ出。
皆さんも良い週末を!
いい歌だよね。
オイラは見に行く方が「想い出になってる」って感じで問題無いけどなぁ・・・妬かないよ。
「妬かないよ、妬かないけど。帰りは二人でメシ食って帰ろうね!」って言う。
(なんだかんだ言ってちょっと心配 笑)
で、私もアゲハ原作、演出takeで、書いてみました♪
恥かしいけど読んでみてくださいな。