Guitars On Broadway

洋楽とエレクトリックギターの旅路

DIY 過去の作品

2008-03-03 18:01:09 | DIY GUITARS

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2年前から始めたギター&ベース製作もやっとここまで来た。何度やり直したことか。塗装や木工の奥深さを改めて思い知らされた。それにしてもラッカー塗装は難しい。塗って削って磨いてを幾度と無く繰り返す。それも薄く。やりすぎて剥がしてしまうものなら最初からやり直し。これで1ヶ月は棒に振る。こんな感じで2年も経ってしまった。写真でもわかるようにピックアップはまだ装着していない。これが無いとアンプからは音が出ないがボディとネックだけの生の響きはよくわかる。この響きをもとにピックアップ選びがまた楽しい。ギター改造で一番簡単でインパクトのあるのがPU交換だがこれが付けてみないとわからない世界だ。雑誌やカタログでは「太く抜けるビンテージトーン」なんて書かれていたり、様々なサイトでのインプレを見るがどのような楽器とセッティングでの様子かがわからない。へビーメタルとカントリーでは抜けるトーンの価値観が違うのである。しかし、その感覚の違いを数値データで示しても面白くもない話。結局、「買って付けてみろ!」というパターンが正解でほとんどギャンブルである。

ストラトキャスターのカラーは最初からこのオリンピックホワイト。この色にしたら必然的にジミの音に近づけないとならない。これはお約束。そうなるとPUも限られてくる。プレジションベースは50年代のカスタムカラーのダコタレッド。この色がそうなのかわからないが消防車の赤である。50年代の後半から60年代は原色のポップカラーが楽器に使われ始めた時期なので、当時のオリジナルカスタムカラーのビンテージモデルなんかは簡単に新車が買える値段になってしまっている。こんな感じでまだ完成もしていないのにまたボディとネック材を購入してしまった。徐々にパーツを買い集めて作っていくのが楽しみも長く続く究極の分割ローン購入かもしれない。


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