はなじろうです。
毎日毎日暑いですねぇ。
夏が特に苦手なわけじゃないけど、こう暑いと参っちゃいます。
それでも!家計を考えてエアコンはつけられませぬ
扇風機のぬるい風で我慢の子です…。
そんなこんなで汗をふきふきひさしぶりに読書なぞ。
実家から持ってきた沢木耕太郎の「檀」。
沢木耕太郎は好きで色々読んでるけど、これは妹が買ってきたものかしら?
いつ頃からか本棚にあり、もう数回は読み返している。
「檀」とは火宅の人であまりにも有名な「檀一雄」のこと。
奥様がその秘められた胸の内を告白する物語形式となっている。
一人称で語られるためか、その心情が手に取るように解かりとても切ない。
奥様は、物語の中で、自分は愛情表現の下手な「貧しい女」だったと言う。
対して夫は、焦がる魂=情熱そのままに生きた。
檀が愛人のもとへと走ったいきさつ、その後のエピソードは
女の子なら誰もが思い当たる「痛み」が伴うが、ただの恨み節ではなく
最後まで嫌いにはなれなかったという夫への深い愛が、ひしひしと胸に迫るように伝わってくる。
「火宅の人」読後にも感じたけど、確かに、檀一雄という男性は実に魅力的だ。
crazy about youってなんだろう…。
結ばれないと解かりつつ、求めあう男と女。
夫婦でありながらすれ違う男女。
あなたには、痛みを伴う愛の経験がありますか?
毎日毎日暑いですねぇ。

夏が特に苦手なわけじゃないけど、こう暑いと参っちゃいます。
それでも!家計を考えてエアコンはつけられませぬ

扇風機のぬるい風で我慢の子です…。

そんなこんなで汗をふきふきひさしぶりに読書なぞ。
実家から持ってきた沢木耕太郎の「檀」。
沢木耕太郎は好きで色々読んでるけど、これは妹が買ってきたものかしら?
いつ頃からか本棚にあり、もう数回は読み返している。
「檀」とは火宅の人であまりにも有名な「檀一雄」のこと。
奥様がその秘められた胸の内を告白する物語形式となっている。
一人称で語られるためか、その心情が手に取るように解かりとても切ない。
奥様は、物語の中で、自分は愛情表現の下手な「貧しい女」だったと言う。
対して夫は、焦がる魂=情熱そのままに生きた。
檀が愛人のもとへと走ったいきさつ、その後のエピソードは
女の子なら誰もが思い当たる「痛み」が伴うが、ただの恨み節ではなく
最後まで嫌いにはなれなかったという夫への深い愛が、ひしひしと胸に迫るように伝わってくる。
「火宅の人」読後にも感じたけど、確かに、檀一雄という男性は実に魅力的だ。
crazy about youってなんだろう…。
結ばれないと解かりつつ、求めあう男と女。
夫婦でありながらすれ違う男女。
あなたには、痛みを伴う愛の経験がありますか?