のんきに趣味悠々

バセットハウンドと野山を駆け回り自然観察。
釣りや植物・カエルやトカゲもお楽しみに

撮影開始

2011年04月12日 19時50分21秒 | カメラ・撮影・周辺機器
桜も開花しいろいろ春本番。
いつまでも皆が暗い気持ちでいても、
誰も幸せになれないので私は元気にバリバリ動く事にした。
私の場合、やれる時にやっておかないと
いつ再発するかわからない恐ろしい白血病が潜んでるしね。

動くと言っても、今一番やらなきゃなならない事は植物。
春になってどんどん動き始めるので植え替えや鉢増しが大忙し。
まあこれは毎日せっせと時間関係なくやればOKなので○!

次は昆虫!
これは全く待ってくれない。
なので全ての機材を満載したキャラバンで出動。

今回は黄スミレの花粉を食べるカミキリモドキを撮りに出かけた。
場所は高草山。
毎年開花時にカミキリモドキが食べてるのを撮ってはいるのだが、
今一満足いってなかったからだ。

まあ今までは静岡すみれ愛好会の会長だった事もあり、
この場所へ行く時には常にガイドだった。
当然撮影にも力が入らずピカイチの画像が無い。

今引退したのでもう誰にも気を使わず自由に撮影に専念出来る。

現場から100m下に車を停め、
Nikon D3にPB-6ベローズに
EL Nikkor 80mmを装着し特製リングライト装備。
それにお手製ハンドグリップに
LEDライト2機つけたマシンガンもどきと合体。
これだけで5Kg 以上の重さだ。

なのにもう一機
Nikon D3に55mm MicroNikkorを首にぶら下げた。
これは単純に黄スミレをスナップするだけの物。
(ちょっぴりまだスミレに思い入れがあるのかな?)

目的は1つ!
黄スミレに来たカミキリモドキ!
なかなか現れない。
ちょっと時間遅かった?かな?
すると1匹発見、
正しくモモフトカミキリモドキの雌だ!
体長8mm
(Oedemeronia lucidicollis) 

やった!
これだけを撮りにきてるのでちょっと安心した。
しかし、今年は数が少ない。
あちらこちらを探したが、なかなか見つからない。
そして帰り間近に発見したもう1匹。

これもモモフトカミキリモドキの♀!
今回何故か雄には遭えなかった。

そして今回の副産物。
まずはバッタの仲間のヤブキリの初令(孵化したばかりの幼生)
体長5mm

けして黄スミレを食べてるわけではない、
天敵のいない暖かな斜面を散策してるだけ。


杉林際の打ち枝にも数匹発見。
皆同時期に孵化した仲間たちだ。

そして意外な場所に面白いもの発見。

恐ろしい程の刺トゲの体のすごい奴。
トウホシテントウの幼虫だ。
杉林の枝で隠れていた。
体長7mm

最後の昆虫。
これは夕暮れ時にふわふわ飛んでるセスジユスリカ
ハッチしたばかりの個体なので翅がまだ小さい。
体長8mm


あんなに小さなユスリカも、
良く見るとこんなに翅が綺麗なんです。
触角だって超繊細で格好良い。


何だかんだで犬に留守番させて丸1日撮影三昧。
思いっきり春の昆虫楽しみました。