出産話 その２

４月２６日。３９週２日。午前６時すぎ、病院到着。

当然診療時間外なので夜間受付入り口から入ります。
入ったところで、また強烈な痛みが！
うずくまる私に見知らぬおばちゃんが
「産科でしょ。荷物持ってったるわ」と言い、
私のデカイ入院荷物を持って、一緒に産科窓口まで行ってくれました。
後から考えると看護士さんだったのかな？ほんとに助かりました。

産科窓口に着くと、さっそく診療室へ。
「下痢してるし、痛みも一定間隔じゃないので陣痛かどうかわからないけど、耐えられないくらい痛いんです～～」
と言う私に、内診してくれた助産士さんがにっこり笑ってひとこと。
「○○さ～ん、子宮口７cm開いてるよ～。痛かったやろ～。すぐ分娩室行こう」

「エッまじで」

なんとなく、病院行くのを決意したときから「もしや」とは思ってたんですが、
陣痛だったとは
だって息子の時ってもっと痛かったし間隔もきっちり１０分おきに痛くなったのに・・・・・・・・・・

と、思いながら分娩室へ入りました。

そして息子の時は陣痛室で子宮口全開してから分娩室に移ったのに、イキナリ

と、思いながら分娩台へあがりました。

血圧を測り、点滴とモニターをつけると既に陣痛１分間隔で来ています
なんか何の心の準備もないまま「いきんでいいよ～」と言われ、
いきみながら「ああ～、下痢じゃなくて陣痛だったんだぁ」なんて思うと
ものすごく痛いんだけどなんだか笑けてきました。
そんなこんなで、何度いきんだのか忘れたけど
最後のいきみの時、オマタにでかい石が挟まったような感覚
「○○さん、いきむのやめてー。頭出たよ！」と言われた瞬間、赤ちゃんの声がしました。
「赤ちゃん元気やで～。もう声だしてはるわ～。ホラ見て」
と助産士さんが言ったときには、ズルンっと体も出た感覚が。。。
見ると赤ちゃんというよりは紫ちゃんがデッカイ声で泣いてました。

今回は、そんな経緯から１人で生んだので無事に生まれてくれたことが嬉しくて
ちょっとだけナミダしてしまいました。


それにしても、病院着いてから生まれるまで約１時間　はやっ
陣痛が始まったと思われる深夜２時から数えても６時間弱。。。
息子の時には陣痛が１０分間隔で来てから生むまで２２時間かかったので、
今回はほんと、超スピード出産て感じ。
それでもやっぱり生むのはものすごく痛かったけどね。。。


朝８時頃、
病院から家に電話してもらったら旦那さんがめちゃくちゃびっくりしてました。
そら驚くよねぇ。私もびっくりしてるもん。
ほんとは、こんなにすぐ生まれるなんて思ってないから、
昼に母が来たら旦那さんに病院来てもらい付き添ってもらうつもりだったのにね。

そんなわけで、痛みで苦しむ時間が短かったせいか、
産後すぐからスタスタ歩けるし、回復も早かったように思います。
まぁ、会陰の傷は痛かったけども。。。


それより、あのまま家で我慢しなくてほんと良かった。
せめて息子が起きるまでは・・・って思ってたんだけどね。
寝ている息子を残して何も言わずに家を出るのは辛かったけど、
あのままだったらタクシーもしくは自宅出産しちゃうところだったもんね


そのまま入院になってしまったわけだけど、
その日の午後さっそく息子と旦那さんと母が面会に来てくれました。
息子はチョット照れくさそうな顔して、あまり目をあわせてくれませんでした。



しかし、ほんと何度思い出しても笑える出産。。。
娘とウンＰを間違えるなんてねっ


これから出産の皆さま。。。ヘンだぞ、と思ったらすぐ病院に行って下さいね