
■■「アクティブシニアフェア」がやってくる■■
大阪府高齢介護室
介護支援課長 熊木正人
●大阪府介護支援課長の熊木です。
皆さんこんにちは。
大阪府介護支援課長の熊木です。 この4月に東京からまいりました新人です。
早速ですが、大阪に来てすぐ気付いたことの一つは、
こちらでは商店街があちらこちらにあること。
商店街、最近、全国的にあまり見かけなくなってきました。
東京では、商店街で買い物するというライフスタイルが合わなくなってしまったようで
す。
時間に追われる東京人には、ぶらぶら歩いて目当ての物を探す暇がありません。
商品に個性はなくても、規模の利益で安く買える大型店がはっきり勝ち残るのが、
「市場原理」が進んだ東京です。
逆に、地方では、商店街自体はあっても、休業ばかりのシャッター街となってしまい
ました・・・。
●大阪の商店街には人情があります。
引越しして最初の週末、小雨の中で、傘を差さずに果物屋さんへ行ったら、
店のご主人が傘を貸してくれました。
東京から来た一見さんの私に対して、です。
人と人とのつながりが残る商店街は大阪らしさの象徴だと思います。
もちろん、商店街で目立つのは、シニアの方々です。
こういう大阪の良さを何とか残していきたいものだと思います。
●「アクティブシニアフェア」がやってきます。
さて、10月31日、暑い夏が去って高齢者の方々が外出しやすくなった頃、
府庁新別館を中心に、今年も「アクティブシニアフェア」が開催されます。
来場者数は目標1万人。
歌って踊っておいしいものを食べられる、シニアの方々のための楽しいお祭りです。
大阪府では、シニアの方々が地域に出て来て活発に活躍されることを応援します。
この、年に一度のわくわくするような祭典で、是非平凡になりがちな日常に喝を入れ
てみては如何でしょう。
おじいちゃん、おばあちゃん、それからこれから退職される方々も、小さなお子様、
お孫さんと一緒に来場してみてください。
子どもたちが喜ぶイベントも、たくさん用意してお待ちしています。
このフェアのもう一つの目的は、
アクティブシニアを増やして大阪を元気にしようと地域で活躍する団体が出展して、
来場される皆様に日ごろの活動をアピールすること。
だから、フェスティバルでなくフェア(見本市)と呼んでいます。
出展されるNPOの皆さまには、大阪のシニア層が「人と人とのつながり」を持つ
きっかけとなる良い機会を提供してくださるよう期待しています。
●アクティブシニアフェアを成功させるため、
現在、中心となる団体が運営会議を開いて「ああしたい」「こうしたい」と熱く楽しい議論を
行っています。
これから、その仲間たちが随時フェアの紹介をしてくれると思いますので、本ブロクも引き続きお楽しみあれ。
それでは、
まずは手元のカレンダーか手帳に、「10月31日(土)、アクティブシニアフェア、
府庁新別館」と書いておいてください。
皆さま多数のご来場を、今から心よりお待ちしています。
●筆者、熊木正人氏の略歴 (写真)
昭和45年6月 東京都江東区生まれ39歳
平成 5年3月 東京大学法学部卒業 厚生省(当時)入省
平成 7年7月 米国・企業福祉研究所勤務
平成 8年8月 厚生省大臣官房政策課
平成12年7月 厚生省老人保健福祉局介護保険課 課長補佐
平成15年7月 フランス・OECD日本政府代表部 一等書記官
平成18年8月 障害保健福祉部企画課 課長補佐
平成21年4月 大阪府高齢介護室介護支援課長