
知ってる方は知っている野宿のバイブル。
買って読んで直ぐになるほどと思えるより、今までやって来た方が読んでやってみたらなるほどと思える部分がいっぱい。
30年ほど前の著書なので、携帯コンビニの発達した現代・・・もちろんバイクの性能や車高、シート幅、等も・・・すべて当てはまるかどうかは判らないが、林道野宿ツーリングが便利何ものが無い分余計に趣きのあるものだった時代の内容であると思います。
携帯があるから、仲間との合流もツーリング先でも問題無いけど、すれ違いをして会えた時の感動とそれまでに使った無駄な捜索時間も夜の酒の肴の話になっていたのに・・・
それに仕事や家族がテントの中まで追っかけて来る・・・・携帯を切っておける生活の出来る方は幸せですね。
この本の中で読んだ時からズート印象に残り、自分も目指してる内容が・・・というよりオジサン・・・いやオジイサンが・・・

バイクが不調で押して歩いてた寺崎氏にビジネス車にまたがり、リアに完全防水仕様の箱を装備して現れ声をかけてくれたという・・
レッグシールドの裏側にはお煎餅の袋が括りつけられていたそうな・・・
40歳を過ぎた頃、思い出して『CD125T』が欲しくてたまらなくなった・・・
爺さんになったら、家族から飽きられる『家出クソ爺』になってやる。