しばらくSheevaplugをいじっていなかったのですが、それというのも色々いじっていたらFlashに入っているOSが壊れたらしく、U-boot以外はいじれなくなっていたのです。
今回、installerを利用してFlashを初期化できたので忘れないうちにメモしておきます。
環境
母艦OS: Ubuntu 10.4 (OpenOCDはインストール済み)
USBメモリ: IOdata 1GB (FAT32でフォーマット済み)
用意するファイル: sheevaplug-installer-v1.0.tar.gz (CDに入っているものまたはダウンロード)
追加したアプリ: php5-cli
手順
1、用意したsheevaplug-installer-v1.0.tar.gzを展開
2、展開したディレクトリがsheevaplug-installer-v1.0であれば、下記の場所にあるファイルを開いて、11行目に書いてあるMACアドレスを自分のSheevaplugの裏に書いてあるものに変更
$ gedit ./sheevaplug-installer-v1.0/uboot/uboot-env/uboot-nand-custom.txt
3、./sheevaplug-installer-v1.0/installerのディレクトリにあるファイルをすべてUSBメモリにコピー
4、SheevaplugにUSBメモリを挿して、母艦とminiUSBでつないで電源を入れる
5、母艦側のターミナルでscreenを立ち上げ、Sheevaplugの画面を表示
# screen /dev/ttyUSB0 115200
6、./sheevaplug-installer-v1.0/直下にあるrunme.phpを起動するのだが、そのままではOSとUSERの認識がうまくいかなかったので、runme.phpの7行目から13行目と43行目から44行目をコメントアウト
$ gedit ./sheevaplug-installer-v1.0/runme.php
7行目から13行目
/*ここからif (strstr($_ENV["OS"], "Windows"))
$WIN32=1;
if ($argc != 2){
print_help_message();
exit(1);
}ここまで*/
43行目から44行目
/*ここから if ($_ENV["USER"] != 'root')
* die("You must run this as rootn");ここまで*/
7、編集したrunme.phpがある場所に移動してrunme.phpを実行
# cd ./sheevaplug-installer-v1.0/
# php ./runme.php nand
8、正常に実行されればUSBメモリの中身がFlashに書き込まれていくはずなのだが、U-bootの画面で停止してしまったので、下のコマンドを入力してSheevaplugが再起動
>> run recover1
9、これで晴れてFlashへの書き込みが始まる
Flashへの書き込みは進捗度合いを%で表示してくれるので、OpenOCDでU-bootを書き換えるときより時間が短く感じました。この方法がマスターできたので、ハードウェアが壊れない限りは元に戻せます。かなり無理なことをやっても大丈夫なので、安心して他のディストリビューションやOSを試すことができます。
参考にしたのはこちらとこちら
今回、installerを利用してFlashを初期化できたので忘れないうちにメモしておきます。
環境
母艦OS: Ubuntu 10.4 (OpenOCDはインストール済み)
USBメモリ: IOdata 1GB (FAT32でフォーマット済み)
用意するファイル: sheevaplug-installer-v1.0.tar.gz (CDに入っているものまたはダウンロード)
追加したアプリ: php5-cli
手順
1、用意したsheevaplug-installer-v1.0.tar.gzを展開
2、展開したディレクトリがsheevaplug-installer-v1.0であれば、下記の場所にあるファイルを開いて、11行目に書いてあるMACアドレスを自分のSheevaplugの裏に書いてあるものに変更
$ gedit ./sheevaplug-installer-v1.0/uboot/uboot-env/uboot-nand-custom.txt
3、./sheevaplug-installer-v1.0/installerのディレクトリにあるファイルをすべてUSBメモリにコピー
4、SheevaplugにUSBメモリを挿して、母艦とminiUSBでつないで電源を入れる
5、母艦側のターミナルでscreenを立ち上げ、Sheevaplugの画面を表示
# screen /dev/ttyUSB0 115200
6、./sheevaplug-installer-v1.0/直下にあるrunme.phpを起動するのだが、そのままではOSとUSERの認識がうまくいかなかったので、runme.phpの7行目から13行目と43行目から44行目をコメントアウト
$ gedit ./sheevaplug-installer-v1.0/runme.php
7行目から13行目
/*ここからif (strstr($_ENV["OS"], "Windows"))
$WIN32=1;
if ($argc != 2){
print_help_message();
exit(1);
}ここまで*/
43行目から44行目
/*ここから if ($_ENV["USER"] != 'root')
* die("You must run this as rootn");ここまで*/
7、編集したrunme.phpがある場所に移動してrunme.phpを実行
# cd ./sheevaplug-installer-v1.0/
# php ./runme.php nand
8、正常に実行されればUSBメモリの中身がFlashに書き込まれていくはずなのだが、U-bootの画面で停止してしまったので、下のコマンドを入力してSheevaplugが再起動
>> run recover1
9、これで晴れてFlashへの書き込みが始まる
Flashへの書き込みは進捗度合いを%で表示してくれるので、OpenOCDでU-bootを書き換えるときより時間が短く感じました。この方法がマスターできたので、ハードウェアが壊れない限りは元に戻せます。かなり無理なことをやっても大丈夫なので、安心して他のディストリビューションやOSを試すことができます。
参考にしたのはこちらとこちら