
ふっ・・・とした瞬間に、YouTubeで兵馬俑の謎について語ってる動画を見ました。
秦の始皇帝は、ガチであの世の存在を信じていて、水銀の川が流れる宮殿を中心に、自分を守ってくれる巨大な軍隊一式を墓に再現させたと言うけれど・・・。
あの世はともかく、自分なら何と一緒に埋めて欲しいかなぁ?って考えました。
三つ子の魂百まで。。。かどうかはさておき、私は思いました。私は、
文字打ちマシンであると!!!
古風な絶滅危惧種、いえ”器具”種。
ワープロ!!!!!
もう記憶もほぼないですが、お年玉で手に入れた中古のモバイルギアや、親のお下がりのノートパソコンが手に入る前まで、小学生~中学生の頃、焦げ付いて壊すまで遊び倒したもの。
それが、ワープロ!!!・・・その人(人じゃない)、であります。
とにかく壊すまで遊びつくした、うち捨てられたかのような状態の、あのとても魅力的な機械が、自分にとっては、あの頃、ピアノと同じくらい、とても高級なおもちゃだったのです。
文章を書くことは、未だに、自分にとっては、”遊び”、に過ぎません。
その昔。小学校から中学校にかけての頃、くだらない文章、意味のない文章を打っては、一人笑いを繰り返し(危ないw)、今思うと、とてもお茶目な趣味だった「連載もののライトノベル」を書いては印刷し、学校の友達にも回し読み状態に。そして「続きを書いて!」と言われて、幾人かの友達も物語に登場させたりして楽しんでいました。
あやしいポエムもよく書いていたなぁ・・・(遠い目。)
おそらくは世界共通と思われる、あの、中二病、という尊い病にどっぷりはまっていました。
デジタルだけで完結出来る今の時代からすると、印刷するなんて、とても古風な習慣とも言えるでしょう。当時、かろうじて印刷することも出来ていたので、そんな遊びができていたのですね。物持ちの良い家庭に生まれ育ったことに感謝です。
同じ機種とは言わないけど、あの類いの中古の機械を探して手に入れた暁には、しばらくまた遊んだ後、もし死んだら一緒に燃やして欲しいと思いました。
兵馬俑の動画を見ながら・・・。
始皇帝ニキの場合は、今の自分の栄華というか、頂点の幸福というものを、あの世にも絶対に持って行きたい、永遠に頂点でいたいという気持ちが、これでもか!というほど伝わってきますね。
自分とはまるで住む世界が違いすぎて、びっくり仰天の境地でございます。
私なんて、コレ↓、ですからね!!!
今のZ世代の子供達は、これをどう見るだろう?
この機械を知るものは、奇跡的に親がゲットしていたけど、あんまり使ってなくて変な場所に埋もれていたのを発掘して使えてた人(=自分)とか、普通に当時高校生や大学生で、バリバリ使ってましたわ、っていう人、また、おそらくは、バブル世代くらいの大人な方達、それ専門の世界とかがあった時代があったりとかして(知らないけど)きっと、職場で、文書作成のプロ達が、バリンバリンに議事録やらなんやらを、颯爽と作成していた猛者な女子や男子もいたことでしょう。
今ならデジタルだけでほぼ完結出来る時代だけど、おそらくはワープロが文書作成の主導権を握っていた時代は、作家も記者も学校の先生も、オフィスワーカーも、みんながみんな、これでカタカタカタカタ文字変換や、ガッタンゴットン言いながら印刷までをこなしていたんだろうなと思うと、その時代に社会人になれなかった自分がとても悔やまれます。。。(T^T)。。。。
たぶんその時代に、もし自分が社会人になれていたとしたら、もっさもさの達人になるべく、意気揚々と日々、精進していたに違いありません!
それほど自分という人間は、”文筆”という繊細な世界なのに、表面的にはとても筋肉質なごっつい機械というワープロなるものを、愛してやまない人種なのであります。
モバイルギアとノートパソコンから始まった、この長い旅路。。。
今では、ゲームも起動できるようなデスクトップパソコンまであるわけですし、スマフォのフリック入力でも立派に、文書作成からコンビニのプリンターまで送り込んで印刷させたり出来る時代です。
郵便の世界では、もはや印刷したり、切手を貼ったり、わざわざポストに投函しなくても、自宅のパソコンや、片手で軽々持ち運び可能のスマフォから、印刷された文書の実物を、ダイレクトに郵便で送れるサービスなんかも出てきているっていうのだから、すごい時代です。(webゆうびんっていうらしい。)
文章をキーボードで打つっていう世界は、何十年もかけて、じっくり、ゆったりした時の流れの中で、ひっそりと発達に発達を重ねて、”印刷”という行程を踏まなくても、いくらでも文章を共有出来る時代になってしまいました。
そんな世界にあって、印刷機一体型の文書作成専用機械、ワープロなんて、必要はないですね。
本当に、”必要”は、消えてなくなりました。
すっからかんに、塵と消えました。
わざわざ、印刷、するなんてことは、愚の骨頂になりました。
印刷機能と一体化なんてすることは、陳腐な機能と化しました。
デジタルを、デジタルのまま、何も物体としては存在させず、文章を共有出来る時代になりました。
でもさ、でもさー!!!!
やっぱ、とても魅力的に見えるんだよね。ワープロって!!!
実質、必要はないのにね。
もう、全然いらない機械になったのに。
三つ子の魂百まで、っていうことわざを思い知ったよね・・・(T^T)。
もう一度、
死ぬ前までに、
カタカタ言わせて、
ガゴンガゴン言わせて印刷したい。
それが今の自分の本当にかなえたい、夢、となりましたw
文字という文字は、決してスマートには共有できません!!!
まずはもう生産されていないため、中古で動作する機械を手に入れないといけません!!!
そして、どうやって印刷するのか?
もはやまったく分かりませんので、ある程度の知識を入れたり、紙やインクをどうするのか、売っているのか、買えるのか?
ローマ字入力は出来るのか?
ファンクションキーで変換出来るのか?
楽に文章打てるのか?
いろんな不安が脳裏をよぎる。。。
とにかくいろんな 壁 があると思われる!!!
それでも、やっぱり、小学生の魂が80くらいまで、という感じで、今とてもワープロが欲しくなっているので。。。
秋葉に行こう!
~次回に続く!?~