きょうのできごと。

日々の出来事、思うことをあれこれ。

君の名は。

2016年12月21日 19時32分57秒 | 映画・音楽・演劇
はなじろうです。

水曜日はレディースデイ。
大ヒット中の「君の名は。」を観てきました。
ボロボロ泣いてしまったよ。好きな映画。

タイムトラベルもの、ボーイミーツガール。
往年の名作「時をかける少女」を思い出してしまう。
巷の評判どおり、歳を取ったものにとっては
どこか懐かしさを感じてしまう。既視感。
日本の原風景、岐阜県飛騨市の町並みの美しさ。
今どきの若者が瑞々しく描かれていて
スマホ、組紐、新旧の小道具が上手く使われている。
黄昏の邂逅、彗星が落ちてくる運命の夜。
幻想的なシーンが多くファンタジーとしては大成功。
ただ、ふたりを取り巻く登場人物の造形が浅くて残念。
おばあちゃん、もっとキーマンだと思ったんだけどな。

RADWIMPSの音楽が良かったです。アルバム聴いてみようかな。

海賊とよばれた男

2016年12月14日 18時42分23秒 | 映画・音楽・演劇
はなじろうです。

岡田くん主演の「海賊とよばれた男」を観る。
今回は原作を読んでいない。
前知識は出光興産の創業者がモデルということくらい。
「永遠の0」がとても良かったので、
山崎貴監督による映画化を楽しみにしていた。

感想は、うまくまとまってるなと。

たぶん小説はもっと密度の濃い長い物語なのだろう。
「士魂商才」っていい言葉だな。スピリットって大事。
激動の時代に起業した男たちの情熱はしっかりと伝わった。
こういう先人たちに私たちは本当に感謝しないとね。
岡田くんの特殊メイクは私はそれほど気にならなかった。
90歳代まで自然に演じていたと思う。
小柄だけどすごい存在感。骨太のいい俳優さんになったね。

これから原作を読むのが楽しみです。

永遠の0

2014年07月23日 17時45分07秒 | 映画・音楽・演劇
はなじろうです。

待ち焦がれていた「永遠の0」DVDが届きました。
映画館で一度見たきりなので、
これで思う存分宮部さんを堪能するつもり。
特典のブックレットその他も見応え十分です。

改めて本編を見て…
やっぱり泣いてしまった。。切ない。
特にラストシーンの宮部の表情はたまらない。
あの微かに浮かぶ笑顔は「死を恐れない男の業」であると
なにかの映画評で読んだことがある。
死を選ぶことが尊いとはまるで思わないが
男には「死んでも」やらなきゃならないことがある。

本当に、つくづく。特攻なんて狂気の沙汰としか思えない。
軍のお偉いさんは一体なにを考えていたのだろう?
描き方は超難しいけど、結局、日本人にしか描けないよね。
あの時代、複雑な思いを抱えながら、
自分なりの責任、義務を果たした名もなき男たちへ。
レクイエムのようなこんな映画もいいんじゃないかなと思う。愛に満ちた反戦映画。

物静かで優しく、強い宮部さんを演じきった岡田くんはすごい!
やっぱり宮部久蔵役は彼以外あり得ないかも。日本男児の至宝です!!

コクリコ坂から

2014年05月03日 16時20分26秒 | 映画・音楽・演劇
はなじろうです。

宮崎吾朗監督「コクリコ坂から」を鑑賞。
主演(声の出演)は長澤まさみと岡田准一。
別にこのふたりでなくても?というのが率直な感想。
声優の抑揚がない、特徴のない話し方は、
物語の演出として正解だと思うけど少々もったいない気がした。
ふたりとも好きな声質なので。

いいなぁと思ったところ。

物語の舞台である港町の風景がノスタルジックで良い。
昭和の古き良き時代の雰囲気がよく出ていた。
男の子は男らしく、女の子は女らしく、真直ぐな感じ。
なんでも理屈で片付けるのではなく、
言葉にできないものを大切にしようとする本当の思いやり。
もう失われてしまったかもしれない日本人の美徳。

作中にもあるけど、終戦後の混乱期は、
運命に翻弄され、劇的な人生を送った人はたくさんいたと思うのです。
もう今の時代ではあり得ない、ウケないのかもしれないけど…。
こういう時代遅れのラブストーリーはわりと好きです。

手嶌葵の主題歌もよかったです。

東京タワー Tokyo Tower

2014年04月17日 11時09分11秒 | 映画・音楽・演劇
はなじろうです。

ひさしぶりに「東京タワー」を鑑賞。
昔、TVでやってるのを見て、目が釘づけになった記憶が。
若くて美しい岡田くんを思いっきり堪能できる映画。
そして、やっぱり、
「岡田くんエエわ~ シャワーシーンあるし。デヘ」
と言う、下品なオッサンみたいな感想しか出てこない!
ストーリーもなにもかも現実感に乏しく、
お洒落なロケーションだけが印象的な、ふわふわキラキラした映画。
なんか、すっごくイイ夢見たような気がするけど、
内容あんまり覚えていない…みたいな。

私は、今現在のどっしりした岡田くんが好きです。