TDU2動画への質問というひょんなことから、また外国語熱に火が付いたアフロです('-'*)ゞ
学校のテストや資格試験で点数取るための勉強ではなくて、単純に「分かりたい!話したい!」という思いから始めた外国語行脚。
実はきっかけはフランス旅行の計画から始まったのでした!
まず最初にとある教室に入会します。その後なんと、たまたまフランスに一緒に行く友人も同じ教室に通っていることが判明!ますます意気投合したのでありました!
その友人は英語で通ってましたが、フランス語も習い始め(複数言語をチョイスできたのです)フランス語の話題と旅行計画をたてつつ、その準備には半年以上も費やすことになりました。
実は、それまでに学校で習った英語を完全に忘れる為に、最初は0から「フランス語だけ」で出発。フランス系、ベルギー系、スイス系、アフリカ系、いろんなネイティブに教わりました。
おかげでフランス旅行は大成功!ツアーに頼らない完全個人旅行が出来ました!
パリでは超安価なユースホステルに宿泊したのですが、宿の予約は、ユース公式サイトでDLしたフランス語のとある用紙(pdf)をプリントアウトし、必要事項を記入してフランスのユースに直接FAXして予約しました。
地下鉄のお得チケットや、いわゆる新幹線みたいな電車の座席指定的なチケットを、いわゆるフランスの「みどりの窓口」みたいなところで、フランス語を駆使して直接購入したり、フランス語でチェックイン&アウト、オープンカフェでもフランス語でコーヒー注文という具合です。
南仏のとある資料館で受付していたおばぁさんや、パリのリュクサンブール公園の中にある小売店のおばぁさんとの何気ない会話。。。あれください、これください、これはいくら?などなど。南仏の道端では、急におばぁさんに時間を聞かれたこともありました。(何故かおばぁさんづいていた!)
また、とある南仏の博物館では牛乳の歴史の展覧会をやっていて(さすが畜産大国!)小学校の課外授業もしていて、それをずっと見学しちゃったりもしました。
見たところ「牛乳」についての授業っぽく、瓶に入った牛乳を振ってバターを作ったりしている小学生たちがいましたが、よく見ると、とある小学生の着ているジャージの側面に、漢字(意味不明のお経みたいな漢字の羅列)がたくさん刺繍されていたりもして「外国の漢字ブーム」を肌で感じたりもしました。
そんな一つ一つがとっても何気ないことでも、言語レベル的にすごく低くても、フランス語を身近に感じたり、自分が発したフランス語が通じるととても嬉しかったです。対応してくれるフランスの方々も、フランス語で話しかけると、明らかに喜んでくれます!(この辺は日本で外国人が日本語を話してくれると嬉しいのと同じかも)
ベルサイユ宮殿では、とある職員さんと30分くらいお話ししましたが、逆に日本語について教えてほしいと言われて、職員さんの日本語チェックしたりしました。
たとえば「NIWA(庭:le jardin)」というメモ書きがありました。おそらく、日本人観光客向けに、カタコトの日本語をメモっていたと思われます!
しかしベルサイユ宮殿にあるような広大な庭は、「NIWA」じゃなくて「TE-EN(庭園)」ですよ、とアドバイスしました!
不思議そうに「TE-EN?マジで?」という感じでしたが、庭よりは庭園でしょう!泣く子も黙るベルサイユ宮殿ですよ!・・・日本語ネイティブとしての意地もあり「絶対TE-EN!間違いなし!」で押し通しました。
その職員さんからは、お礼・・・とまでもないけれど「明日ストライキがある”かも”。ルーブル美術館も空かない”かも”よ?”たぶん”・・・」というプチ情報を頂いたりしました。やたらと「かも・たぶん(peut-etre)」と言っていたので
▼発音サイト~FORVO~peut-etre
http://ja.forvo.com/word/peut-%C3%AAtre/#fr
確実性は「?」だったのですが、予定してたため翌日ルーブル美術館行ったら、やっぱりストで急きょ閉館してました・・・。開館時間まで長蛇の列があったものの、なかなか開館しなかったためみんなでブーイングしてました!おかげさまで、とうとうルーブル美術館には行けずじまいに。苦い思い出です。。。
っというわけで、言葉はまず最初に「会話」がすべてだと確信しています。(「TE-EN事件」では筆談を交えながらの会話でしたが・・・)
私は発音マニア・・・?まではいかないけれど、外国語に置いては、かなり「音」重視の方向で始めます!それが読み書きから入るよりずっと楽しいんですよ!
文字に関しては「手書き文字」マニア!フランス語教室に行っていた時の、ネイティブたちの手書き文字のメモは、いまでも大切に保存しています!私の宝です!(クリックで拡大)
こんな感じです。色とりどりの文字たち。生っぽい感じがいいよネ。(内容については省きます!)
そしてこれはフランスで買った絵本。「3~5歳」用であると書かれていますが、初心者にはこれがいいのだ。「写真=言葉」になっているので、写真を見れば意味が分かります!だから写真とイラストが豊富な絵本もおすすめです!(クリックで拡大)
そんな感じですが、音重視、発音重視、の方向で勉強していくと、様々な壁にぶち当たってきます。個人的にはそれを「ヨーグルトの悪魔」と呼んでいます。。。
こちらの発音サイト。英語の「ヨーグルト」の発音がたくさんあるので、まずはこちらを聞いてみて下さい。
▼発音サイト~FORVO~yogurt
http://ja.forvo.com/word/yogurt/#en
実にいろいろなヨーグルトがありますね!ほとんど「ヨーガー」って聞こえます。ちゃんと最後の「t」まで発音してくれる人は稀です。お年になるほど最後の「t」をちゃんと言うのかな!?わかりません。「ヨーグルト」というカタカナ語を発明したのは誰?罪深き古きカタカナ英語だなと思います。(もしかすると英語起源じゃないのかな?知りませんが・・・)
さて。私が最初に「ヨーグルトの悪魔」に出会ったのは高校生の時。親に半分強制的に連れられて行ったハワイでの出来事です。
とあるショッピングモール内でのフードコートで、アイスが食べたくなり「ヨーグルト」のアイスを注文しようとしました。
けれど何度言っても不機嫌そうに「What?」と言い返され、全然通じません。最終的には指さして、ボディランゲージで「this one」的な注文の仕方で注文。(詳細は忘れました)しかし出てきたアイスは、想像したのと全然違う味で、とてもじゃないけれどヨーグルトの味はしませんでしたが・・・。(ここがいかにも味オンチのアメリカンの味覚ですな~!)
この時、とてもショックだったのを覚えています。「ヨーグルトさえも通じないのか!」と。(そしてヨーグルトの味がしないのか!と(笑)
でも上記発音サイトを見ればお分かりのはずです。それらしく頑張って「ヨーグルト」と英語風(?)に言ったところで、カタカナ英語じゃ通じるわけがないのです!・・・時がたち。フランス語のレッスンの際にも、この「ヨーグルトの悪魔」は襲ってきました。
▼発音サイト~FORVO~yaourt
http://ja.forvo.com/word/yaourt/#br
上記サイトでは割と聞こえてきてますが、実際に目の前で言ってもらった時は何度聞いても分からなかったので、先生にお願いして、何度もゆっくり発音して頂きましたが、それでも聞き取れませんでした・・・。
結局「何言ってるのか全然分からない」鬼畜な発音でした。フランスのボルドー出身の20歳ちょっと過ぎの方でしたが、そんなに訛ってる感じじゃなかったのになぁ。。。あんな発音が、ナチュラルスピードの会話の中でさらっと流れたら、まず間違いなく、文章の中でのヨーグルトの存在さえ分からないと思います。(文脈の中で想像は出来るかもしれませんが)
これが私の経験した「ヨーグルトの悪魔」です!・・・またもう一つ悪魔がいます。こちらは英語になりますが「リスの小悪魔」です!
▼発音サイト~FORVO~squirrel
http://ja.forvo.com/word/squirrel/#en
たくさん発音があって助かります。このリスの小悪魔に出会ったのは、普通に日本の映画館で見た「チャーリーとチョコレート工場」でした。ティムバートン監督のリメイク作品です。
私はこの映画が好きで何度も見に行きました(1000円とかの日に)。5回くらいみたので、5000円近く消費したことになります。今思うとなんだったんだろう・・・あの情熱は。けれど、とにかくあの映画を大画面と大音量で見るのが好きでした。
この映画の中で、とある少女が、ゆっくりと明快な発音で「squirrels」と発音するシーンがあります。リスがたくさん出てくるシーンですので、それが「リス」だと分かります!(字幕も出てるし)
とてもゆっくりとはっきりと発音しているのに、私は真似して発音することが出来ませんでした・・・。何度やっても発音できません。これが「リスの小悪魔」です!・・・ヨーグルトとリスの悪魔たちにはこれからもずっと悩まされ続けるのでしょうか?いつになったら、このキッズレベルを超えることが出来るのでしょうか?
いつの日かきっと、悪魔たちを成敗してやろうと心に誓うのでした。(^_^)/
(補足)コメントがあったので、返信という形で追記したいと思います♪
シマックスさんからのコメント:
>まずは あおみどりさんの学習方法を真似してみます!!
私の方法は、ちょっと横道にそれているので、一応、今日のブログで、第2弾として記事に書いておきましたが、最初は英語ではなかったのです。英語ではなかったために、余計な知識が皆無だったせいもあってか、逆にそれが効果を発揮して、英語脳(英語で英語を理解する)感覚が分かったようなものです。
なので、私と同じ方法をとる場合は、英語で始めるのではなく、英語に似た姉妹言語(ドイツ語とかスペイン語とか)を、ネイティブ式の教室に通ってやってみるという手もあります!
英語とつながってる上に、英語よりも古いので、英語の単語の起源になっている単語がわんさかあります!
英語の単語で分からないのが出てきても、フランス語起源ぽい単語があって、偶然意味が推測出来るものもよくありました。決して無駄にはならない気がしました!むしろ効果抜群でした!
なぜかフランス語をやっていたにもかかわらず、英語脳にも同時に近づくのを実感しました。でも日本語は邪魔でした。文法が違い過ぎるんですよね日本語って・・・。
関係ないですが、英語の連ドラでいうなら「24」はもっともお勧めできません。
やたらと野蛮な言葉が多いし(KILLとかMURDER、Fワードがしょっちゅう出て来ますし)なにより、主人公のジャックバウワーの発音が良くない!空気交じりでシューシュー言ってて、鬼畜な発音でした・・・。さすが、悪役ばかり演じていたキーファーサザーランドだけあって、悪人ぽいのです。ジャックバウワーの発音を真似したら、身の回りでよくないことが起こりそう(笑)
LOSTは文学的な、ファンタジー的な側面があって品があるので、超おすすめです!小説家のスティーブン・キングが、LOSTの大ファンで、一時期は、しゃしゃり出て脚本にも関わっていたそうですよ~。
中でも、小説の話、昔のアメリカのテレビ番組の話、スターウォーズの話がよく引き合いに出されるし、いろいろとしゃれた言い回しをするキャラも多く、こだわりの脚本家が多く関わっていたオリジナリティのあるドラマみたいなので好きです!ぜひ英語音声だけで見てみて下さい!!!!
そして、短い映画より、ここ10年くらいの範囲内での、最近の長い連続ドラマがおすすめです!(あまりに古いのは、英語字幕が表示出来なかったり、言葉使いも古いからやめたほうがいいのかも?なのです。変な死語やアクセントを覚えちゃうかもしれません(笑)
そうそうアメドラといえば、「Smallville」(スモールビル:邦題はヤングスーパーマン)もおすすめです!登場人物に高校生(~大学生)くらいの人が多いので、若々しい(?)英語がたくさん聞けます!実はアメドラの中では、「LOST」と「Smallville」と「Heroes」の3つが大好きだったりします!!この3つはほんと、見まくってました・・・。あまりブログでは語っていませんが・・・。(語ろうとしたけど、いい機会がなかったです)
英語で学ぶ的な方法については、論理的な理由もあるのですが、そのことが書いてあるおすすめの本を紹介しておこうと思います。古本ではAmazonだと1円から売っているみたいですので、ぜひ!
付属CDはなくても全然OK(英語とは関係ない音楽CD)なので、中古でCDなしでも十分だと思います。図書館にもあると思います!私も最初は図書館でこの本を発見して借りて読んで、その後に結局欲しくなって購入しました!
▼Amason:英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法~
http://www.amazon.co.jp/dp/4894512963/
あとは子供向けの絵本の洋書もおすすめ。私はフランスで直に買った、フランス語の絵本しか持ってませんが、絵本は楽しく英語だけで英語がつかめる入り口になると思います!(朗読CDかDVD付きだとなおGOODですね!)
たとえばこんなのが良さげ。日本語排除された洋書だし、いきなり高度なものになると苦手意識が大きくなりますよね。だから私の場合はKIDSレベルのものにも触れています。
▼Amazon:Sight Word Readers: Learning the First 50 Sight Words is a Snap! [ペーパーバック]
http://www.amazon.co.jp/dp/0545067650/
ではでは長くなってすみませんm(__)m。好きな話題だから止まらなくなってしまいました・・・。けれどお役にたてれば幸いです!
返信記事ありがとうございます!!
今回のGW中に言葉を覚えつつ有る、甥っ子を見て
そして今回の記事、日本で働いている外国人の記事を読み。やはり言葉と言うのは耳で聞き、それを見て覚えていくものなのだと感じました。
(余談では有りますが、甥っ子が包丁の事を「半分こ」と言っていました。これがまさに言葉を覚える一歩なのですな~。)
しかし、アフロさん
フランスにツアー無しの旅行に行くとは!!
今の僕のレベルから考えたら凄すぎです!
僕も高校生の時に外国(ドイツ→スイス→フランス)にツアーで連れて行って貰ったのですが、もう何を言っているのかサッパリ。
ルーブル美術館には入れたのですが、1日にで全てを見回る事が出来るはずも無く・・・
今思うとなんと勿体無い事をしたのでしょう(´`)=3
甥っこ君、かわいいざかりですね!!
聞いたままをオウム返ししてるだけで話せるようになっているのがわかりますよね~!
>ドイツ→スイス→フランス)にツアー
いいな~♪連れて行ってもらえるなんて羨ましいです!さっぱりわからないっていうのは当たり前ですし、私だっていまだにさっぱりわかりません(笑)
あくまでKIDSレベルで理解してるってだけですよ~。だいたいは、相手の言ったことを”なんとなく”つかんでいるに過ぎないですし。間違うこともよくあります。
>ルーブル
広そうですよね!入口はあんななのに!
また行きたいな~・・・