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神田伯龍さん

2006-11-29 02:02:16 | Weblog
先日、講談師の神田伯龍さんがお亡くなりになられました。
享年80歳。
伯龍先生の講談は、「母親が子どもに絵本を読むかんじ」で、
大変わかりやすく、ストーリーにハラハラドキドキするものでした。
今年は独演会にお邪魔したり、渋谷の居酒屋で愉快にご一緒させていただいたりしました。
住職でもあり、人生っちゅうものを色々と「わかっている」方でした。
なんかこう、これからも色々と叱られたいと思っていたんですが、残念です。
でも、天国でステキな生活を送っていることでしょう。
いや、自分、他人の前世までよく把握されてるそうなので、
今頃、どっかの国のどっかの家庭で産声をあげてるのでしょうか(笑)
僕の手元には「これはあなたを守ってくれるものだから、常に持ち歩きなさいよ」
といってくれた先生の手ぬぐいがあります。大切にします。
ご冥福をお祈りします。

六代目神田伯龍略歴

大正15年(1926年)6月23日、東京大森海岸に生まれる。本名小村井光三郎
昭和14年(1939年)4月 五代目神田伯龍に入門。三代目神田伯梅を名乗る。師と共に吉本興業に所属。
昭和22年(1947年)4月 四代目神田伯治を襲名し、真打昇進。
昭和57年(1982年)4月 六代目神田伯龍を襲名。
昭和57年(1982年)度芸術祭最優秀賞を「小猿七之助」の話芸で受賞。
平成4年(1992年)十一月 下町庶民文化賞受賞
平成13年(2001年)12月より久々のシリーズ独演會「伯龍世話講談」を開催。第一回演題は、「河内山宗俊、松江公強請」、「刺青奇偶」以後、30回以上続ける。
平成17年(2005年)五月、癌で入院するも二ヶ月で復帰。退院後一週間をおかず、宋朝水滸伝を二時間口演する。以後、以前にも増して精力的に活動。十二月には国立演芸場定席に出演し、十日連続十一口演をこなす。
昭和30年(1955年)十月より各寺院で「日蓮上人御一代記」を口演。現在に至る。PCL時代から映画、砧の試験放送時代からNHKテレビに出演。持ちネタは無数。江戸市井の人々の生活を活写する世話講談の最高峰と謳われ、桂米朝氏、立川談志氏などファンも少なくない。