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スプレッドの狭さだけで決めないで!FX会社をトータルコストで考えよう

2023年06月26日 | FX

FX会社を選ぶ基準に「スプレッドの狭さ」を掲げている人も多いと思います。

しかし、スプレッドって狭ければ狭いほど良いのでしょうか。

スプレッドが狭すぎるFX会社には、危険がないのでしょうか。

今日はトレーダーが支払う手数料となるスプレッドについて考えてみました。

 

 

スプレッドが狭いと嬉しいこと

 

スプレッドとは、通貨ペアの売値と買値の差のことです。

トレードする時にあらかじめこの差額を引いて売買するので、

トレーダーの負担になります。

また、スプレッドの額はFX会社が自由に設定でき、最終的にはFX会社の利益になります。

そのため、トレードに必要な手数料として考えられているでしょう。

ただし厳密に言うと、手数料とスプレッドは別物です。

スプレッドは売値と買値の「差」なので、「狭い」「広い」と表現します。

スプレッドが狭ければ狭いほど、トレーダーが支払う額が少なくなるため

スプレッドの狭さを基準にFX会社を選ぶ人が多いのです。

 

 

スプレッド業界最狭レベル!って良いこと?悪いこと?

 

よく国内FX会社のWeb広告に「スプレッド最狭値」と出てくることがあります。

米ドル/円のペアで比較してみると、スプレッドが0.1~0.2銭、なかには0銭というFX会社もありました。

ほとんどスプレッドがかからないということですね。

おそらく、これから国内FX会社でトレードをしようと思っている人は

「スプレッドが広いところは話にならない」と感じるのではないでしょうか。

トレードの度にかかってしまうスプレッドは、なるべく狭い方が良いですもんね。

しかし、海外FX会社の場合は、これほど狭いスプレッドにはなっていません。

狭い水準のFX会社でも、0.9銭~1.8銭(pips)くらいです。

国内に比べると、海外FXのほうが広いスプレッドになっていますね。

それなら国内の方が良いじゃないか!と思う人も多いでしょう。

しかし、実際は海外FX会社を利用する日本人も結構います。

これは「スプレッドの狭さだけで取引するFX会社を決めているわけではない」人がたくさんいるからですね。

 

 

スプレッドと手数料は分けて考えよう

 

スプレッドは手数料のようなものだけど、手数料とは違います。

スプレッドがほとんど0に近い数字でも、他に手数料が設定されている可能性があるので注意しましょう。

例えばスプレッドが0銭でも、取引手数料、入出金手数料、口座維持手数料がかかってしまうFX会社だったら・・・

結局は取引コストが大きくかかることになりますよね。

スプレッドの狭さに飛びつくのではなく、

他に手数料がないか、どんな費用がかかる可能性があるか調べてみてください。

業界最狭値になっていても、よく調べたらたくさんの手数料・費用がかかっていた・・・という場合があります。

 

 

スプレッドが狭すぎるFX会社はユーザーファーストじゃないかも

 

「少額でも始められるように最狭スプレッドにしておいたよ♪」と言われると、

なんだかお得になったような気がしますよね。

トレーダーのために安くしてくれたのかなって。

でも、スプレッド以外の他のところで、トレーダーから搾取しようとしている可能性があります。

スプレッドはFX会社にとって利益になるので、トレーダーから受け取る料金のように考えることができるでしょう。

だから「手数料のようなもの」と表現されるのですね。

トレーダーから適切な料金を取らず、FX会社は運営していけるのでしょうか。

いいえ、彼らはボランティアではないため、どこかで利益を生まなければなりません。

じゃあ、どこで帳尻を合わせるか。

それが「隠れマークアップ」です。

FX口座を開設するのは無料、スプレッドもほぼ無料、

だけど取引の度に数千円払ってくださいね!

口座への入金、口座からの払い出しには別料金がかかりますよ!

今後も口座を使い続けたいなら維持費を払ってください!

これではせっかく手にした資金が減ってしまいます。

最初から全ての手数料・費用を提示してくれれば良いのですが、

書いてあったとしてもかなり小さな字で表記しているところがあります。

スプレッドの狭さに気を取られ、実際にかかる費用を見落としてしまう人がいるので気を付けましょう。

むしろユーザーの利益を考えるなら、スプレッドをしっかり取りつつ、

それをユーザーファーストのサービスに役立てていくべきです。

海外FX会社には「ゼロカットシステム」や「ハイレバレッジ」の嬉しいシステムがありますが、

これを実現しているのは結局、トレーダーから集めたスプレッドによるものなのかもしれませんね。

 

 

Aroon(アルーン)は平均的なスプレッドだけど・・・

 

海外FX会社のAroon(アルーン)は、MT4口座で1.3pips~

自動売買ツール「Aroon Prime Trader」を使う場合は2.5pips~のスプレッドになっています。

これは国内FX会社と比べるとかなり広い方で、

海外FX会社の中では割と平均的な数字です。

でも、その他の手数料や費用は一切かかりません。

入出金の度に手数料を取られることはありませんし、永遠に追加料金なしで口座を使えます。

しかも、有益なストラテジーが入っているFX自動売買ツールを無料で利用できます。

Aroon(アルーン)はユーザーから集めたスプレッドを、

提供するサービスによってユーザーに還元していると言えるでしょう。

こんなに優秀なFX自動売買を使えるなら、ツール自体を有料にしても良いくらいだと思います。

スプレッドは取引スタイルによってはいくらでもコストダウンさせることができるので、

むしろAroon(アルーン)を使った方がお得かもしれませんね。

 

 

今日はスプレッドについてお話ししてみました。

FX会社を選ぶ際の基準になりますが、スプレッドが全てではありません。

他の手数料・費用との兼ね合い、サービス内容やサポートの体制についても

しっかり調べてから決めましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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