12月9日・日曜
昨日のワイルドベリーさんでのコンサートには、RKBのテレビの取材が来てて驚いた。あらぬことをいろいろしゃべったような気がする。。
ジーンズじゃなくて上着も珍しく着てて良かった。。
いつ放送されるのだろう?ウチにはテレビが無い。テレビは見ないのだ。
田園喫茶ワイルドベリーは、糸島の大自然の中にある。ここのコンサートでは通常のコンサート・ホールとは違う醍醐味がいろいろある。
1.夕日の沈むのを見ながら(天気次第)の1時間弱のコンサート(アンコールも入れて1時間超えるときもある)。夕日の沈む時間に合わせるので、10月から3月終わりまでは5時からだ(夏時間は6時スタート)。
2.お客様との一体感が温かい。囲まれて弾いてる感じ。^^
3.なんと無料!のコンサート(ケーキ・セットの注文が必要)・・出演者はもちろんギャラはもらってる。^^
4.土曜が月2、日曜が月1で、あらゆる楽器のそれも相当に極めてる人たちの演奏がカジュアルな雰囲気で楽しめる。
ピアノの吉田雅代さんと、ソナタを2曲-ルクーとモーツァルトのkv305のソナタ(G.Lekeu,W.A.Mozart kv305)、それから、ヴィエニアウスキーの華麗なるポロネーズ第1番とアンコールにクライスラーの愛の哀しみ、喜びと、べートーベンの主題によるロンディーノを弾いた。
「ルクー」という作曲家は皆さんご存じないかもしれない。24歳でなくなった(チフスのため?)ー早すぎる、、もっと生きてたら・・と惜しまれる。
セザール・フランクの弟子で、曲の感じも似てるとこがあるけど、もう少しフランス近代の感覚が多く加味されてる。けど、相当ロマンティックで、でも爽やかさがある。聴く人に親しみやすく、でも随所に彼の個性的なテイストが隠されている。
ヴァイオリンとピアノのソナター二重奏として造り上げていく醍醐味もかなりある。もっともっと弾きこんでいきたい曲だ。
「華麗なるポロネーズ」では相当アドレナリンが出た。でも悪くなかったみたい。次回はもっと余裕で弾けるだろう。
アンコールも3曲弾いた。。今回は自分をプッシュしてソナタ以外は全部暗譜で弾いた。
気がついたら終わったのが6時20分だった。。
帰ってからいろいろ反省した(曲のディテールではない、、楽なゾーンに留まらずもっとチャレンジすべきだとか、、そんないろいろのことだ。)