
タイトル:みんなのいえ
ジャンル:ホームコメディ
簡単なあらすじ
マイホームを建てることになった脚本家の直介と民子(妻)。設計を民子の大学の後輩、インテリア・デザイナーに依頼、施工は大工である民子の父に依頼。出来上がる過程でアーティストと職人の意見がぶつかり合う。…しかし、少しづつお互いを認め始める。やがて家が完成する。
三谷幸喜作品。
三谷さんの作品って、ドタバタコメディってイメージがありますが、本作はちょっと違ってた。随所に三谷さんらしい演出を感じます。
…観る前のイメージとか概念とかって、意味がないと再確認。
ストーリ全般は、割とストレートな作り。起承転結のメリハリが物語りを盛り上げます。家を建てるってテーマは面白いと思いました。
テーマは家ですが、何かの作品をクリエイトするってことは、作る人達の意見がぶつかり合うのは当たり前のこと。そのために指揮する人がいる訳ですが、そこは家を建てる個人が指揮するため、素人の指揮になります。様々な問題に対して判断がぐずぐずになりがちになります。
そんな中で、問題や困難を乗り越えて出来上がる、人間関係を面白く描いているので、いろいろな人が楽しめる作品なのかもしれません。
終わり方と最後のシーンが良いと感じました。
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