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工房日記です。
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N-MAX始動不良 セルスイッチ  備忘録 

2018-03-05 22:59:04 | 作業風景
昔懐かしのkeis,rouxと鎌倉散歩に行ったときの写真 C100改90cc~C105改90cc


先日、お客様より電話で、出先でパッドが摩耗し異音がしたので、
緊急で、某大手パーツショップで交換してもらったらセルが回らなくなったと連絡があり
ショップでもABSやインジェクションではないかと点検したらしいですが、
メカの方もお手上げ状態なので、こちらまで運んで修理することになりました。

最近のバイクでも、わりと発生する例のアレかな?ということで、
セルスイッチから分解点検しました。
やはり接点が、腐食ではなく、黒くメッキされたような状態になっていました。
とりあえず磨いて修理完了なのですが、後日ショップの方より原因は?と聞かれ
詳しく説明するのも大変なので、セルスイッチの接触不良でした。とだけ言っておきましたが
もし、メカの方が、これをみることがあったなら参考になればと。

原因は、セルスイッチ接点の異種金属の部分腐食というやつですかね?
片側がステンのニッケルメッキ(多分・・・)で片側が銅、この為、
メッキが摩耗してくると、ただでさえ導通の悪いステンが更に腐蝕(黒色化)し導通しなくなったのではないかと。
では、なぜパッド交換で急に接触不良になったのでしょう?
よくわかりません。ビシ!

推測ですが、パッド交換でキャリパーピストンを戻したので、レバーの握りが硬くなった。
よって、軽く握っただけではブレーキスイッチ動作まで引けない。
当然セルスイッチを押しても動かない。
なので更に強く押す。レバーも強く握る。そして導通する瞬間に、残り少ない接点表面がイオン化傾向したのではないかと。
詳しくは、ステンと異種金属接触腐食でググってください。
雨天でも使用される方は、発生頻度が上がるかもです。
スイッチが水が抜けずらいタイプはですけどね。

実はうちの12Rも似たような症状があり、先日分解したら黒色化していました。
やはり接点はステンでした。
磨きも、目の細かいペーパーでやらないとメッキを削って悪化していくかと・・・


3/5 雨 18℃ 寒からず暑からず 










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