唯心所現

三界は唯心の所現であるとは良く言ったもので、その通りだと感じます。

心境により周囲の風景は違ったものに見えますね。心境が高いとポジティブに捉え、心境が低いとネガティブ意識が出てきます。まったくもって面白いものです。どうしても現在の環境下では、ネガティブ意識が出がちですので、巷ではポジティブシンキングを推奨しています。これはこれで理にかなっているとは思いますが、要はそれによりニュ－トラルな状態、心の針を中心に納め、つまり平静心を常に保つことにより、天とのパイプが正常に働くということだと思います。

逆に下に向くとよからぬ世界とつながるとも言えます。

心の針が中心に収まり、真上を向いた状態だと周囲の環境や風景も、良き点が浮き出て見え、又そのように変化し、心地よい捉われの無い境地に達するのでありましょう。

奥が深く、探求は続きます。