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シロクマのつぶやき「返り咲けるのかぁ?オヤジィ!」な日記

15年間の子育てによるバイクのブランク、時間が出来た時には体力も金も無い。はたして野宿ライダーに返り咲けるのか・・・

バイブル

2012年03月24日 21時23分11秒 | 書籍




知ってる方は知っている野宿のバイブル。



買って読んで直ぐになるほどと思えるより、今までやって来た方が読んでやってみたらなるほどと思える部分がいっぱい。



30年ほど前の著書なので、携帯コンビニの発達した現代・・・もちろんバイクの性能や車高、シート幅、等も・・・すべて当てはまるかどうかは判らないが、林道野宿ツーリングが便利何ものが無い分余計に趣きのあるものだった時代の内容であると思います。



携帯があるから、仲間との合流もツーリング先でも問題無いけど、すれ違いをして会えた時の感動とそれまでに使った無駄な捜索時間も夜の酒の肴の話になっていたのに・・・



それに仕事や家族がテントの中まで追っかけて来る・・・・携帯を切っておける生活の出来る方は幸せですね。






この本の中で読んだ時からズート印象に残り、自分も目指してる内容が・・・というよりオジサン・・・いやオジイサンが・・・








バイクが不調で押して歩いてた寺崎氏にビジネス車にまたがり、リアに完全防水仕様の箱を装備して現れ声をかけてくれたという・・



レッグシールドの裏側にはお煎餅の袋が括りつけられていたそうな・・・



40歳を過ぎた頃、思い出して『CD125T』が欲しくてたまらなくなった・・・



爺さんになったら、家族から飽きられる『家出クソ爺』になってやる。

寺崎勉の「野宿ライダー」

2009年11月04日 19時37分09秒 | 書籍


寺崎勉の二冊です。25年ほど前に北海道のキャンプ村で知ったこの本は野宿キャンプのバイブルでした。この本を読んでから、お金を払ってのキャンプ場へ行く事が少なくなり、林道沿いがキャンプ地になりました。汚い話だが、「野糞の数だけ野宿が有る。」などと自慢していた頃でありました。

この頃のツーリングスタイルに戻りたいと思っているのですが現実は色々と難しい問題があります。日数的な事や持病の事・・・。もうひとつ、若い頃は一人山の中の林道でテントを張っていても怖くなかったのが何故かこの年になって「お化け」がとても怖くなってしまったのです。とても一人で山の中のテントは・・・。水辺に出るって聞くと余計に・・・。

本の表紙に出ているバイクはホンダXL250S、高校時代の憧れのバイクです。フロントタイヤが23インチも有るんですよ、現在このバイクを所有している知り合いはタイヤを買い込んでました。
この時代のバイクでオーストラリアを一周と8の字に縦横断したんだから憧れました。オーストラりアツーリングなんて何も手がかりの無い時代でしたから。
ヘルメットは確か「AGV・E4」とかいうシステムヘルメットの先駆けの物でした。シールドもスモーク・透明の2枚が重なって付いていたと思います。ホーネットやツアークロスにも欲しい装備です。

今でも、荷物の積載方法などは十分通用する内容だと思います。現在のファッション的ツーリング術本より、もっと泥臭く、みじめな体験からのツーリング術を知る事が出来ます。

「振り返れば地平線」

2009年10月23日 22時16分04秒 | 書籍
25年以上前、学生っだた頃に北海道ツーリングをした。2週間の予定で出発したの一月半も下宿を開けてしまった。
そのほとんどを道東の中標津の開陽台という所をベースに活動をしていた。今ではキャンプ場となっているらしいが、当時はバイク乗りの不法占拠状態のテントの難民キャンプだった。

多くの滞在者が学生が多く、また世の中もバブルの絶頂期っだったのか仕事に対しての不安というものが微塵にも感じられず、反対に今の自分の生き方を省みたり、社会に出た者は仕事に対しての疑問などから休日の期限を過ぎてもテントをたたまず、携帯の無い時代、町の公衆電話から「仕事やめます。」と言った者もいた。
そんな彼をテント村の皆はヒーローのように囃し立てていた。

今からは考えられないことですが、実際、私の大学の同級生達は就職で6つ以上の内定を当たり前の様にもらっていました。そして、警察官、教師になった者以外全員が二年以内に仕事を変わり、次の就職もちゃんと出来ていました。

そんな時代を写し出した一冊だと思います。この本を読んで北海道、開陽台をめざしたライダーも少なくなかった時代です。

三好礼子

2009年10月15日 22時11分05秒 | 書籍
先日、病院通いの途中で時間つぶしに本やに寄りました。
バイク雑誌を久々に覘くと「中村レイコ」さんの記事が目にとまりました。私たしにっとては「三好礼子」ちゃんだ。
若かった時に読んだ片岡義男の「幸せは白いTシャツ」を思い出してしまった。単行本の中の沢山の写真に四国を走る彼女が写っていた。
憧れて、ショウエイの白のジェットヘルにコンペシールドを付けてAGVのステッカーを張ったのを思い出した。いまだに綺麗にピカピカに磨いてあるタンクローリーの後を走ると寄ったり離れたり右や左へ・・。

時間は経ったが素晴らしい歳の重ね方をされているみたいで何だか嬉しかった。