年が明けて、小松芳アラビア舞踊団第8回公演と、WINTER FESTIVAL in TOKYO
を観てきました。
私は舞踊団の群舞は数年前に卒業?したのですが
(舞踊団が売りとするフォークロアやJazzダンスは
自分には合わないと気付いてから、
無理して自信のないことに挑戦するよりは
得意なことを伸ばそうと思ったため。)、
観るのは大好きで毎回観客として
楽しませてもらっています。
今回もバリエーション豊かで華やかでした。
イントラと出演者の皆さま、お疲れさまでした!
WINTER FESTIVAL in TOKYO
では、
外国人ダンサーとしてはじめてエジプトの
ナイトクラブでアラビア語で歌いながら踊ったという
Zeina(スウェーデン人?)、
ゆるキャラ男性ダンサーのAhmed Fekry、
若さはじけるSaharの踊りを観てきました。
Zeinaは何歳になっても可愛いという言葉が似合う、
また温かみのあるダンサーでした。
Ahmed Fekryは、変に男くさくも女くさくもない、
媚びていない感じが、個人的に好きでした。
Saharは、顔小さくて手足が長い、愛くるしいダンサーでした。
細いのに腰がよく動く~!帰り際に出口で本人を
間近でみたらものすごく顔が濃かった。うらやましい~!
エジプシャン・ベリーダンスは、
あまり計算されつくされていないゆるい感じが
安心感を与えてくれます。
ここ数年洗練されたアメリカンスタイルにちょっと
心奪われ気味だった私ですが、今回のショーをみてから
妙にエジプトくささが恋しくなりました。
エジプトの情勢が悪化する前に、もっとエジプトに
行っておくべきだったかな...
ショーの会場には、何とHANAN(カイロフェスティバルに
毎年出店している衣装屋)の夫妻が来日していて、
衣装(100着以上あったかな?)のバザールを開いていました。
会場に着くまでHANANが来ていることを知らなかったため、
テンションがあがり色々物色してしまいました。
以前の日記に、トルコの衣装が好き!と書きましたが、
やっぱりエジプトの衣装の方がお色気ムンムン!
旦那さまに、以前エジプトでHANANの衣装買いました~!
と歩み寄っていったら、お友達価格にしていただけたので
衣装を2着購入。
1つは特にデザインが気に入ったので、
自分で着ようか...とも迷いましたが
やっぱりちょっと形が合わないため(首が弱いため、
フォルダーネックの衣装がちょっと苦手です)、
生徒さんorお友達に回すことしました。
そのうちお見せしますね(>AOD生の皆さま)
それにしても、エジプトの暴動のおかげで、
観光客やフェスティバルの参加者が減ってしまい
衣装やが日本にまで来ないと衣装が売れないなんて、
悲しい現実です。
エジプトは観光で成り立っている国なので、
今仕事どころか食べるものにも困っている
人がゴロゴロいるのではないかと、
よく心配しています。
ムバラク政権を倒したら皆裕福になれると
エジプト国民を煽ったデモの扇動者が憎いです
先週末は、2月の生演奏ショーのアルハーンの
生音収録リハーサルがありました。
自分の踊りはまだまだ完成していませんが、
ミュージシャンの演奏を聴かせていただいて、
じわーっと鳥肌が立ちました。
エジプトのショーでは、20名くらいの楽団による
オーケストラをバックに
ベリーダンサーが踊るのが一般的なので、
今回の企画のヴァイオリンとタブラのみの
生演奏ショーでは、原曲を再現するのは
きっと難しいだろうと最初は思っていました。
が…
実際に生音を聴いてからは、想像を絶するもの
だったので、身体におもわずスイッチが入りました。
CDで聴く音源よりもずっと情緒が深いです。
ご来場いただける方は楽しみにしていて下さいね
この企画の立案者のGIOUちゃん、本当にありがとう~
話は飛んで…ここ2週続けて、知人のカメラマン君に
依頼して宣材用のレッスン風景を撮っていただきました。
そしたら何と、お師匠さんのプロのカメラマンも一緒に来て
いただき、一緒に素敵な写真を多数撮っていただきました。
お師匠さんは、社交ダンスの世界選手権の撮影のお仕事も
持っているほどの凄腕の方で、(そんな方が栃木にいるとは!笑)、
作品集を見せていただいたら、ド迫力のある写真ばかりで
圧倒されました。
知人のカメラマン君も技術が高くて
(静物画のコンテストでは入賞経験があるほど)、
素敵なショットを多数撮っていただきましたが、
まずはお師匠さんが撮ってくれた動きのある写真の
中で、これはナイスタイミング~!と思ったものを1部載せます。
ハリージ(髪の毛の長さなどを頭の中で計算してシャッターを
切るそうです。感覚的人間の私にはとても無理…)
高速ターン(シャッターチャンスを与えずにごめんなさい~と
思いながら早く回ってしまった意地悪な私。
が、すかさずいい角度で入っていただきました。)
いやぁ、恐れ入りました。
レッスン後にコーヒーを飲みながら、カメラに対する熱意を
伺って、いい刺激を受けました
(動きのある写真を撮るのが面白いんですって)。
同時に、彼らの意気込みと比較すると、
私って現状に甘えすぎかも、と反省しました
カメラにかかるお金なども聞いてびっくりしましたが
お2人には、2月のアルハーンと3月のチャリティーショーにも
撮影を依頼しております(お師匠さまの方はご自分の仕事が入らない
限り来ていただけるそうです)。楽しみです。
ご縁に感謝です